豆知識
バッテリーの安全性に関わる「PSEマーク」とは? | スマホスピタル
「PSEマーク」とはどういった意味で表示されるマークかご存知でしょうか?
スマートフォンの内部バッテリーにも表示されているマークであり、
バッテリーの安全性において重要な意味をもつものとなっています。
2月1日より、モバイルバッテリーがPSEの対象として追加されたことで
PSEマークの意味やその有無について大きな話題となっています。
「PSEマーク」はどういった意味のマーク?
PSEマークは、電気用品安全法において製品の安全性や品質について
定められた基準をクリアした製品にのみ表示されるマークです。
PSE とは Product Safety of Electrical を意味しています。
訳すると、「電気製品の安全性」となります。
電気製品は、品質や構造に問題が生じている場合
火災などの重大な事故につながる可能性があります。
そのため、法律によって基準が定められており、
このPSEマークが表示されていない製品は
製造・輸入および販売ができないものとなっています。
電化製品の電源コードや、電源タップなどにもこのPSEマークがありますので、
実は普段から使っている製品の多くにあることがご確認いただけると思います。
iPhoneの内蔵バッテリーにも「PSEマーク」
iPhoneの内蔵バッテリーや、外で充電するためのモバイルバッテリーも
このPSEマークがあるかどうかが非常に重要なものとなっています。
スマホスピタルでは、PSEマークの表示されているiPhoneバッテリーを使用し、
交換後の安全性や、品質が高いものを入荷・販売しております。
iPhoneのバッテリーは内蔵型ですので、専用の工具を用いて分解をしない限り
内部バッテリーに本当にPSEマークが表示されているかは確認できませんが、
ご不安な方は作業前に在庫としての新品バッテリーなどをご確認いただければと思います。
PSEマークがないモバイルバッテリーを使ったら違法?
モバイルバッテリーについては、この規制の対象となったのが2019年2月1日からとなっています。
現在はPSEマークのないモバイルバッテリーの販売はできませんが、
規制開始以前に販売されていたモバイルバッテリーの中には、
PSEマークが表示されていない製品でも販売可能であったということになります。
信頼のおけるメーカーであれば、購入者への配慮として
以前からPSEマークの表示を行っているものも多数あります。
しかし、ノーブランドの製品や格安商品などではPSEマークがないものもあります。
規制の対象となるのは、製造・輸入・販売 ですので、
過去に購入したPSEマークのないモバイルバッテリーを使用することは違法にはなりません。
しかし、安全性には疑問が残るものではありますので、
できるだけ安心できるメーカーの製品への買い替えをおすすめいたします。
今後、マークのないものは販売ができないこととなってはいますが、
インターネット通販などではメーカー不明の商品も数多く存在しているのが現実です。
新しいものを購入するときは、念のためPSEマークの表示があるか確認をしておくと安心です。
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