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スマホのタッチパネルが反応しない原因!対処法や修理方法など解決策も紹介 | スマホスピタル
スマホのタッチパネルを何度タップしても反応しない、反応する時としない時がある、一部分だけ反応する。スマホを操作していて急に反応が悪くなってしまったがどうすればいいかわからないなど、スマホのタッチパネルが反応せずお困りではありませんか?
今回はそんな方のために、スマホのタッチパネルが反応しない・反応が悪い際の原因や対処法を紹介します。
原因により、正しい対処法を実践することで正常に動くようになるケースもあります。
スマホのタッチパネルが反応しなかったり、動きが遅いと感じている方は是非参考にしてみてください。
Contents
スマホのタッチパネルが反応しない5つの原因
まずは、スマホ画面が反応しないときに考えられる原因を紹介します。
スマホの容量・スマホの負荷
たくさんのアプリを立ち上げたままにしていたり、バックグラウンドで複数のアプリが動いている場合、ブラウザのタブを複数同時に開いていたり、ブラウザの検索履歴やアプリのキャシュが溜まっていると、スマホに負荷がかかって、スマホの反応が悪くなることがあります。
他にも、写真や動画・アプリ・さまざまなデータを保存している場合、データストレージの空き容量がなくなることでスマホに負荷がかかり、スマホの画面が反応しない原因となることがあります。
一度にたくさんのアプリを起動させていると、スマホに負荷がかかってしまいます。また、操作していなくても、バックグラウンドで動いているアプリもスマホの動作に影響しています。使っていないアプリは終了させるようにするなどスマホの負荷を軽減しましょう。
スマホの画面の汚れ
画面に汚れがあるとセンサーがうまく反応せず、タッチパネルの動きが悪くなることがあります。
また、あまりにも汚れがひどいと、タッチパネルが反応しないこともあります。汚れがスマホをタッチしているのだと誤作動して、あなたの指のタップに反応しなくなるのです。
スマホの画面には、指や耳にスマホを当てて通話したときのほおの皮脂汚れが付着するため、意外と汚れやすいのです。通話や操作後は、クリーナーで画面を清潔に保ちましょう。
また、お風呂場や洗面所などでスマホを使用している場合、画面に水分が付着している場合も、上手く認識せず、タッチパネルが反応しない場合があります。
指が乾燥している
指が乾燥しすぎていると、スマホのタッチパネルが作動しないことがあります。スマホのタッチパネルは、指の静電気によって、センサーが反応・作動します。
指が乾燥していると静電気が起こりづらくなるため反応が鈍くなり、タッチパネルがまったく反応しないことが起こります。
普段ならば、指先には微量の水分や汗があります。
しかし、冬場や、もともと手や指先が乾燥しやすい人は水分が不足していることがあります。
タッチパネルを使用するときは、指にある程度の湿り気が必要です。指が乾燥していてスマホ画面が反応しないときは、おしぼりなどで指を適度に湿らせたり、指先に息を吹きかけたりしてから操作してみましょう。
ただし、タッチパネルに水滴がついてしまうと、タッチパネルがうまく反応しなくなります。指の濡らしすぎには注意してください。
保護シートによる影響
スマホ画面に、保護シートやフィルムを貼っている人は多いでしょう。
タッチパネル操作にきちんと反応するように作られていますが、商品によっては感度が悪くなってしまい、タッチパネルが反応しにくくなることがあります。
特に、一般的な保護シートよりもガラスシートを使用している場合、フィルムが厚過ぎることでタッチパネルの感度を悪くしていることが多いようです。
また使っていくうちに保護シートが浮き上がり、そのすきまにゴミや汚れが付着して、動作に支障をきたしている可能性も考えられます。
スマホ本体の故障
スマホが反応しにくくなった、頻繁に反応しなくなる、完全に反応しない症状が起こっている場合は、スマホ自体の故障の可能性があります。
画面が割れているなど見た目にもわかりやすい故障の他にも、落下や衝撃や持ち運びによる振動などで、内部のタッチセンサーの劣化や破損により、タッチ切れと呼ばれる症状で、スマホの画面が反応しなくなるケースもあります。
この場合、スマホの画面交換修理で改善する可能性があります。内部パーツを交換することで治るケースもありますので、スマホの寿命か故障かわからない場合は、買い替えとあきらめる前に、一度修理店などに相談してみると良いでしょう。
