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iPhoneの液晶画面と有機EL画面の違い、ご存知ですか?特徴やそれぞれの強みを詳しく解説 | スマホスピタル

液晶画面のiPhoneと有機EL画面のiPhoneのイメージ写真

皆さんはお使いのiPhoneやスマホの画面の種類、ご存知ですか?

「液晶じゃないの?」とお思いの方も多いのではないかと思いますが、実はそんなことはありません。

例えばiPhoneは、2017年に発売されたモデル以降、「液晶」と「有機EL」の2種類の画面が採用されています。

この「液晶」と「有機EL」、実は全く違うものなのですが、意外と知らない方も多いんですね。

そこで今回は、とくにiPhoneのモデルに着目して、「液晶」と「有機EL」それぞれの画面の違いや特徴について、ご紹介します。

iPhoneの上位機種をお使いの方や、種類によって画面の性能がどう違うのか気になる方は、ぜひ参考にしてください。

「液晶」と「有機EL」はそもそもの仕組みが違う

有機EL搭載モデルのiPhoneのイメージ写真

「液晶」と「有機EL」は、そもそもの画面表示の仕組みが違うことは、ご存知ですか?

有機ELは、画素そのものが発光、その強弱で色の強さを変え画面が表示されるというシンプルな構造です。

一方の液晶は、ちょっと複雑。

液晶パネルはバックライトが一番下にあり、偏光板という部分でバックライトの光を調整します。

その上に液晶のある層があり、更にその上に色を表現するためのRGBフィルターがあるという構造です。

パネル1枚の中で、これだけのプロセスを踏んで画面が表示されているんですね。

 

 

「液晶」と「有機EL」それぞれの特徴まとめ

昨今のiPhoneの画面に用いられる「液晶」パネルと「有機EL」パネルは、それぞれ異なった特徴があります。

液晶パネルの特徴には、以下のような点が挙げられます。

1.安価で値段が抑えられる
2.焼き付きが起きにくい
3.長寿命で明るい部屋でも見やすい
4.バックライトが必要な分厚みがある

一方、有機ELパネルの特徴には、以下のような点が挙げられます。

1.黒を中心とした高コントラストな画面
2.ディスプレイ画面の応答速度が速い
3.省電力
4.同じ画面を表示し続けると焼き付きが起こる場合がある

その中でも代表的な特徴をピックアップして、詳しく解説していきます。

液晶の特徴01:安価で値段を抑えられる

有機ELに比べて、液晶画面は安価で作ることができます。

そのため本体価格が抑えることができ、有機ELを用いたスマホに比べると低価格で購入しやすいモデルが多いです。

また製造側もコストがかからないため、大量生産に向いているのも液晶の特徴といえるでしょう。

液晶の特徴02:厚みがある

液晶は、その仕組み上バックライトが必要になり、有機ELに比べると画面に厚みがあります。

そのため、iPhoneのような小型端末で使用する場合、どうしても本体に厚みがでてしまいます。

「iPhoneは薄い方がいい!」という方にはデメリットになりますが、一方で「ある程度厚みがあるほうが好き」という方にとってはメリットにもなりますね。

有機ELの特徴01:黒を中心とした高コントラストな画面

有機EL画面の最大の特徴は、液晶と比較して画面が高精細で綺麗なところです。

その違いが一番わかりやすいのが、写真や動画。

iPhoneでよく写真を撮る方や映画などの動画を観る場合には、とてもメリットが大きいといえるでしょう。

特に「黒」の表示において、液晶パネルと見比べた時に顕著に差が出ます。

2.ディスプレイ画面の応答速度が速い

液晶ガラスに比べると有機ELの画面は薄く、タッチ感度が高いためディスプレイの応答速度が早いのが特徴です。

素早く反応してくれるため、ストレスなく使用することができます。

iPhoneをサクサク使用したい人にも、有機ELはおすすめといえますね。

 

 

有機EL画面を搭載したiPhone一覧

ハイエンドモデルのiPhoneのイメージ写真

有機EL画面を搭載するiPhoneは、いわゆる「ハイエンドモデル」です。

2020年9月時点での、有機EL画面を搭載したiPhoneは、以下のモデルです。

・iPhone X(2017年発売)
・iPhone XS/iPhone XS Max(2018年発売)
・iPhone 11 Pro/11 Pro Max(2019年発売)

2020年10月に発表が予想される新しいiPhoneでも、上位モデルでは有機EL画面の搭載が予測されています。

 

 

iPhoneの液晶・有機ELそれぞれの強みと弱点まとめ

前述の通り、iPhoneのハイエンドモデルは、有機ELパネルが搭載されています。

その一方、iPhone 11やiPhone SE(第2世代)といった機種では、液晶パネルが採用されています。

今度は、iPhoneの画面としての液晶と有機EL、それぞれの強みと弱点を見ていきましょう。

iPhoneの液晶画面の強みと弱点

●強み

・安価に生産できることから、液晶画面搭載モデルは値段がお手頃
・液晶画面は有機ELと比較して寿命が長い
・画面の焼き付きが起こりにくく、長時間同じ画面を表示していても問題ない

●弱み

・有機ELと比べるとコントラストが低く、とくに黒の表現に弱い
・バックライトが必要な分だけ厚さと重みがある

iPhoneの有機EL画面の強みと弱点

●強み

・液晶と比較すると高コントラストで、特に黒の表現が綺麗
・応答速度が早く、ゲームアプリなどで有利
・曲げられるため多種多様な商品開発ができる
・「黒」の表示に電力を消費しないため、設定次第では液晶よりも省電力

●弱み

・液晶搭載モデルと比べると、どうしても高価
・焼き付きが発生しやすく、同じ画面を表示し続けていると焼き付く恐れがある

 

 

iPhoneの画面なら液晶も有機ELもスマホスピタルで修理できます

iPhoneに搭載される「液晶」と「有機EL」の画面の違い、お分かりいただけましたでしょうか。

iPhoneの機種を選ぶ際には、ぜひ参考にしてみてください。

ちなみに、使用するパネルが違うとはいえ、画面が割れたり壊れたりしたときの対応は同じです。

もしガラスが割れたり内部で液晶漏れなどの異常を起こしてしまった場合は、速やかに修理に出しましょう。

スマホスピタルなら、有機ELを搭載したiPhoneの画面交換修理も可能です。

もし画面の割れたiPhoneをそのまま使い続けているという場合には、早めの修理がおすすめですよ。

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