タッチパネル
いまや生活に浸透し、いたるところで見かけるタッチパネル
ゲーム機のDSタッチが出てきた時には、子供はこぞって欲しがりましたよね
iPhone4が日本でも大ヒット
Androidも広まり、ガラケーの形でも画面はタッチパネルという商品もよく見かけます
ではこのタッチパネルってどういう構造でタッチ出来るようになっているのか知っていますか?
タッチパネルの起源
まずタッチパネルの起源は冷戦時代アメリカ軍が開発した
半自動防空管制システムであると言われています。
このコンピューターにはCRTモニターが搭載されており、
ライトガンと呼ばれるライトペンでタッチすると、
標的の情報を得たり、攻撃の指示を与えられたりするというものでした。
直接タッチできるなんて、画期的なアイディアですよね
タッチパネルの種類
タッチパネルにも様々な種類があり
それぞれの性能にあわせ搭載されています。
抵抗膜方式
まず抵抗膜方式
タッチペンや指の圧で反応するタイプです。
これには2枚の膜の⑦間に電流が通っていて、押す事によって膜と膜が接触し、電流が通ったところをセンサーが読み取る
という構造です。
長所は
作りが単純なため低コストで作ることが出来ます。
そして表面にフィルムを塗布しているので埃や水滴に強いです。
短所は
フィルムと2枚の導電層を通すため、透過性が低い事
画面が大きくなるとタッチした位置を検出する制度がおちる事
スマホは静電容量法
対してスマホにも搭載されているのは
静電容量法
この方法にも2種類あるのですがiPhoneなどに搭載されているのは
投影型静電容量法
抵抗膜方式とは違い、指が画面に触れた瞬間に発生する微力な静電気を感知し
タッチ位置を検出するというもの
投影型ではパターン化されたXとYの電極層が画面の下に貼られており
正確な位置を検出する事が可能で、マルチタッチを得意とします。
スマホにはITO(酸化インジウム)という
透明性が高く、電気伝導性の高い無機混合物が蒸着されております
長所は
埃に強い、耐久性・耐傷性が高い、透過性が高い
短所は
専用のタッチペンか指でないと反応しない
水滴がついていると反応が劣る、大型になるとノイズが発生する、近くに金属 筐体がある場合に影響を受けやすい
スマホスピタルの画面の種類
スマホスピタルでは、2種類の画面をご用意しています
高品質と互換品です。
勿論どちらも静電容量法のパネルですが、品質や構造が異なります。
タッチ感度・画質・明るさ・色味・耐久性
全て互換品が劣り、タッチセンサーの位置も異なります
画面交換をご検討であれば詳しくご説明させて頂きますので
お気軽にご相談ください。