iPhoneの防水性が落ちる原因と防水性を復活させる方法とは？ | スマホスピタル

ここ数年で発売されているiPhoneは耐水・防水性能が付いていますよね。でも、この耐水性や防水性も購入当初と同じ防水性が続くわけじゃないんです。

iPhoneってどうやって防水してるの？

↓こちらは耐水テープです。

このテープが画面の裏側と本体フレームとの間に貼ってあります。そうすると画面と本体フレームがしっかりと接着され隙間がなくなります。

隙間がないため水分が入り込みにくくなっていますが、購入したばかりのiPhone12であったとしても水没しないわけではありません。

ですが、購入から数年経っているiPhoneXやiPhoneXsに比べると水没の可能性は低くなります。これは耐水性が落ちてしまっている事が原因です。

iPhoneの防水性はなぜ落ちる？

どうして防水性が落ちてしまうのか気になるところですよね。いくつか原因があるのでご紹介します。湿気、水分、油分によって耐水性が落ちる毎日使っているiPhoneは雨で濡れてしまったり、お料理をしている時に濡れている手で触ったり、お風呂場に持って行ったりしていませんか？

耐水テープは濡れるとネチャネチャベタベタになります。ネチャネチャベタベタになると耐水性も落ちてしまいます。ですが、外から見てもわからないので耐水性があるものだと思って使用して、濡れてしまった時に水没してしまう事があります。

iPhoneの経年劣化によって耐水性が落ちる

水に濡れないように使っていても長く使用する事で耐水テープも劣化してしまいます。夏の暑さや冬の寒さで耐水テープも状態が変化します。夏には湿気と気温の高さで粘着がネチャネチャと緩みます。

逆に冬になると寒さで固まります。それを繰り返すことで劣化も進んでしまいますが、こちらは防ぎようのないものです。

iPhone修理に出す事で防水性が落ちる

修理に出すと分解時に耐水テープを剥がさないと分解ができず、耐水性が落ちてしまいます。耐水テープを用意している修理店と用意していない修理店がありますので、耐水性が気になる方は前もってご確認される事をオススメします。

iPhoneの防水性を復活させる方法とは？

これは、新しい耐水テープの貼り直しです！当店では修理のお客様で元々、耐水性がある機種をお使いの方には新しい耐水テープを貼りつけするかどうかを選んでいただきます。

バッテリー交換や画面割れの修理をして、今まで通りに長く使っていきたい方は新たに貼られる方が多いです。

でも、ただ張り付けるだけでは耐水性は弱いので、今までついていた耐水テープを綺麗に取り除いてから薬剤で粘着のベタベタも取り除きます。

貼りつけの際も貼ればいいのではなく上下左右のバランスをしっかりと合わせて貼りつけていきます。これでやっと防水性がある程度戻ります。

修理をしなくても耐水テープの貼り直しはできる？

今までは修理のお客様のみの作業でしたが、修理をされていない方にもサービスを開始しました！耐水テープの貼り直しと内部清掃のメンテナンス作業で2500円+税（2020年12月14日現在）となります。

まとめ

耐水機能は徐々に落ちてきてしまいますので、水回りや濡れた手で使用される方や、今までに水に濡れたり、修理に出した事がある本体は耐水性が落ちています。

その本体を防水だと思って使用していると水没の確立が上がってしまいます。長く大切に使っていきたいという方は耐水テープを定期的に貼り替えて頂くと安心してお使いいただけます。

iPhoneの防水機能を復活させたい方はスマホスピタルへご相談ください。

基本的にiPhoneやスマートフォンは修理の際に分解を行うので耐水シールは基本はがれてしまいます。スマホスピタルではオプションで修理時にお選びいただけるようになっておりますので修理見積時にご説明をさせていただきます。

但し、アップルの公式ページにも記載はされていますがiPhoneは「完全防水」ではございませんのでお風呂（高温多湿）であったり海水、プールなどは耐水の条件には含まれておらず基本的には真水やアルコールやジュースの飛沫程度を防ぐというレベルですので修理前でも水分に関しては過信してしまうのは危険です。

参考ページ：iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について