２年で機種変更なんて出来ない！購入したiPhoneを出来るだけ長く使う方法をご紹介します！ | スマホスピタル

日本ではシェア率No,1を誇るAppleのiPhone（アイホン・アイホーン）

昔は２年に一度機種変更をしましょうといった風潮でした。

これは単純に２年に１回更新の時期に他社乗り換え、もしくは機種変更をするとコスパ良く新型iPhoneを使う事が出来るという売り手側も買い手側もwin-winな環境であった時の話です。

当時、実際のiPhoneの寿命は大体３年程度と言われていましたが今ではその耐久力も増しています。

本体の金額も高額になり、多くの人がなるべく長く使いたいと思う様になりました。

そしてそれはデザイン面でも…

毎年新しいシリーズが発売されるiphoneは徐々にその見た目や機能を変えていっています。

スペックが高くなる事はもちろんのこと、よりスマートに見せるため追加されたパーツ・排除されたパーツが複数あります。

それを使いやすくなったととるか使いづらくなったととるかは人それぞれですよね。

大きな例で言うとホームボタンが挙げられます。

iPhoneXの発売が発表された際、多くのiPhoneユーザーがホームボタンが失くなることについてざわついたものです。

後続のiPhoneSE2が発売されるまでしばらくは機種変更はしないと固く誓った方も多いはずです。

この様に金額の面、気に入っているデザイン・機能の面から現在使っているiPhoneをなるべく長く使い続けたいといったスタンスに移った方が非常に増えました。

では実際にアイフォンの寿命を伸ばすための方法はあるのか？というお話ですが

結論から言うと方法はあります。

普段お使いの際にひと工夫、必要な際はその部分だけの修理を施す事でiPhoneの寿命は劇的に伸びます。

「なるべく長く使いたい」

「機種変更後もサブ機として使う予定がある」

そんな方はこの記事を参考にしていただけたら幸いです＾＾

iPhoneの劣化しやすい機能

止むを得ず機種変更をしなくてはならない一番の原因はiPhoneの劣化です。

アイフォーンの様な精密機器は人間と同じ様に病気になったり怪我をし、歳をとります。

例え落としたり水没させた事がなくても、歳をとっていけば（端末を長く使っていると）機能の様々な箇所に不具合が出てきます。

これを「経年劣化」と呼びます。

この経年劣化は全てのパーツに例外なく訪れるものですが、その中には経年劣化しやすい物・症状が現れやすいものがあります。

バッテリー

iPhoneを稼働するのに必要不可欠な存在です。

使われているのはリチウムイオンバッテリーというもので、このバッテリーの平均寿命は２〜３年と言われています。

劣化が進むと充電の持ちが悪くなったり急に電源が落ちる様になったりバッテリー自体が膨張し画面を圧迫したりしてきます。

最悪の場合バッテリーが発火・爆発することもある危険な代物でもあります。

症状として顕著に現れるため、我々修理店も劣化の指針として必ずチェックしています。

数値で確認したい方は設定→バッテリー→バッテリーの状態→最大容量から確認する事が出来ます。

ドッグコネクター

バッテリーに次いで劣化しやすい部分がドックコネクター（充電口）部分です。

充電器を挿しても充電できない、もしくは挿す角度によって充電出来ていない事があるといった症状が出てきます。

ドックが全く使えなくなってしまった場合、バッテリーの残量が０％になれば起動もしなくなってしまいデータを取り出すことは出来なくなってしまいます。

物理的な経年劣化の場合充電器を挿した時にグラついている事が多いのが特徴です。

液晶パネル

液晶パネルは劣化前に割ってしまう方のほうが多いので症例としては少ないですが、現在iPhone７以前の古い型に出ているであろう経年劣化の症状が画面が暗くなったり鮮明さがなくなるというものです。

