壊れたiPhoneからデータ移行（復旧）は可能か？回答と方法を解説 | スマホスピタル

大切なiPhoneの内部データをどのように日々保管（バックアップ）していますでしょうか。突然iPhoneが起動しなくなったりして買い替えをせざるを得ない状況でもデータを何とかできないかとお考えの方は多いと思います。そもそもiPhoneのバックアップとは？という所から最新版iPhoneのデータ移行方法も本記事は解説をしていきます。

iPhoneのデータバックアップや移行方法

iPhoneにはデータバックアップ方法が現在大きく分けて2種類あります。

• iCloudやキャリア提供のデータ保存アプリ
• iTunesを使用してパソコン・MACにバックアップを取る

iPhoneの使用している容量によってはパソコン・MACには保存しきれない、自宅にパソコンがないという方も多くなっているのではないでしょうか、そんな時はクラウドシステムを有料でレンタル、自動バックアップがオススメです。寝ている間に自宅Wi-FiからiPhoneが自動バックアップをとってくれます。

パソコンやMACにiTunesをインストールしてiPhoneをケーブルで接続する事でバックアップを取ることもできます。ただし自動ではなく手動なので気になる方は1週間に1回や月に1回と一定ペースでバックアップすることをオススメします。

データの移行方法は「クイックスタート」から選ぶことができます。（iOS16現在の手順になります）

旧iPhoneからWi-Fiを経由して新iPhoneへ移行する方法が最速です。その他パソコン・MACのiTunesから、iCloudから復元をする事も可能です。いづれにしても移行後にアプリのダウンロードも始まる為、2時間ほど時間が取れるタイミングで実施するのが良いでしょう。

参考ページ：クイックスタートを使って新しい iPhone や iPad にデータを転送する

どんな症状のiPhoneはデータ復旧・移行が「できる・できない」のかを解説

データ移行をしたいのに今までつかっていたiPhoneが故障していてバックアップが取れない、移行ができないというケースがあります。

たとえな下記のような場合はデータ復元・移行ができるのかを詳しく解説していきます。

• 画面が映らない
• タッチ操作ができない
• 起動しない
• iPhoneは使用できません
• バッテリーが安定せず再起動してしまう

画面が映らない

iPhoneを落下させたり、画面に圧力がかかりディスプレイ画面が故障してしまうと画面が映らない状況となります。クイックスタートでは古いiPhone側の画面操作が必要となるので画面が映っていない場合はiPhoneからiPhoneへのデータ移行はできなくなります。2段階認証を古いiPhoneで実施する状況だとどの方法もデータ移行は難しくなります。

タッチ操作ができない

画面が映らない同様に操作ができないとやはりデータ移行は困難です。

起動しない

古いiPhoneが起動しないとやはり操作もできずバックアップを取ることやデータ移行することは困難です。

iPhoneは使用できません

パスコードを回数上限間違えた際、画面に「iPhoneは使用できません」と表示されて操作がまったく出来ない状態になります。iPhoneを初期化する必要があります。事前にバックアップが取られている場合は復元をしてから新しいiPhoneへ移行を実施することは可能です。LINEやゲームアプリを安全に引き継ぐ為には重要となります。

バッテリーが安定せず再起動してしまう

リンゴループという状況やバッテリー問題で電源がシャットダウンを繰り返す症状は充電をしながら非常に不安定な中バックアップや移行を行える可能性はあります。ですがiPhone本体への負担が大きい為あまりオススメしません。その後起動しないに繋がる可能性が高いです。

非正規修理店だからできる修理方法がある

前項のような症状の場合、Appleストアや正規修理店に相談をしても対応は難しいです。

正規修理店では「ただのガラス割れ」や「ただのバッテリー交換」なら修理が可能ですが、起動しない故障などの場合は修理ではなく本体交換という対応になる可能性が高いです。

故障してしまったiPhoneと新しいiPhoneを交換という事になりますが、この場合、データがなくなってしまう事が問題です。

なぜデータが消えてしまうかというと、データが入っている電子基板の部分が新しいものと交換になってしまうからです。

ですが、スマホスピタルでは逆に本体はそのままで、データが入っている電子基板はそのままで故障しているパーツの方を新しいパーツと交換させていただきます。

このように、故障している部分を修理する事で今まで通りにお使いいただいたり、新しいiPhoneを買ってデータ移行が完了したらサブ機として使用する事も可能ですが、店舗内でだけパーツを仮付けして「データ移行」という作業を行なう事も可能です。

故障しているパーツを修理するのではなく、一時的に仮で接続します。データ移行が面倒というお客様にオススメの作業となります。

リンゴループや水没の場合は、その状態から直接データを取り出す事が出来ないので、データのバックアップが取れる状態まで復旧させる事を目的とした復旧作業を行ないます。

iPhoneのデータ復旧、移行はスマホスピタルへ

【スマホスピタルで修理をした際のデータ復旧・移行可否】

④のiPhoneは使用できませんは出来ことは変わらないのですが、それ以外は対応可能となります。パーツ変更で操作が出来るようになればバックアップを取ることも、データ移行をすることも可能になります。データ量によって移行時間は2時間以上かかる可能性もあります。余裕をもってご依頼ください。

またパーツ変更を行っても起動が難しい場合は基板修理を試みることも可能です。詳細は店舗スタッフへお問合せください。