iPhoneが、Switchが故障した！すぐに修理に出せない…そんな時あなたに出来る事を症状別にご紹介！ | スマホスピタル

私達の生活に深く根付いている精密機器の故障はいつも突然です。

普段使う物であるほど急な故障にビックリしてしまいますよね。

こんな時皆さんが真っ先に心配なさるのは「データ」です。

「故障したハードは諦められてもデータだけはなんとか取り出したい！」

修理にお持ちいただく理由は様々ですが、ほとんどのお客様がデータが無事であるかどうかを気にされます。

当店ではデータを残したままの修理・データを取り出すための修理がメインとなるほどお客様のデータを大事にしておりますが、当然必ずしも全てのデータを救えるとは限りません。

精密機器は故障の内容・故障後の環境によって復旧率が大きく左右されるのです。

故障後にこんな対処をしていたから助かった！といったケースがいくつかあります。

実は故障してすぐにやっていただく事で修理の成功率やデータの保全率がグッと上がる故障後対応があるのです。

本日はいくつか事例別にご紹介致します。

もしも同じ様な故障が起きてしまった際は是非参考にしてみて下さい＾＾

CASE１：画面が勝手に動くゴーストタッチ

iPhone（アイホン・アイフォーン）によく見られる症状です。

操作していないのに勝手に画面が動きパスコードが解除出来ない・アプリが勝手に起動する・勝手に電話をかけてしまう・文字が入力出来ないなど

まるでお化けが勝手にアイフォンをいじっているかのような現象からゴーストタッチと呼ばれています。

ゴーストタッチになる原因はいくつかあり、iOSシステム上の問題であったり基板が原因だったり…しかし一番多いのはやはり画面割れ・落として画面に衝撃が入ったことによるものです。