スマホ・iPhone修理のスマホスピタルで画面交換を依頼する
スマホのタッチパネルが反応しない際の5つの対処法
では、次にスマホの画面が反応しない時にできる対策について紹介します。
不要なアプリの削除やキャッシュのクリアをする
スマホに負荷がかかると、スマホの画面が反応しないことがあります。スマホの処理をするのに負荷がかかっている要因を取り除きましょう。
不要なアプリ・データを削除する
ストレージの容量が圧迫している場合は、普段から使用していないアプリや、不要な動画や写真のデータを削除しましょう。定期的に不要なアプリがないか見直す癖をつけておくと良いでしょう。
キャッシュを削除する
Webサイトの閲覧をした時に、一部のデータは再度読み込まれた際に読み込みを早くするために、キャッシュを溜めている状態になっています。読み込みが早くなるのでキャッシュは便利な機能ですが、溜めすぎると逆にデータ容量を圧迫してしまい、タッチパネルの反応にも影響することがあります。
Safariのキャッシュ削除手順(iPhone)
1.「設定」をタップ
2.「Safari」をタップ
3.「履歴とWebサイトデータを消去」をタップ
上記の手順でSafariでWebサイト閲覧時のキャッシュが削除されます
Google Chromeのキャッシュ削除手順(iPhone/Android)
1.Google Chromeを起動
2.画面右下の三つの点をタップ
3.「設定」をタップ
4.「プライバシー」をタップ
5.「閲覧履歴データの削除」をタップ
6.削除するデータをタップ
上記の手順でキャッシュを削除します。
スマホを再起動する
不要なデータを削除しても、タッチパネルが反応しない場合、スマホを再起動してみるのも1つの手です。
一度再起動することで、バックグラウンドで動いているシステムやアプリも終了し、スマホへの負荷がなくなって症状が改善するケースがあります。
スマホの画面を常に綺麗な状態に
スマホの画面は指紋などがつきやすく、通話中は画面が顔にあたることで皮脂などがついて汚れやすいものです。普段から画面の汚れが目立ってきたり、通話後や操作後には、こまめに汚れを拭き取り清潔にしておくのがよいでしょう。
スマホの汚れは皮脂によるものなので、服の袖口やティッシュペーパーなどで拭いても、汚れが取り切れないことが一般的です。できれば、メガネクロスや専用のスマホクリーナーを用意しておくとよいでしょう。
ウェットティッシュは汚れを落とすのに向いていて携帯にも便利ですが、成分によってはコーディングを剥がしてしまう危険性があるので注意してください。
その他、汚れふき取りやすくしてくれるガラスコーティングをしておくのも良いでしょう。
手袋モードの設定を確認する
Android OSを搭載したスマホの場合、機種によっては手袋モードと呼ばれる機能が搭載されています。手袋モードがONになっている場合、手袋を着けたままタッチパネルが操作でき冬に便利な機能ですが、少し肌に触れたり、ポケットに入れたりしているだけでも、勝手に反応してしまい、誤動作の原因になっている場合があります。
タッチパネルの反応が鈍いときには、手袋モードをオフにしてスマホ画面が反応するか試してみましょう。
画面保護シートを貼りなおす
画面保護シートがタッチパネルの感度を悪くしている場合は、保護シートをいったん剥がして、メガネクロスや専用のスマホクリーナーで画面をキレイにし、タッチパネルの反応が変わるかどうかを試してください。
もしも、この方法でスマホ画面の反応が良くなったなら、保護シートが原因の可能性が高いです。タッチパネルの反応・感度に問題がない、新しい保護シートに付け替えるようにしてください。
また、画面映りのキレイさから今はガラスシートを利用する人が増えてきました。
しかし、ガラスシートは厚みがあるため、どうしてもタッチパネルの反応・感度が悪くなりがちです。目安の厚さは「0.2mm~0.25mm」くらいの、できるだけ薄いものを選んだほうが、タッチパネルの感度は安定するでしょう。
最近では、フィルムの代わりに塗るガラスコーティングで、画面を強化する方法もあります。
スマホ修理に出す
ここまでご紹介した方法でも、スマホ画面が反応しない、度々反応しなくなる場合は、買い替えとあきらめる前に、修理を検討しましょう。
画面割れなど、見た目に異常が見当たらなくても、スマホの画面が反応しない場合は、タッチセンサーに異常がある場合もあります。スマホの画面が反応しない症状は、故障の場合、勝手に直るものではありません。早めに修理に出しましょう。スマホの画面が反応しなくなったときの修理する方法や、依頼する際の注意点は後述します。
