豆知識
iPhoneとAndroidのバッテリー容量の違いとは?バッテリー容量が少なくても長持ちするのは何故?その疑問にお答えします! | スマホスピタル
Androidのバッテリー容量は4,000mAh以上が普通で,、多い製品だと13,000mAh
バッテリー容量とは
1.【mAh】の意味
スマホのような小型のバッテリーでは電流が小さいため、mA(=ミリアンペア)という単位で表されます。
m(ミリ)は1/1000を意味し、1mA=0.001Aです。
時間は1時間単位なので、hourのhで表されます。
つまり1mAhは、1mAの電流を1時間流すことができる容量という意味になるんです。
ここまでが基礎知識として考えると、次にこんな疑問が出てきませんか?
2.モバイルバッテリーの最大容量に対して充電できる回数が少ないのでは?
例えばモバイルバッテリーの搭載容量が10,000mAhに対してiPhoneSE(第二世代)
は1,821mAhなので、およそ5回はフル充電できそうですよね。
でもこれ実は違うんです。
充電する際に発生する電圧変換よって、充電ロスが起きることで勘違いが生まれているのです。
通常のモバイルバッテリーは3.7Vで、スマホのバッテリーも3.7Vなので
電圧変換のロスがないように思えるかもしれませんが
スマホの充電時の定格電圧は5Vなので、モバイルバッテリーの3.7Vを
5Vまで上げてやる必要があるのです。
つまり、モバイルバッテリー内で5Vへ電圧変換後、スマホ内バッテリーで
3.7Vに電圧変換という作業が発生するため、自然とロスが発生するのです。
このことから、実際にモバイルバッテリーから充電できるのは表示容量の
50-60%程度と言われています。
それではここから、AndroidとiPhoneのバッテリー容量の差について言及していきます。
バッテリー容量に差が生まれるワケ
まず前提として、iPhoneとIOSは共にApple社のみが設計しています。
これは自社が設計したOSを自社が作ったiPhoneに合わせて作っているため
当然親和性が高くなりますよね。
その一方、Androidはオープンソース(誰でも閲覧・変更可能で配布もOK)なため
世界中で多種多様なAndroidが量産されているわけです。
これがどういうことかというと、ハードウェアとソフトウェアを作る会社が
異なる以上、また多機能多目的になればなるほど、性能が上がれば上がるほど
バッテリーの消費量は上がり電力消費量の調整・削減が難しい結果
バッテリー容量を大きくせざるを得ないのです。
つまり、iPhoneは最適化されているがために少ないバッテリー容量でも長持ちし
反対にAndroidは大容量でなくてはならないのです。
特にiPhone12に搭載されているA14プロセッサは省電力に優れているため電池持ちが
非常に良いです。
最後に
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