豆知識
iTunesでバックアップされたiPhoneのデータの場所を変更する方法とは? | スマホスピタル
iTunesでiPhoneやiPadなどのApple製品のバックアップを作成した際、バックアップされたデータはと規定の場所に保存されます。
iTunesでバックアップされたデータはパソコン内に保存されますが、最近のiPhoneの容量は512GBもあるなど写真の容量も大きくなります。
なので、バックアップを作成することでパソコンの容量が圧迫されてしまうこともあります。
バックアップデータの場所をUSBドライブなどに変更することで、パソコンの容量が軽くなる場合があります。
今回は覚えておくと便利なiTunesでバックアップされたデータの場所を変更する方法をご紹介します。
Contents
Windows 10でiTunesのバックアップはどこに保存される?
最初にiTunesでバックアップされたデータの場所がどこに保存されているのかご紹介します。
iTunesでバックアップされたデータの保存場所は大きく分けて2か所で確認できます。
エクスプローラーに保存
まず、エクスプローラーを開き、上部の「表示」タブから表示/非表示の欄の「隠しファイル」にチェックを入れておきます。
これにより、隠れているファイルを開いたり、見つけたりすることができます。隠しファイルは半透明で表示されます。
iTunesのバックアップデータは通常、Windows 10の場合
「Cドライブ→ユーザー→自分のログイン名のフォルダ→AppDate(隠しファイル)→Roaming→Apple Computer→MobileSync→Backup」とたどれば見つけることが出来ます。
見つからない、もしくはどのファイルかわからないというときは、Windowsキー(キーボード下部のWindowsマークのキー)とRキーを同時に押し、
出てきた「ファイル名を指定して実行」に、C:Users【自分のログイン名】AppDataRoamingApple ComputerMobileSyncBackup
と打ち込み、実行をしましょう。
もちろん、【自分のログイン名のフォルダ】の部分は、その名前に置き換えて実行します。(【】も消してくださいね)
お近くのエリアを選択いただければ店舗情報が選択できます!
iTunesに保存
iTunesでバックアップを作成しているので、もちろんiTunesにも保存されています。
保存されている場所は以下になります。
iTunes>編集>環境設定>デバイス
でバックアップデータを確認できます。
尚、バックアップデータを削除する際はここからでも削除できます!
ですが、バックアップされている写真などのデータは復元してみないとわからないので、削除する際は注意しましょう!
iPhoneのバックアップデータを確認する方法
バックアップの履歴や、いつ誰のiPhoneがバックアップされているかのデータを確認したいときは、iTunesの編集→設定から、デバイスを選択します。
「デバイスのバックアップ」という欄から、いつ取ったか、誰のiPhoneか、が記載されたどのデータが残っているかが確認できます。
バックアップをとった後はきちんとこちらに表記されているか確認をしましょう。
バックアップファイルの場所を確認することによって何が出来るか
まず、普段自分のiTunesが使えない外出時などに、急にiPhone内のデータが欲しくなってしまった時、そのフォルダ内のデータをUSBに入れて持ち歩いておけば、
iPhoneが壊れてしまったときに、以前の自分のデータを新しいiPhoneにすぐに移すことができます。
また、自分のPCで新しいiPhoneを認識してくれない、などの問題が起こった時などにも、USBに入れることによって、他のPCでバックアップを取ることが出来ます。
そのデータをいつ取ったかは、ファイル右側に表示されている「作成日時」の部分に記載されていますので、参考にしてください。
Windows 10でiTunesのバックアップデータの保存される場所を変更するには?
※保存される場所を変える前に
「デスクトップ上からすぐにiTunesのバックアップデータに飛べるようにしたい」という場合、
さきほど記述したiTunesの元のバックアップファイルである「Backup」を右クリックし、「デスクトップにショートカットを作成」を押せば、
デスクトップ上にそのファイルへすぐに飛べるアイコンが追加されますので、そちらで対処が出来ると思います。
ではiTunesでバックアップされたデータの場所の変更場所をご紹介します!
まず、先ほど確認した元々のバックアップフォルダの名前を変更しておきます。
英字であればどんな名前でも構いません。
今から作成する新しいバックアップフォルダと、コンピュータが混同しないように変えるためですので、
一文字でも違えば大丈夫なのですが、基本的にはわかりやすいようにしておくといいでしょう。
あとは、CドライブやDドライブ、好きな場所に新しいバックアップ用のフォルダを作っておきましょう。名前もわかりやすく英字でつけておきます。
保存先のフォルダを変更する場合には、「コマンドプロンプト」というWindowsに最初から搭載されているコマンドソフトウェアを使用します。
下段ツールバーコンタナか、「スタート」もしくは「Windowsキー」を押し、「ここに入力して検索」の欄に”cmd”と入力すると、
最も一致する検索結果の欄に「コマンドプロンプト」が出てくるので、それを右クリックして「管理者として実行」を押し起動します。警告が出ますが、「はい」を押して続行。
既にコマンドがある程度入力されている状態のコマンドプロンプトが起動されます。最初のコマンドはなにもいじらずに、
下記の文章を改変しCtrl+Cでコピー、コマンドプロンプト上でそのままCtrl+Vでペーストしてください。
mklink /d “C:Users【自分のログイン名】AppDataRoamingApple ComputerMobileSyncBackup” “【保存したドライブの名前(CもしくはD、Eなど)】:【新しいバックアップファイルの名前】”
上記の【】部分をきちんと自分に合ったものにして、ペーストしたらエンターを押して実行しましょう。
シンボリックリンクが作成されたなどの旨の文章が表示されていれば成功です!
シンボリックリンクを作成したことによって、元々あったバックアップファイルのフォルダがショートカットになっています!
※バックアップ場所の変更に関してはiTunesのサポート外の設定操作となりますのであくまでも自己責任となりますのでご注意ください。
iTunesでバックアップされたデータをUSBや別のパソコンに移動する
今からご紹介する方法は、まずは予めiTunesでバックアップを作成しておきます。
そのデータを別の場所に移動させる方法になります。
例えば、なかなかない状況だと思いますが、パソコンとiPhoneが同時に故障してしまった際や、パソコンをお持ちではない方には有効です。
簡単に方法をご紹介すると以下になります。
パソコンのエクスプローラーからiTunesのバックアップデータを見つける、そのデータを別の場所に移動する。
以上になります。
バックアップデータを見つけさえすれば簡単ですよね!
エクスプローラー>PC>Windows>ユーザー>smawe>Apple>MobileSync>Backup
にiTunesでバックアップされたデータが保存されています。
そのデータを別のデバイスやUSBなどのHDにドラックしたりコピーしたりで移動させるだけです。
逆でもできますので、USBなどに保存させたデータを先ほどの場所に移動させると、iTunesで復元ができます。
iTunesのデータの場所がわからない場合はスマホスピタルで代行可能!
今までご紹介した方法でも、やっぱりできない…方法がよくわからない…
などでお困りでしたら、スマホスピタルまでご相談ください!
スマホスピタルでしたら、データ移行やバックアップの復元作業の代行も行っております。
少しでもお困りのことがあればお気軽にご相談ください。
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