スマホスピタル鹿児島店ではAndroidスマホのバッテリー交換も承っています。今回はZenFone 5(ZE620KL)のご紹介です。

スマホ修理のスマホスピタル鹿児島店です。
天文館のテンパーク通りで営業しておりiPhone修理をはじめ、XperiaやGalaxyなどのAndroid端末の画面交換やバッテリー交換修理を行なっています。

今回はZenFone 5のバッテリー交換についてご紹介します。
先日荒田からご来店されたお客様は2年ほど使用されているZenFone 5のバッテリーの消耗が早く使いにくくなってきたそうです。

バッテリーの寿命は約2年とされているので丁度バッテリーの劣化が進み、交換時期になったと思われます。

さっそく修理に入ります。
ZenFone 5は背面から展開をしますが、iPhoneのようにネジ留めされていなく強力なテープで固定されています。
ヒートガンなどで温めてからゆっくり剥がします。
この時に塗装が剥がれてしまう事や、傷がある端末だと割れる事があるので慎重に作業を進めます。
ZenFone 5の背面パネルには指紋認証機能があり本体とコネクターで繋がっているのでコネクターにも気をつけながら展開をします。

展開した状態がこちらになります。
まだ指紋認証のコネクターが外せないので、背面パネルを完全に分離させる事も出来ません。
上部に黒いカバーがあるので最初にこれを外します。
一部ネジが隠されているので外し忘れがない事を確認してカバーを外します。
カバーが外せたらバッテリーのコネクターを外して電気が流れなくしてから指紋認証のコネクターを外し背面パネルを分離させます。

こちらが分離させた状態です。
画面のコネクターや上と下の基板を繋ぐフレックスケーブルなどが取り付けられています。
バッテリーを交換するには先にフレックスケーブルをはずします。
バッテリーは裏面がシールで固定されているのでシールを剥がしますが、画面のコネクターも裏面にあるので傷付けないように慎重に取り外します。

逆に画面交換の場合はバッテリーを一度外さないといけないので傷つけたり変形してしまうと不具合の原因になってしまいます。

無事にバッテリーを外すことが出来ました。
一旦新しいバッテリーを取り付けてしっかり充電が出来るかなど動作の確認を行います。

問題が無ければバッテリーを固定して元の状態に戻していきます。
背面パネルを再度固定するには新しいテープを張る必要がありますが、写真の左側のように剥がしたテープが残っているとガタガタになり綺麗に固定が出来なくなるので、綺麗な状態にしてから取り付けます。

特にこのZenFone 5のように背面パネルに指紋認証機能が付いている機種はポロっと外れてしまいコネクターが切れてしまうと指紋認証が使えなくなってしまうので、しっかり取り付けます。

バッテリー交換後にはバッテリーの減り方が違うし、心なしか動作が早くなったととても喜んでいただけました。