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スマホのバッテリー容量って大きい方がいい?スマホのバッテリーの仕組みを解説 | スマホスピタル
そもそもスマホのバッテリー容量はどこを見ればいい?
多くの方が毎日利用するiPhoneやAndroidスマホ、タブレット。
最近はノートパソコンを持ち歩いて、カフェなどで仕事する方も増えています。
そんなスマホやパソコンが、何で動いているか、皆さんご存知ですよね?
そう、バッテリーです。
では、お使いのスマホのバッテリーがどれくらいの容量のものかは、ご存知ですか?
意外とご存知ない方、多いんじゃないでしょうか。
そこで今回は、スマホのバッテリー容量について、ご紹介いたします。
後半では、バッテリー容量の多いスマホの機種や、バッテリー消費を抑えるコツもご紹介しますよ。
スマホのバッテリー容量=バッテリーから放出される電気量
スマホのバッテリー容量というのは、正確に表現すると「バッテリーが100%の状態から0%の状態になるまでに放出される電気の量」のことです。
単位は「mAh」、「ミリ・アンペア・アワー」と読みます。
1000分の1の単位「m(ミリ)」、そして電気の流れる量・電流の単位「A(アンペア)」、最後に1時間を表す単位「h(アワー)」の3つで構成されています。
つまり、mAh(ミリ・アンペア・アワー)は「1時間に流せる電流」を表しているんですね。
「100mAh」は1時間に100mAの電流が流せる量ということになります。
ですから、バッテリー容量「mAh」が大きければ大きいほど、スマホが使い続けられる時間が延びるということになります。
充電をする必要がないので、バッテリー容量が大きい方が長時間使い続けられるので便利というわけですね。
バッテリーの容量が増えれば重量も増え持ち運びにくくなる
バッテリー容量が大きければその分だけ長時間バッテリーが持ちますから、スマホのように持ち運ぶ電子機器にはもってこいですよね。
スマホに内蔵されているバッテリーの多くは「リチウムイオンポリマー」と呼ばれる、電力密度が高く比較的軽量なものです。
とはいえ、バッテリー容量が大きいとその分バッテリー自体が大きくなり、重くなってしまいます。
どんどん軽量化、コンパクト化しているスマホには、バッテリー容量を大きくすることは至難の業。
バッテリー容量を増やすことが難しい一方で、スマホの機能はどんどん高度化し、電力を大量に消費するという現状があるんですね。
これまで以上に多くのアプリを使うようになっている上、常時さまざまな接続や通信(例えば4GLTE、Wi-Fi、Bluetoothなど)が行われています。
それら処理には大量に電気を消費しますから、その結果バッテリーがどんどん減ってしまうというわけです。
最新のスマホには大容量バッテリーモデルも
現在販売されているスマホのバッテリーの容量は、3,000mAh以上のものが主流です。
小型、コンパクトさがウリのスマホの中には容量が3,000mAh未満のものもありますが、一般的には3,000mAh~3,500mAhがスマホのバッテリー容量の標準と言えるでしょう。
一方で、最新の機種では容量が4,000mAh以上のものも少なくありません。
例えば、以下のような機種は4,000mAhを超えるバッテリーを搭載しています。
4,000mAh以上のバッテリーを搭載するAndroidスマホ
「Ulefone Power 5」:バッテリー容量13,000maAh
「OUKITEL K10」:バッテリー容量11,000mAh
「POPTEL P9000 Max」:バッテリー容量9,000mAh
「Galaxy Note9」:バッテリー容量4,000mAh
「Galaxy S10+」:バッテリー容量4,000mAh
iPhoneで最もバッテリーが大きいのは「iPhone11ProMax」
一方のiPhoneはというと、2019年最新モデルの中ではiPhone11ProMaxが最大で、3,969mAh。
若干4,000mAhに足りない程度ですが、十分な大容量といえるでしょう。
その他のモデルでは、iPhone11が3,110mAh、iPhone11Proが3,046mAhとなっています。
ちなみに、少し古めのモデルであるiPhone8は1,821mAhと、かなり控えめの容量ですね。
バッテリー消費を抑えるならアプリの使い方やディスプレイ設定の見直しを
iPhoneに代表されるスマホのバッテリーは、小さいものを大きいものに交換する、といったことができません。
ですから、スマホをより快適に使うためには、限られたバッテリー容量の中でいかに長持ちさせるかが重要になってきます。
今回は、バッテリー消費を抑えるのに役立つ方法を2つ、ご紹介します。
バッテリーの消費が多いアプリを閉じる
バッテリーを浪費する原因のひとつに、開いたままのアプリがあります。
アプリを複数開いたままにしていると、開いている分だけ情報処理が行われてしまうので、バッテリーも消耗してしまいます。
使っていないアプリを閉じることを意識すると、バッテリーの浪費も防げるはずです。
また、どのアプリのバッテリー消費が多いのか把握し、あまり使わないものはアンインストールすることもバッテリーの消費を抑えることにつながります。
アプリのバッテリー消費量は、設定から調べることができます。
【アンドロイドの場合】
・設定から「電池」をタップ
・右上のメニューボタン(点が縦に三つあるもの)をタップ
・「電池使用量」をタップ
・各アプリの電気使用量が表示
【iPhoneの場合】
・設定から「バッテリー」をタップ
・各アプリのバッテリー使用量が表示
ディスプレイの明るさやスリープまでの時間を変更
消費電力を抑えるためにできる簡単な方法は、ディスプレイの明るさを下げること。
昨今スマホの画面は大型化と高解像度化が進み、それに比例してディスプレイが消費するバッテリー量も大きくなりました。
逆に言えば、ディスプレイの消費量を減らすことで、バッテリーを長持ちさせることができるわけですね。
画面の明るさを下げる以外にも、スリープモードになるまでの時間を短くすることも有効。
操作せずに画面をつけたまま放置している時間というのも、意外とバカになりません。
短い時間でスリープ状態になるよう設定しておけば、バッテリーの消費を抑えることができます。
限られたバッテリー容量を賢く使いましょう
スマホに搭載できるバッテリー容量は、限られているというのが実状です。
技術的な課題もあり、単純に大きくする、ということは難しいそう。
また、バッテリーは消耗品ですから、日々使い続けていれば経年劣化により最大容量がどうしても少なくなっていきます。
バッテリーがすぐに減るようになった…と感じた時には、すでにバッテリーが劣化していることも考えられます。
長く使い続けているスマホなら、ぜひバッテリーを交換してあげましょう。
バッテリー交換さえすれば、また新品同様にバッテリーをフル活用してあげることができますよ。
バッテリーの交換は、iPhoneのバッテリー交換最短15分、データそのまま当日お返しのスマホスピタルをぜひご利用ください。
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