この場合新しい画面に交換することで症状が改善しますが、その前に気をつけていただきたいことが一つ。

パスコードを勝手に打ち込まれてしまう事です。

iPhoneのセキュリティ上、ホーム画面に行くためのロックのパスワードを５回間違えると『〇〇分後にもう一度お試しください』というメッセージが表示されます。

そこでも間違え続けると〇〇分後の時間は３０分・１時間と伸びていき、最終的には完全にロック…初期化をしないとiphone自体が使えなくなってしまいます。

これはつまりデータが消えてしまうのです。

こうならないためにはもしゴーストタッチの症状が現れた時は、すぐに設定からパスコードロックの解除を行っていただくか電源を切っていただく事をオススメします。

しかし症状が酷くこのどちらも出来ないこともあります。

そんな時はなるべくお早めに修理にお持ちいただければ最悪の状態を回避出来るかもしれません。

CASE２：水没した・飲み物をこぼした

精密機器にとって水分は本当にNGです。

防水と周知されているiPhoneも実は完全防水ではありません。

Switchに至っては防水・耐水の機能が付いていません。

一番大事なのは水分の近くで使わない事ですが万が一水没してしまった時は必ずやっておいて欲しい事があります。

1.電源を切る

　電源が入っていると基板ショートのリスクが高まります。

　基板が損傷した場合データを無事に取り出せる確率はかなり下がってしまいます。

2.充電器に挿さない

　こちらも電源を切る事と同様、バッテリーや基板への通電を防ぐために絶対にやらないで下さい。

　もちろんパソコンに繋ぐことも通電させることになってしまいます。

3.差し込んでいる物を抜く

　アイホーンならSIMカードやSIMトレー、スイッチならゲームカードやSDカードを抜いて下さい。

　これはカード類の破損を防ぐためにも必要ですが、内部の風通りを良くしてなるべく中の水分を飛ばすためにも有効です。

この様に対応していただいたらなるべくお早めに修理にお持ち下さい。

自然乾燥だけでは基板の腐食が侵攻してしまうため、特に真水以外での水没は必ず基板洗浄が必要になります。

しかし水没に関しては基板の洗浄が済み、無事復旧したとしても安心出来ません。

一度内部に水分が入ってしまった以上、またいつ壊れてしまってもおかしくないので復旧後はお早めのバックアップをお願いしています。

CASE３：バッテリーの膨張

iPhone・iPad・アンドロイド・Switchなどの携帯型ゲーム機にはリチウムイオンバッテリーが内臓されています。

このバッテリーは経年劣化などにより膨張してくる事があるのです。

膨張したバッテリーはとても危険です。

発火や発煙、爆発の恐れもありますし、バッテリーが膨張するとその圧力に耐えられなくなった画面が本体から浮いてきます。

正常な状態ではなくなった画面のガラスは非常に割れやすく、膨張による圧力も加わると破片が飛び散る危険もあります。

ご自身や周囲の方のお顔に破片が刺さったらとても危ないです。

また、画面が浮き本体に隙間が出来ることで中に埃やゴミ、水分などが侵入しやすくなります。

画面のすぐ下にはメイン基板があるので侵入した異物によって基板が傷ついてしまう可能性もございます。

バッテリーが膨張する前は電池の消耗が激しい・充電の溜まりが悪いなどの症状が確認できるかと思います。

一番理想的なのはその段階で新しいバッテリーに交換していただく事ですが、急に膨張してしまったり気づいたら画面が浮いていた…なんてこともありますよね。

膨張が確認できた時はそれ以上通電しているのは非常に危険ですので、すぐに電源を切って充電はせずにお早めに修理にお持ち下さい。

バッテリー交換は３０分程で交換できますのでその日のうちにお返し出来ます。

お仕事やお買い物の合間にお気軽にお持ち頂ければと思います＾＾

CASE4：Nintendo Switch/SwitchLiteのファンから異音がする

ニンテンドースイッチに関する故障です。

「ファンの音がうるさい・変な音がする」

「本体がすごく熱くなる」

こんな症状が出た時は冷却ファンの故障が疑われます。

最終的には本体の熱が増す事で強制的に電源が落ちる高温スリープとなり起動してもゲームが出来なくなってしまいますが、

その前段階ではなんとか遊べてしまうのです。

しかしそこでスイッチにムリをさせて遊んでしまう行為は重大な故障を招きます。

高温スリープが強制的に実行されるまでにならずとも本体内部の熱はかなり高温になっています。

それを繰り返しているとメイン基板や他のパーツを傷めることになり、最悪修理も出来ない損傷となることもございます。

そうなったらデータを取り出す事は出来ません。

また、冷却ファンが壊れている場合は高確率で内部に埃が溜まっています。

内部に溜まったホコリなどの異物もやはり基板やパーツを傷つける要因となりますのでまだ症状が軽いうちに修理やメンテナンスする事をお勧めします。

この時、まだかなり症状が軽い場合はデータを保護して頂くと安心かもしれません。

その後は熱が発生しない様に電源を切って、基板を傷めない様にしていただければ冷却ファンの交換だけでまたいつものように使う事ができる様になります＾＾

何が起きるか分からない…だからこそこまめなバックアップを！

１日に１件はご依頼されるようなよくあるケースを４つご紹介させて頂きました。

水没以外の３つは損傷箇所を交換することで改善される事がほとんどです。

しかし修理にお持ちいただくまでに時間が空いてしまうと二次被害が起こる可能性のあるちょっと怖い故障でもあります。

皆さんに出来る事を正しく行っていただくだけでこれ以上損傷を大きくしないよう食い止めデータを守る事が出来ますので、どうか試して見て下さい。

故障は未然に防げるのが一番です。

しかし精密機械は壊れてしまう時は壊れる物でもあります。

そんな時のために交換する事が出来ない「データ」だけは事前に守っておきましょう。

アイフォンはパソコンがない方でもiCloudにバックアップをとる事が出来ます。

自動でバックアップの設定にしておくと寝ている間に取っておいてくれるので楽ちんです♪

Switchはニンテンドーオンラインに登録するとクラウド上にデータを預かってくれるサービスが用意されています。

是非活用してみて下さい＾＾

そして皆さんが出来る事をしていただいた後は我々の出番です！

バックアップを取れていない方も最適な修理を考えさせて頂きますのでお困りの際は是非

そしてなかなかお時間が取れない、ご自宅が遠い方は

郵送修理をご利用下さい！

簡単な手続き後送って頂くだけで、修理し即返送致します。