また、画面割れやひびが原因での場合は、症状が改善しても、放置しておくと、ひびが大きくなり、そこから水分や異物が中に入り込んで、内部の基盤を損傷してしまうことがあります。
また、スマホの画面が反応しないのとは逆に、ひび割れによる振動を勝手に感知し画面が勝手に動く「ゴーストタッチ」と呼ばれる症状が出る可能性もあります。これによりパスワードのロックがかかって初期化しなければいけないなど、さらに状態を悪化させることがあります。
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スマホのタッチパネルが反応しない状態で操作する方法
どうしても、すぐにスマホの通知やデータを確認したい場合や、修理や買い替えの前にデータバックアップを行いたいなど、タッチパネルが反応しないスマホを操作する必要がある場合は、マウスを使ってスマホの操作をする方法があります。
Andoridスマホにマウスを接続する方法
Galaxy・Xperia・Google Pixel・AQUOSなどAndroid OSを搭載したスマホの場合は、有線のマウスで操作する場合に必要な手順と準備物は以下の通りです。
- USB Type-Cや、micro-USBなどお使いのスマホのUSB規格を確認
- USB Type-Cなど、該当の規格から標準USBへ変換するアダプターを用意
- 変換アダプタとマウス・スマホにそれぞれ接続
変換アダプタはものにもよりますが、数百円~1,000円前後のものが多いです。
iPhoneにマウスを接続する方法
iPhoneと有線のマウス接続は以下の通りです。なお、マウスが接続できるのはiOS 13以降の端末です。また、Assistive Touchがオンになっていない場合、設定が必要です。完全に画面操作が全くできない場合や、事前に設定できていない場合、使用できない可能性があります。
- Lightningコネクタを標準USBへ変換するアダプターを用意
- iPhoneの設定アプリを起動
- アクセシビリティを開く
- タッチをタップ
- Assistive Touchをオンにする
- 上記の手順で、画面ポインタが表示されると操作が可能になります。
iPhone・Androidともに、Bluetooth接続の無線マウスも使用できますが、接続後に設定が必要です。まったく画面が反応しない場合は接続できない可能性があります。
Apple Storeや各メーカーの正規修理では、データを初期化されてしまう可能性がありますが、マウス接続がうまくいかない場合でも、スマホ修理専門店であれば、データを守って修理してくれるケースがあります。また、比較的修理期間も早いので、急ぎの場合は相談してみると良いでしょう。次の章で修理方法別のメリット・デメリットを紹介します。
スマホのタッチパネルが反応しない際の修理方法
Apple正規修理サービスプロパイダで修理する(iPhoneの場合)
例えば、iPhone 11 Pro Maxの画面修理の場合、Apple Care+に加入していれば3,700円ですが、通常価格の場合は50,800円となります(2023/8/7時点:Apple公式HPより)。
Apple正規修理サービスプロパイダのメリット・デメリット
メリット
- 保証が適用される場合、費用が安くなる
- iPhone純正パーツを使って修理してもらえる
デメリット
- 保証適用されない場合、費用が高額になる
- 修理にあたってデータを初期化される
- 修理に時間がかかるケースがある
スマホメーカーで修理する(Androidスマホ・その他スマホの場合)
スマホメーカー修理のメリット・デメリット
メリット
- 保証が適用される場合、費用が安くなる
- メーカー純正パーツを使って修理してもらえる
デメリット
- 保証適用されない場合、費用が高額になる
- 修理にあたってデータを初期化される
- 原則工場での郵送修理となり時間がかかる
メーカー保証が適用される場合は費用が安くなりますが、同じ故障でも自然故障以外は保証が適用されないなど保証適用の条件があるケースも少なくありません。また、手続きや修理に時間を要するケースがあります。
またデータは保護されませんので、データを守って修理したい場合や、修理を急ぐ場合、保証範囲外の場合はスマホ修理店に相談しましょう。
