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豆知識

スマホの画面保護フィルムなどに表記されている硬度(H)とは? | スマホスピタル

スマホの故障トラブルに関する修理のお問い合わせは様々ありますが、

中でもいわゆる「画面割れ」に関するお問い合わせは

当店でも日々たくさんご相談いただきます。

例えば誤ってスマホを落下させてしまった時の衝撃で

画面のガラスが傷付いたりヒビ割れたりすることは

スマホを利用する上で身近な故障トラブルのひとつと言えますし、

また画面のガラス面は直接指で触ることになりますので

傷や汚れが付いてしまうことにナイーブな方は

たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな身近な画面のトラブルから被害を抑えてくれるお役立ちアイテムとして、

ここ最近では家電量販店やネットショップ等で保護フィルムを購入される方も多いと思います。

当店でもiPhone用保護フィルムの貼り付け販売

現在話題沸騰中のガラスコーティングの施工などを行っておりますので、

画面交換修理と一緒にご注文を頂くことがよくあります。

 

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このように近年ではスマホを新規購入したらまず初めに

保護フィルムを画面に貼り付けることが主流になってきていますが、

実際に保護フィルムを購入しようと思ったら商品パッケージ等に

「硬さ〇〇H」といった見慣れない表記を見かけて、

一体何のことだろう?…と感じたことはないでしょうか?

何となくHの数値が高いほど硬そうだけど…

といった漠然としたイメージは湧くかと思いますが、

実はコレ…一般的には「表面硬度」「鉛筆硬度」などと呼ばれている

表面の傷の付きにくさを数字で表したJIS規格なのです。

単位は「H」となります。

ちなみに、鉛筆硬度の測定法について正式な名称は、

「塗料一般試験方法-第5部:塗膜の機械的性質-第4節:引っかき硬度(鉛筆法)」

…と噛まずに読むだけでも大変なほど長い名称になります。

 

さて、鉛筆硬度を表す単位はHで表記されますが、

これは測定において鉛筆が使われるためです。

皆さんが実生活で普通に使われているあの鉛筆です。

つまり「〇〇Hの硬さの鉛筆で表面を引っかいても傷が付かないよ!」

という意味になります。

そうなると人間心理として試しに手持ちの鉛筆で

力いっぱい引っかいて試してみたくなるかもしれませんが、

もちろんそれはお勧めできない行為です!

なぜなら鉛筆硬度の測定については、

JISによってきちんと定められた測定方法があるからです。

 

当店は保護フィルムの製造元ではありませんので、

鉛筆硬度を測定する技術的な方法については

ざっくりとしたご説明に留めますが…

 

まずはじめに、小型の押し車のような専用の装置に、決められた形状に削った鉛筆決められた角度で取り付けます。

そして、その装置(鉛筆を取り付けた小型の押し車)で物体の表面を転がした結果、擦れた鉛筆の芯によって表面に傷が付いたか否か表面の硬度を測定します。

以上の行程を物体の表面に傷が付くまで硬度が低い鉛筆から順に取り換えながら行います。主に鉛筆の芯の硬さは『6B』『5B』『4B』『3B』『2B』『B』『HB』『F』『H』『2H』『3H』『4H』『5H』『6H』『7H』『8H』『9H』が存在しますので、測定できる最高硬度は9Hまでとなります。

※例えば3Hの鉛筆で傷は付かなかったが、4Hの鉛筆では傷が付いた…となると、表面の硬度は3Hとなります。

 

以上が鉛筆硬度の測定手順についてざっくりとしたご説明になりますが、

では実際に身の回りにある様々な物の硬さとはどのくらいなのでしょうか?

一般的に人の爪の硬さは2H程度と言われており、

爪で引っかいても傷が付きにくいように市場に出回っている

保護フィルムであれば3H~4H相当のものが多いようです。

また、鉛筆硬度における最高硬度である9Hとなると

一般的な防弾ガラスに匹敵する硬さになりますが、

これを保護フィルム1枚で実現させるためにはフィルムの厚みや素材など

色々な課題点もあり、なかなか技術的には難しいとされています。

しかしながら、そんな最高硬度9Hを実現させる方法が

全くないわけではありません。

当店でも施工を行っているガラスコーティング

最高硬度9Hを実現させる最もオススメで手軽な方法のひとつなのです。

 

 

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ガラスコーティングとは、液化した強化ガラスをスマホ等の画面に

直接塗り込んだのち乾燥させて結晶化させることで

画面のガラスに保護フィルムを貼り付けたかのような硬度を持たせる

近年話題の新技術なのです。

ガラスコーティングの優れた点は、

仕上がりがとても美しい

汚れが落ちやすくなる

一度施工すると二~三年も効果が長続きする

など様々ありますが、中でも特徴的な性質として

重ね塗りができるという利点があります。

ガラスコーティングは一般的な保護フィルム等とは異なり

極薄の被膜構造ですので重ね塗りを行うことが可能となっており、

当店のガラスコーティングであれば

3回ほど重ね塗りを行うことで9Hまで硬度を上げることが可能ですので、

もし興味がおありの際は、お気軽に当店までお問い合わせくださいませ!

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