豆知識
画像で解説!ガラスフィルムの簡単な剥がし方とは? | スマホスピタル
みなさんは、画面の保護フィルムを貼っていますか?
最近では、スマートフォンのアクセサリー売り場や、インターネットで簡単に保護フィルムを購入することができるようになりましたよね。
衝撃吸収フィルム・防指紋フィルム・光沢フィルム・強化ガラスフィルム・ブルーライトカットフィルム・覗き見防止フィルムなど種類はたくさんありますが、その中でも特に人気なのが『強化ガラスフィルム』です。
『強化ガラスフィルム』は、ガラス素材で出来ているため、スマートフォンのクリアな映りはそのまま残すことができます。
ガラスフィルム自体が身代わりになって本体ガラスが割れてしまうのを防いでくれることもあります。
しかし、ガラスフィルムが割れてしまったときは貼り替えが必要です。
もしガラスフィルムが割れてしまったり、端が欠けてしまった時、貼り替えが不安という方もおられるのではないでしょうか?しかし、ガラスフィルムの貼り替えは案外簡単にできます。
そこで今回は、『ガラスフィルムの剥がし方』についてご紹介しますね!
Contents
ガラスフィルムの剥がし方とは?
ガラスフィルムを剥がしたい!と思うタイミングはいくつかあると思います。
例えば、ガラスフィルムが割れてしまった際、よく見るとガラスフィルムと本体ガラスの隙間にほこりが入ってしまった際、気泡が入ってしまった際などなど…
今貼っているガラスフィルムを今後も使うかどうかで剝がし方にも種類があります。
ここではガラスフィルムを簡単に剥がす方法を用途別に分けていくつかご紹介したいと思います。
今貼っているガラスフィルムを今後は使用しない場合の剥がし方
例えば、ガラスフィルムが割れてしまった場合、貼り替えなければいけませんよね…
というのも、ガラスフィルムは一度割れてしまうと、強度がカクっと落ちてしまいます。
亀裂の部分がもろくなってしまうのです。
ガラスフィルムが割れた状態で、再度ガラスフィルムに衝撃などが加わってしまうと、ガラスフィルムを貫通し、本体のガラスまで割れてしまうこともあります。
なので、当店ではガラスフィルムが割れてしまったりかけてしまった場合は早めに貼り替えていただくことをお勧めしています。
では、今貼っているガラスフィルムを今後は使用しない場合の剥がし方をご紹介しましょう。
ガラスフィルムを剥がす時は、破損の少ない部分から剥がすようにしてください。
割れてしまっている部分から剥がそうとすると、細かく割れてしまい剥がすのが困難になってしまいます。
使用するものはスマホを購入した際に元々付いているSIMピンを使用します。
SIMピンは先端が細長く、持ち手の部分が丸くなっていることが多いです。
この丸くなっている部分を使用して、ガラスフィルムを剥がしていきます。
具体的な剥がし方は以下になります。
- ガラスフィルムと本体の間に隙間を作ります。
この際、プラスチック製のトランプやクオカードなど、硬くて薄いものを使用します。 - ガラスフィルムの一番破損の少ない四隅から、トランプ、SIMピンなどを差し込んでいきます。
この際ガラスフィルムは使用しない前提なので、そこまできれいにしようとしなくても大丈夫です。 - 差し込むことができれば、あとは剥がしていくだけです。
- カードなどを奥へ奥へ差し込んでいけば、剥がすことができるでしょう。
今貼っているガラスフィルムを今後も使用する場合の剥がし方
先ほど記述したように、ガラスフィルムと本体の間にほこりが入ってしまった場合や気泡が入ってしまった場合は、ガラスフィルムを一旦剝がしてほこりなどを取り除いた後に再度ガラスフィルムを貼り付けます。
しかし、方法を間違えてしまったり無理やり剥がそうとすると、ガラスフィルムの接着面が傷ついてしまったりで、端が浮いてしまう…なんてことが起きてしまいます。
ここでは今貼っているガラスフィルムを今後も使用する場合の剥がし方をご紹介します!
四隅にカードなどをスッと入れていくと剥がしやすいので、トランプやクオカードなどを端に入れて、ガラスフィルムを浮かしてください。
この時、持ち上げすぎると「バキバキっ」と割れてしまうので慎重にやってくださいね。
端がめくれてきたら、カードをスライドさせてどんどんフィルムを剥がしていってください。
この時フィルムを「めくろう」とするのではなく、上に上に「浮かす」気持ちでやってください。
ここまできたら、あともう一息です。
油断せずに最後までフィルムを上に浮かしてください。
最後まで浮かしてあげると、ポロンッとガラスフィルムが剥がれてくれます(*’ω’*)
剥がした後に、ほこりが付着している場合はセロハンテープなどでほこりを取り除いていきましょう。
気泡が入ってしまった場合は、この工程の途中まで行うことで気泡を取り除くことができます。
ガラスフィルムを剥がす際に、気泡がある部分まで剥がすと気泡が取り除けるので、ある程度までガラスフィルムを剥がしましょう。
番外編!樹脂タイプのフィルムの剥がし方!
