キャッシュクリーナーアプリは本当に必要か：自分の端末の使い方を考えてみる | スマホスピタル

キャッシュクリーナーアプリ

iPhoneやAndroidなど、スマートフォンは使っているうちにだんだんと動作が重くなっていきます。

これは必ず起こるもので、主にアプリのキャッシュデータや、ジャンクファイル、実行中の無駄なタスクが原因にあたります。

これを削除し、綺麗な状態に戻すことでスマートフォンの動作をさくさくにする、というのがキャッシュクリーナーアプリと呼ばれるものです。

主にPower Clean、Clean Masterなどのアプリがそれにあたります。

キャッシュクリーナーアプリは本当に必要か

キャッシュクリーナーアプリは、その作業内容から多くの権限を必要とします。

端末にとっての権限が必要になるということは、それだけ悪さをしやすい環境であるということです。

もちろん、端末を動かしてキャッシュを削除・タスクキラーしているわけですから、本体端末内で同じ操作が可能です。

iPhoneの場合は、各アプリの設定からキャッシュを削除し、こまめにタスクを消去することで、

Androidの場合は、バージョンにもよりますが設定のストレージでキャッシュを一括削除することが可能です。

そのため、基本的にクリーナーアプリが行っていることは実機でも可能です。

それでもクリーナーアプリに頼りたいときはある

しかし、iPhoneのようにいちいちアプリからキャッシュに入って、削除をするのはかなり面倒くさいです。

LINEやGoogle Mapなど、よく使うアプリのキャッシュを削除していても、必然的にすべてのアプリにキャッシュはたまっていきます。

これを一括で削除するのはなかなか面倒なので、クリーナーアプリを使うのも手です。

ですが、先ほど記述した通りクリーナーアプリはかなり危ないものもあります。

どうしてもクリーナーアプリが必要というのであれば、Google謹製のもの（Files by Google）があるのでそれを使うのも手です。

クリーナー機能に加えて、なぜかアドレス登録なしでファイルの送受信が可能な機能がついています。

iPhone間にはAirDropがあるので必要ないかと思いますが、AndroidとiPhone間でも送受信が可能なのでiPhoneとAndroidを二台持ちしている人や、

友達にAndroidユーザーが多いという場合は使ってみるのもありかもしれません。

Androidスマートフォンの最新バージョンでは、Android間でファイル送受信が可能だった「Androidビーム」がなくなっているので、

Files by Googleがプリインストールされていることが多いです。

ファイル送受信以外にも、重複している写真やファイルの消去、ファイルをSDカードへ移したり、

使用していないアプリの報告をしてくれるので意外と便利かもしれません。

ぜひ使用してみてください！

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