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iPhoneの3D Touchはいつのまにやら廃止に?iPhone XR以降は触覚タッチ(Haptic Touch)を新たに搭載! | スマホスピタル

iPhoneの画面タッチをしている画像

iPhoneを日頃使っていても知らない、知っていて使うことができれば便利な機能3D Touchについてご紹介していきます!とお話をしようと思ったのですが、最近になってこの3D Touchの機能廃止されたという話は知っていますでしょうか?
まぁ日頃使っていない人からすると大して影響はありませんが廃止を嘆く人も少しはいると思います。3D Touch廃止なら今まで3D Touchで使っていた機能はどうなるの?と思う方。使っていない方はどんな仕組みで反応してどんな機能があったか、3D Touchに変わる触覚タッチ(Haptic Touch)の機能面の差や仕組みについてお話していこうと思います。

iPhoneの3Dタッチとは?

まず3D Touchが搭載されたのはiPhone 6sからで、現段階での対応端末はiPhone 6s、iPhone 7、iPhone 8とそれぞれのPlus系端末に加え、iPhone X、iPhone XS MAX、iPhone XSになります。iPhone XRや現状の最新機種iPhone 11系統の端末はこの3D Touchを搭載していません。搭載しなくなった理由としてはまず生産コストがかかってしまうこと。画面からボタンを押したような反応を出すために、iPhoneのディスプレイに特殊なリニアモーター「Taptic Enigine」を搭載する必要があります。そしてユーザーからもただでさえ大きくなってるiPhoneの画面を、さらに強く押さないと使えないというのは非常に使いづらいという意見があり、iOS 13のアップデートで全ての機種の3D Touchを廃止し触覚タッチ(Haptic Touch)に変更となっています。確かに片手で持つことが難しい端末の画面を強く押すのは難しいかもしれません。あの手のひらサイズのiPhone SEは戻ってこないんでしょうか….。

この触覚Touch(Haptic Touch)3D Touchでの押しにくいという問題点も踏まえ、長押しだけで3D Touchとほぼ同様の機能が使えるように変更されました。これによって一番恩恵を受けたのはiPadです。表面のガラスにタッチセンサーが付いてはいますが強く押し込むということが難しく、画面中央は問題なくできるのですが構造上の問題で画面隅の方へ行くほど押し込みにくかったのです。

それではここから触覚タッチ(Haptic Touch)の設定方法と何が出来るのかお話していきたいと思います。まず設定方法は「設定」→「アクセシビリティ」→「タッチ」→「触覚タッチ」で速いと遅いからの2種類の選択が可能です。
また、3D Touch対応機種の場合は、同じ設定の中で3D TouchをOFFにして触覚タッチのみ使用する設定もできます。しかし反対に触覚タッチをOFFにすることはできません。

iPhoneの触覚タッチとは?

では触覚タッチではどういった機能があるのか。今まで3D Touchに対応していない機種では、ホーム画面のアプリを長押しするとアイコンの右上に✕が表示され、アプリの並び替えや消去ができるだけでした。ですがiOS 13からはiPhone 6s以降、全てのiPhoneが触覚タッチを使用できるようになり、アプリを長押しするとサブメニューが表示されるようになりました。今回一番ご紹介したいのはこのサブメニューについてです。アプリによってできることはさまざまです。
特に何もないアプリだと並べ替えとアプリの共有と消去が表示されます。例えば最近どんどん使われるようになったPayPay。これを長押しすると常設機能に加えて「スキャン支払い」、「バーコード支払い」が追加されます。「LINE」では「新規トーク」、「コード支払い」、「QRコードリーダー」、「通知の一時中止」のような短縮操作も出来ます。ちなみに「LINE」アプリ内でも相手とのトークを長押しすると既読をつけずに相手の送ってきたものをみることができます。休日の急なお誘いはこれでやり過ごしましょう。

その他にもYouTubeやTwitter等では直接検索欄がでてきたりなどのショートカットがありますが、私がこの機能を使って一番便利だと思ったのは音楽系アプリです。私が使っているのはSpotifyですがこのアプリを長押しすると「検索」と「最近再生した曲」の項目が出るようになっています。アプリを起動して音楽を選択して再生するのに比べて触覚タッチを使うと短縮して曲を流すことができます。電子マネー支払いや音楽再生は普段良く使うものなのでぜひ活用していきましょう!

今回の3D Touch、触覚タッチ(Haptic Touch)関しては以上になります。

今回あげた触覚タッチい関しては通常のタップ、スワイプ操作よりは画面に若干圧力がかかる操作となります。もしiPhoneのガラスに亀裂が入っている場合は要注意が必要です。押し込むことでガラス割れが広がったり、画面自体の映りを損なってしまう可能性もございます。そうなる前にiPhoneのガラス割れが発生している場合はお近くのスマホスピタルにご相談ください!

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2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。

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