豆知識
iPhoneの高速充電について | スマホスピタル
最近のスマホでよく聞くようになった高速充電対応ですが、
高速充電しているつもりでも実は高速充電ではない事があったりします。
今回はiPhoneの充電規格について簡単に解説していこうと思います。
充電方式の違い
iPhoneの充電方法なのですが大きく分けて2つあり、
有線か無線かの違いがあります。
有線は充電が早くなりやすいが
充電するたびにケーブルを抜きさしする必要があり、
無線は台座等に置くだけで充電が出来ますが
有線程早く充電する事が出来ません。
以上の事を踏まえてiPhoneの充電規格について
簡単に紹介させていただきます。
有線による充電規格
iPhoneの充電で使える規格は
Apple1.0A、Apple2.1A、Apple2.4A、USB PDの4種で
後ろのものほど充電速度が速いものになっています。
Apple1.0A
よく見るiPhone付属の5W充電器が対応しています。
最大で5Wしか供給できないため、充電スピードも非常に遅いです。
Apple2.1A
Appleの独自規格でiPad Air 2/iPad mini 4以前のiPadに
付属していた10W充電器が対応しています。
Apple1.0Aより速く充電が出来ますが
対応している充電器とiPhone6以降の機種が必要です。
Apple2.4A
Appleの独自規格でiPad第5世代以降のiPadに
付属してくる12W充電器が対応しています。
Apple2.1Aより速く充電が出来ますが
対応している充電器とiPhone7以降の機種が必要です。
USB PD
iPhone 11 ProやiPad Pro、MacBookシリーズに付属している
USB-C 電源アダプタが対応しています。
USB PDはAppleの独自規格ではないので
Androidにも使用する事が出来ます。
上記のApple2.4より早く充電が出来ますが
USB-C to Lightningケーブルが必要になります。
対応機種はiPhone8以降です。
ワイヤレス充電
ケーブルを使わずに充電する充電方法でiPhoneを寝かせて
置くパッド型、立て掛けて置くスタンド型があります。
ケーブルの抜き差しが必要なく台座の上に置くだけで
充電が出来るのでケーブルの消耗を気にする心配はありません。
Qi(チー)
ワイヤレス充電規格「Qi(チー)」は、
5Wと7.5W、10W、15Wの4つのパターンで出力する仕様です。
ワット数が大きいほど充電速度は速くなります。
結局どっちが便利なの?
人それぞれの生活環境に合った充電方法が
ばらばらなので断言はできませんが
コードが散らばっているのが嫌いな人は台座のあるワイヤレス充電器、
なるべく早く充電したいならUSB PDの高速充電、
のようにそれぞれの長所が自分に合った物かを
探してみたりするのも、いいかもしれません。
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