Lightningケーブルは安心できるところから購入しないと端末を乗っ取られるかも？！ | スマホスピタル

iPhoneは基本的にウイルス感染はしないよ、というような記事を

先日書かせていただいたのですが

実は物理的に無理やり他人のスマホを乗っ取ることは不可能ではないのです。

みなさんはどこで充電ケーブルを購入していますか？

iPhoneを使う上で欠かせないアイテムと言えば充電器。

iPhoneを購入するときに付属で必ず充電器がついていますが

出掛ける時用にもう一本常備して置いたり、

はたまた寝ているときに寝相が悪くてケーブルを破壊してしまい

もう一本新しいものを買う人は結構いるのではないでしょうか？

その時に安価なケーブルを購入したり

友達からこれあげると譲り受けたりすることもあるかと思いますが

そのケーブル、危ないかもしれません…

偽のLightningケーブル「O.MGケーブル」に注意！

アメリカのラスベガスで毎年夏に開催される

世界最大級のハッカーの祭典DEFCON。

今年2019年も例外なく開催されましたが、

O.MGケーブルはDEFCONで発表され大きな話題となりました。

このO.MGケーブルの見た目は通常Appleで販売されている

純正ケーブルと変わりがなく、ぱっと見では

どっちがどっちかわかりません。

そしてデータ転送や充電も普通の純正ケーブルと

なんら変わりなく行うことができます。

ですのでこれがO.MGケーブルかどうかは分解してみないと

分からないということなのです。

そして厄介なことにこのケーブルを使って遠隔操作をしているところを見られても

侵入元を探ることをできなくする「キルスイッチ」を搭載しています。

このケーブルをつないで操作されると大変なことに

このケーブルをパソコンや充電器に接続することで

ハッカーが遠隔からスクリプトやコマンドを実行し、

あなたの持つデータを改ざん、閲覧したり、

最悪の場合デバイスそのものを殺してしまう可能性もあるのです。

そして幸か不幸かこのO.MGケーブルはホワイトハッカー向けに

大量生産されているとのこと。

もし万が一悪用されてしまうと大変なことになってしまいます…。

予防策はMFi認証を受けたケーブルを使うかApple Storeで直接買うしかない

予防策としてはMFi認証を受けたケーブルを購入するか

AppleStoreで直接購入することで未然に防ぐことができます。

ただしスタッフの経験上アマゾンでMFi認証を受けているケーブルを購入したつもりが

届いたケーブルの箱を見てみるとどこにもMFi認証のマークがかかれていなかった

充電ケーブルなども存在するので

やはりApple Storeで購入するのが一番良いです。