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iPhoneでサポートが終了されたら何が起こるの? | スマホスピタル

2021年になり、AppleはiPhone 6sと第一世代のiPhone SEのサポートを終了するかもしれないという噂が流れています。

というのもAppleはiPhoneのサポートを端末が発売されてから5年で終了するという法則がありまして、

この法則に則ると2015年9月25日に発売されたiPhone 6sや2016年3月24日に発売された第一世代のiPhone SEは2021年現在、いつサポートが終了してもおかしくない機種になるのです。

iPhone 6s/6s PlusとiPhone SE

iPhone 6sや第一世代のiPhone SEは日本に限らず世界でも大人気の機種でして、発売から5年が経過した今でも根強い人気を誇っています。

その証拠に当店のような修理店でiPhone 6sやiPhone SEの修理を依頼されるお客様は後を絶たず、新しい機種を買わずにバッテリーを複数回交換している方も珍しくはありません。

そしてその人気を裏付けるかのようAppleも先日iOS15を発表した際、

iPhone 6sとiPhone SEのサポートから除外しないと公式発表いたしました。

しかし、ここで「そもそもAppleのサポートって何?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回のブログではAppleのサポートについて詳し掘り下げていきたいと思います。

Appleのサポート 『修理』編

Appleのサポートと言っても、大まかに分けて2種類のサポートがあります。

ひとつはiOSのサポート、もうひとつは修理のサポートです。

このふたつのサポートがAppleの主なサポート内容になり、

サポートから外れるということはこのふたつのサポートから外れてしまうことを意味します。

ですがiOSと違い、修理サービスは対応機種がサポートから外されたからといってすぐに使えなくなるわけではありません。

iPhone 5sやiPhone 6を例に出しますと、iPhone 5sとiPhone 6は2019年の秋に発表されたiOS13の対象に入らず、iOS12でサポートの終了が決定いたしました。

しかし約2年が経過した2021年の8月になってもAppleの修理サービスにiPhone 5sとiPhone 6は記載されており、正規店でも修理が受けられることを示しています。

つまり仮に大人気機種であるiPhone 6sや第一世代のiPhone SEのサポートが終了されたとしても、

すぐに正規店で修理サービスを受けられなくなるわけでないということになります。

とはいえiPhone 6sとiPhone SEが古い端末であることに変わりはありません。

というのもiPhoneに限らずスマートフォンの平均的な寿命は3~4年だと言われていますので、

「せっかく最新のiOSをインストールしたのに端末が使えなくなった!」となる恐れも十分にあります。

余談ですが、端末の容量が足りていない状態で無理矢理iOSのアップデートを試みますと9割以上の確定でシステムエラーに陥ってしまいますのでお気を付けください。

そうなった場合、初期化や基板修理などでしか直せなくなり、常日頃からバックアップを取っていない方は最悪全てのデータが取り出せなくなってしまいます。

心当たりのある方はiOSの自動アップデート機能を必ずOFFにして、十分な空き容量が確保できてから手動でアップデートしましょう。

話が逸れてしまいましたが、古い端末でもAppleの正規店で直すことは可能です。

しかし正規店ではバックアップを取っていることが前提の修理になります。

つまり、先ほども書いた通り端末の破損具合が酷い場合は初期化された状態で端末が戻ってきます。

そのため、修理サポートを受けられるからといって安心し、バックアップを取らない状態で端末を限界まで使用しますと今までの大切な思い出や重要なデータなどが消失してしまう可能性がありますのでお気を付けください。

Appleのサポート 『iOS』編

ほとんどの方はiPhoneのサポートと言われて真っ先に思い浮かぶのはiOSのサポートだと思います。

ご存知ではない方に説明しますと、iOSとはiPhoneやiPad、iPod tuuchなどで使用されるOS(オペレーションシステム)のことを指します。

OSとはアプリやデバイスを動作させるソフトウェア(コンピューターを働かせるためのプログラムの総称)です。

そして、iOSのサポートから外れるということは

端末内部にあるiOSのアップデートができなくなるということなのです。

iOSのサポートから外れた時に起きること

iOSのサポートを受けられなくなる際に起きるデメリットはいくつかありますが、

その中でも特に重要なものを挙げますと――

アプリのサポートも受けられなくなる

セキュリティーが更新されない

このふたつになります。

 

まず『アプリのサポートを受けられなくなる』ということに関して説明しますと、

iPhoneのアプリには対応機種や対応iOSがありまして、古い機種や古いiOSですとアプリを立ち上げることができても誤作動や不具合が出てきてしまったり、そもそもアプリを立ち上げることすらできない、といったことが起きてしまいます。

「iOSがアップデートできなくなっても端末は問題なく使えるから機種変はしない」

という方は後々必要なアプリなどがある日突然使えなくなってしまう恐れがありますので気を付けましょう。

続いて『セキュリティーが更新されない』という点を説明しますと、

iOSにはインターネットに蔓延るウイルスハッキングプログラムを防ぐセキュリティーが備わっていますが、ウイルスやハッキングプログラムというものは日々更新され、我々の知らないところでどんどん複雑化していきます。

そのため、それらに対応するセキュリティーも日々進歩する必要があるのです。

しかし最新のセキュリティーは最新のiOSに組み込まれていますので、iOSのサポートから外れてしまいますとiOSのアップデートができず、古いセキュリティが組み込まれままのiOSで端末を使い続けなければなりません。

そのため個人用の端末ではなく、法人端末などを使用している方はiOSのサポートから外れた端末を使用しない方が良いでしょう。

 

いかがだったでしょうか。

一言にAppleのサポートから外れると言っても、実際には色々なデメリットがあります。

もし今後が心配な方は機種変更をお勧めいたしますが、そこまで古くない端末を使っている方であれば焦って機種変更をする必要もないでしょう。

当店ではAppleの修理サポートから外れた古い端末(iPhone 5Sよりも前の端末)でも修理を受け付けておりますので、修理を検討の方はお気軽にご相談ください。

もちろんiPhoneやAndroidといったスマートフォンだけではなく、Nintendo SwitchやSwitch Lite、3DSなどといったゲーム機の修理にも対応していますのでご安心ください!

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