フィルムには大きく分けて2種類あります。
1つが今までご紹介していたガラスフィルムです。
もう1つが樹脂タイプのフィルムです。
そもそもの素材が異なるのですが、違いでいうと硬さが異なります。
ガラスフィルムはぐにゃぐにゃ曲がったりは基本的にはしません。
ですが、樹脂タイプのフィルムは衝撃を吸収するため、ぐにゃぐにゃ曲がることが多いです。
なので、フィルムを剝がす方法も異なります。
樹脂タイプのフィルムを剥がすのはかなり簡単です。
使用するのはセロハンテープのみです。
では方法をご紹介しますね!
フィルムの四隅のどれかにセロハンテープを貼ります。
この際、セロハンテープを十の字にすることが重要です。
そうすることで、セロハンテープとフィルムの接着面が増えるので剥がしやすくなります。
セロハンテープをゆっくりと持ち上げます。
セロハンテープとフィルムが一緒に持ち上がるので、綺麗に剝がすことができます。
この方法は、フィルムを今後使用するしないに関わらず有効な方法なので是非ともお試しください!
ガラスフィルムを剥がす際に注意すること
今まではガラスフィルムを簡単に剥がす方法についてご紹介してきました。
ここからはガラスフィルムを剥がす際に注意することをご紹介しますね!
カッターナイフを使用するのは危険
カッターナイフに限らずですが、先がとがっているものを使用することはかなり危険です。
というのも、カッターナイフなどをガラスフィルムを剥がす際に使用してしまうと、本体が傷付いてしまう可能性があるからです。
本体が傷ついてしまうと最後、画面修理をしなければ改善することは難しいでしょう…
もちろん、カッターナイフの刃をガラスフィルムを剝がす際に使用するのはよく知られていますが、リスクもあることを留意しましょう!
ドライヤーを使用するのは危険
フィルムを剥がす際にドライヤーを使用する方法があると思います。
もちろん、ドライヤーを使用する方法もあります。
ですが、注意点が2点あります。
まず1点目がドライヤーの温度を高温にしないという点です。
ドライヤーの温度を高温にしてしまうと、フィルムが変形してしまう可能性があります。
また、接着剤が溶けてしまい、再度ガラスフィルムを貼り付ける際に、うまく接着せずに気泡が入ってしまった端が浮いてしまうこともあります。
高温でないドライヤーを使用しても風が送られるので、風と一緒にほこりもガラスフィルムに付着してしまう可能性もあります。
なので、今貼っているガラスフィルムを今後使用しない場合は冷風のドライヤーを使用することは問題ないかと思いますが、今後も使用する場合は注意が必要です。
ガラスフィルムを爪で無理やり剥がすのは危険
爪でガラスフィルムを剝がそうとすると、ガラスフィルムの端を傷つけてしまう可能性があります。
その結果、ガラスフィルムの端だけ浮いているものも目にします。
また、爪を使用すると爪が割れたりすることもあるので、要注意です!
ガラスフィルム貼り替えのタイミングは?
どれだけ優れたフィルムを貼っていても、長期間使用していると徐々にフィルムは劣化してしまいます。
ガラスフィルムであれば、表面のコーティングが剥がれはじめ、視認性や操作性が低下してしまいます。
「画面が見ずらくなった」「操作がしにくくなった」などと感じてきたら貼り替えしてみてもいいかもしれません!
また、ガラスフィルムが既に割れてしまっている場合は、貼り替えをおすすめします。
割れてしまっていると、強度がほとんど無くなってしまうんです(>_<)
バキバキに割れてしまっているものなどは、「貼っている意味がほとんどない」と思ってもらったほうがいいかもしれません。
スマホスピタルならガラスフィルム貼り替えサービス無料で行っています!
割れてしまったガラスフィルム、自分で剥がすのはやっぱり怖い・・・
そんなときは、お店にお持ち込みください!
当店でもガラスフィルムの販売を行っておりますので、ご購入いただければ
古いフィルムを剥がすのはもちろん、新しいフィルムも無料でお貼り致します!
自分でフィルムを剥がすのは、怪我をしてしまったり本体に傷が付いてしまうリスクもあります。
フィルムの貼り変えを検討されている方は是非ともお任せください!
2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。
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