iPhone・Androidともに、携帯キャリアでの修理という選択肢もありますが、こちらもメーカー修理とメリット・デメリットは類似しています。携帯キャリア独自の補償の加入している場合は検討してみると良いでしょう。
スマホ・iPhone修理業者に依頼する
スマホ・iPhone修理の専門業者で修理する場合、全国に数多くの店舗があり、画面交換などであれば即日で修理してくれるメリットがあります。保証適用されない場合は、メーカーより修理費用が安くなることが多いでしょう。
スマホ修理業者のメリット・デメリット
メリット
- メーカー修理よりも保証適用外の場合修理費用が安い
- 最短即日で修理してもらえる
- データを守って修理してもらえる
デメリット
- メーカー保証の適用外になる
- 互換性のあるパーツでの修理になる
スマホ・iPhone修理業者の場合は、店舗展開しているケースが多く、持参すればその場で診断・修理をしてもらえるケースが多いでしょう。費用も比較的に安いですが、中には使用するパーツが粗悪な分、安い値段で修理をする業者もありますので、信頼できる業者か見極める必要があります。
スマホ・iPhone修理のスマホスピタル
スマホ・iPhone修理のスマホスピタルは、全国に店舗を展開し、総務省登録修理業者の認可を受けています。厳しい基準をクリアした修理技術と、厳選した品質のパーツで、画面交換修理なら最短15分~1時間程度で対応しています。タッチセンサーの不具合や画面割れでスマホの画面が反応しない症状でお悩みの場合は、まずはお気軽にご相談ください。
さらに、データを残したまま修理ができるので、手間のかかる面倒なデータバックアップの必要がありません。ただし、修理の内容によってはデータ削除が必要な場合もありますので、ご来店の際にご相談ください。
スマホのタッチパネルが反応しない際の修理費用
保証が適用される場合は、メーカーや携帯キャリアの保証修理を利用するのが良いでしょう。以下はスマホスピタルの画面交換修理(重度)と、保証が適用されない場合の各種料金例です。
画面交換の場合 | スマホスピタル | メーカー・携帯キャリア修理の場合 |
iPhone Xの場合 | iPhone画面修理(重度)
8,700円~(税込) |
通常価格(保証適用外)の場合
42,800円 ※Apple公式修理 |
Xperia XZ3の場合 | スマホ画面修理(重度)
24,800円~(税込) |
ディスプレイ修理(補償適用外)の場合41,140円
※docomo公式HPより |
※スマホスピタルの価格は新宿アルタ店の価格です。状態や機種により、費用は異なります。2023/8/7時点の情報ですので、お近くのスマホスピタル店舗のHPにてご確認ください。※メーカー公式の情報は、2023/8/7時点のApple公式HP、docomo公式HPより引用しています。
スマホスピタルでは、iPhoneもAndroidスマホの修理にも対応しています。タッチパネルが反応しなくなったスマホの修理もお任せください。
タッチ切れと呼ばれる、スマホの画面が反応しない症状も、ほとんどが画面内部のタッチセンサーの不具合で画面交換で改善するケースが多いです。万が一基盤修理が必要な状態の場合には、修理期間をいただきますがスマホスピタルで対応しています。修理後の保証も最大6か月(症状等によって異なる)ありますので、修理後のサポートも安心です。
修理事例:【修理時間1時間】 iPhone XSタッチ切れ・タッチセンサーの故障を修理しました!|スマホ・iPhone修理のスマホスピタル
スマホの画面が反応しないトラブルが解決しない場合は
仕事でもプライべートでも、スマホを使わない日はほぼありません。スマホの画面が反応しなくなると、仕事の重要な連絡や、友人や家族との連絡が取れなくなる、ネットが使えなくなるなど、生活そのものに支障が出ることも多くなりました。
スマホの画面が反応しなくなった場合は、まずは今回紹介した自分でできる方法で改善するか確認してみましょう。
そのうえで、修理が必要だと疑われる、または自分では修理が必要か判断できない場合は、スマホスピタルなら最短即日で修理を行います。お近くの店舗で、まずは無料で診断を行い、必要な作業やお見積りをご案内いたします。初めての修理でも安心してご相談ください。
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2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。
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