キャリア・スマートフォンメーカーのプリインストールアプリとは？消し方はある？ | スマホスピタル

プリインストールアプリとは

プリインストールアプリとは、スマートフォンを買った時点から既に入っているアプリ（＝内蔵ソフトウェア）のことで、ユーザーである私達が勝手に消せないものが多いです。例えば、ドコモで購入したスマートフォンなら、スマートフォンメーカーのプリインストールアプリ（電話、時計、設定、カメラなど）に加えて、ドコモのプリインストールアプリ（コンシェルなど）が入っています。

iPhoneの場合、iOS10以降からはメール・株価・天気・コンパスなどの必要性が低いプリインストールアプリであれば、ホーム上から取り除くことができます。キャリアのプリインストールアプリは、設定からアプリを無効にするか、Webクリップの場合はそのまま消してしまうことができます。

Androidスマートフォンの場合、プリインストールアプリは、PCからadbを使って強制的に削除するか、root化して消すかの二択になります。ただ、root化やadbでのコマンド操作は、リスクを背負うものになりますので、初期化しても良いという気持ちで挑んだ方が良いでしょう。また、キャリアのプリインストールアプリは、Webクリップである場合が多いのでそちらもすぐに消すことはできます。

なぜプリインストールアプリはあるのか

通信事業には、電気通信事業法などの、他社との値段の上下や、不公平なサービスがないように定められている法があります。これによって、総務省は事実上「実質0円」や「四年縛り」などを廃止に方向へ転換させてきました。そうなると、持つ人が限られているスマートフォン事業だと、他社キャリアから人を引っ張ってきて成長していたものが、できなくなってしまったのです。

そうすると、力を入れる先はこの先伸びが見込めない携帯電話事業・通信事業ではなく、サービスの方向になるのです。つまりキャリア自体が提供しているアプリ、もしくはサービスにノルマ方式などで新規契約者を入れさせることによって利益を上げているのではないでしょうか。

そうなると、キャリアで購入した端末にはプリインストールアプリとして最初から自社のサービスアプリを入れておけば、少しでも売上が伸びるとのことで、入れてあるのではないかと思います。

キャリアのプリインストールアプリがいらないという方は、分割で端末を購入することは諦めた方が良いでしょう。一括でGoogleStoreやAppleStoreなどの直営店で欲しい端末を購入するか、AmazonでSamsungやMotorolaなどのフリーSIMの端末を購入するのがおススメです。

また、キャリアのプリインストールアプリでなくとも、スマートフォンメーカーにもプリインストールアプリは存在します。それも嫌だという場合、GoogleやAppleの端末を使うか、Android Oneなどの「Androidコードを改変せずそのまま使用した」スマートフォンを購入するのが良いでしょう。

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