毎日使っているとなかなか気づかないものですが、お使いの期間が長ければ長いほどディスプレイの映りは低下していっています。

メイン基板

iPhoneの脳みそであるメイン基板も年々徐々に劣化しています。

全てのパーツの接続や機能はメイン基板を通しているので、基板の経年劣化による症状は非常に多岐に渡ります。

バッテリーが原因の故障と思われたものも実はバッテリーを接続する基板側が原因であったといった事もあります。

基本的には基板の故障はかなり高額となってしまうため、起動不可の状態でどうしてもデータを取り出したいといった様な事でなければ買い替えの選択肢も出てきます。

そういった意味では基板の経年劣化＝機種変更の時期とも言えます。

日々の使い方でiPhoneの寿命を伸ばす方法

iPhoneの寿命を伸ばす方法はずばり日々の使い方の工夫です。

工夫といっても難しい事ではないのでご安心くださいね＾＾

より長く、より快適にお使いいただく為に気をつけた方が良いことをご紹介致します。

バッテリーを長持ちさせる工夫

まず一つ、普段の充電の仕方を気をつけてみて下さい。

バッテリーは放電しすぎても充電しすぎても負担がかかります。

特に残量が100％になっても充電し続ける事を過充電と言い、これはかなり劣化を早める行為です。

また、充電をしながら動画を見たりゲームをする事もあまり良いとはされません。

普段充電中にバッテリーが熱を持ったりする方は負担のかかる充電をしてしまっているのかもしれません。

そしてもう一つがバックグラウンドをこまめに消す事。

iPhoneは一度立ち上げたアプリを閉じてもバックグラウンドでは起動したままです。

それが溜まっていると常に電力の消費が生じる為結果的に劣化を早めることになってしまうのです。

充電口を守る方法

iPhoneには純正の充電器がついてきます。言い換えればそれは専用の充電器。

巷には様々な互換品が売られていますが、それらは微妙に大きさが違うのです。

少し大きい充電器を普段使いしてしまうと充電口は少しづつ摩耗し、そのうちどの充電器を挿してもぐらぐらになってしまいます。

充電器はなるべく純正の物を、少なくとも激安の物は使うのを避けた方がよさそうです。

水没を防ぐ

精密機器の一番の大敵は水分です。

iPhoneには防水機能があると言われていますが、実のところ完全防水ではありません。

厳密に言えば耐水性能…ある程度の水分は防ぐよというものです。

ですので例えお水の中に落としたわけではなくても少量の水分、雨や水蒸気などでも水没する可能性はあるのです。

お風呂でまったりする際のお供になりがちですが、お水の側で絶対に使わない様にする事が思わぬiPhoneの故障を防ぐ術でもあります。

特にこれからの時期、海やプールなどに行く際はお気をつけ下さい。

データの整理をしましょう！

日常の全てがiPhoneに詰まっている方は多いですよね。

写真や動画、仕事で使う資料など…。

しかしiPhoneが保存できる容量には限界があります。

容量不足のままアップデートがかかるとリンゴループになってしまう事もあります。

また、容量がいっぱいの状態は常に負荷がかかっている状態で動作が重くなったりと本体にあまりいい状態ではありません。

基板やバッテリーの劣化に繋がる事も…＞＜

どちらの面からも、パソコンやiCloudにバックアップを取りいらないデータを整理することはオススメです。

いざと言う時のデータの保全にもなります＾＾♪

工夫していても故障はやってくる…そんな時は修理がオススメ！

どんなに気をつけていても故障してしまう事はあります。

しかもそのほとんどは突然やってきます。

そんな時もう買い替えなきゃいけないかと諦めてしまう方も多いのですが、修理するという選択肢も是非加えてみてください。

メーカーでは補償に入っていればデータは消えてしまいますが少額で本体交換してくれるケースもあります。

データを残したままで修理をご希望なら故障箇所だけを修理する当店スマホスピタルのような街の修理屋さんがオススメです。

バッテリーなどはどうしても２〜３年で劣化の影響が出てきてしまいますが、そんな時もバッテリー交換だけをすればまた快適にお持ちいただく事が出来ます。

お困りの際は是非一度ご相談してみてください＾＾

手を尽くしても限界はある！？

どんなに気をつけて使っていても、何度修理をしても本体基板の寿命が来てしまった場合…それは本当の交換時期です。

どうしても古いモデルは限界を迎えて来ています。

今で言うとiPhone６以降の型をお使いの方には何度か買い替えをオススメさせて頂きました。

しかし逆に言うとそこまで使ってあげれたのならそのiPhoneは大往生です。

まだ無事なうちにデータを取り出し、またお気に入りのアイフォンを見つけていただければと思います＾＾

まだまだ今の端末を使おうと考えている方、これからサブ機として古いiPhoneのお手入れを考えている方は是非一度ご利用ください。

お困りの症状があればお力にならせて頂きます。

まだ使えるかご不安な方もバッテリーの交換で生まれ変わったと御喜びになられたお客様もいらっしゃいます。

まずはご相談だけでもお気軽にご利用くださいませ！