iPhoneの機能
iOSの更新・アップデート中のトラブルが急増しています! | スマホスピタル
皆さん、お使いのiPhoneは常に最新のバージョンへ更新(アップデート)していますか?
更新(アップデート)は、iPhoneやiPadの基本システムであるiOSを新しくすることです。
2020年2月時点でのiOSは、13.3.1 が最新版となっています。
基本的には、アップデートをすることによって、新しい機能の追加があったり、
不具合の修正によって安定性が向上するなどの恩恵があります。
しかし、実はこのアップデート中に予期せぬトラブルが発生する場合があります。
最近、このアップデートによって発生するトラブルのご相談が急増しています。
iOSのアップデート中に起こるトラブルとは?
例えば、アップデート中にスマホの充電がなくなって電源が切れてしまったり、
電波が不安定になり、通信が途切れてしまったりすると、
アップデートが正常に完了されず、端末に不具合が発生する場合があります。
正常に完了できなかった場合に起こる最も多い症状がリンゴループです。
リンゴループは、再起動ループ、ブートループなどとも呼ばれる症状で、
iPhoneやiPadの起動時に表示されるリンゴマーク(Appleロゴマーク)が
ついたりきえたりを繰り返し続けて、通常起動ができない状態となってしまうことです。
この症状になってしまうと、スマホとしての操作がほぼできなくなってしまうため、
電話をかけたり、メッセージを送ったり、メールを見たりなど、
ほぼ全てのアプリ・機能が使えなくなってしまいます。
リンゴループになってしまったときの対処法
リンゴループになってしまったときにできる対処法としては、2つあります。
どちらもiTunes(Windows/Mac用のソフトウェア)を使用します。
本体の強制更新
まず、リンゴループになってしまったiPhoneをリカバリーモードにします。
(※リカバリーモードから復帰できなくなる場合もありますので自己責任で行ってください。)
PCでiTunesを起動して、リカバリーモードにしたiPhoneを接続します。
認識されると、「更新」と「復元」の2つのボタンが表示されます。
ここで「更新」を選択します。
※「復元」を選ぶとデータが初期化されますのでご注意ください。
最新のiOSがダウンロードされ、その後iPhoneの更新が始まります。
うまくいけば、更新が完了ししばらく待った後に通常通り起動ができるようになります。
本体の復元(初期化)
更新を行っても症状が改善されない場合は、本体の復元を行う必要があります。
復元は、「工場出荷状態への復元」のことであり、データが初期化されます。
そのため、リンゴループが直った場合も1からやり直すか、バックアップの復元が必要となります。
なお、リンゴループになってしまってからではバックアップは作成することができないため、
普段からこまめにバックアップを行うことが、データを守るために非常に重要となります。
復元のやり方は、先ほどの更新を行うときに出てくるボタンのうち、「復元」を選択します。
復元はiOSの更新も兼ねているため、同じようにアップデータがダウンロードされます。
その後、更新と復元が同時に実行され、成功すればiPhoneに初期設定画面が表示されます。
アップデート(更新)の前には必ずバックアップしましょう!
リンゴループになってしまった本体では、それを直すために初期化が必要になることもあります。
なってしまってからでは、データの取り出しなどが困難になってしまうため、
アップデート(更新)を行う前には、必ずデータのバックアップをしておきましょう!
バックアップをしておけば、復元(初期化)が必要になった場合でも、
その時点までのデータを再び戻すことが可能となります。
また、「知らないうちにアップデートが始まり、その結果リンゴループになってしまった」
とういうような事態もありますので、自動アップデートをオフにしておくこともおすすめです。
自動アップデートをオフにするには、設定アプリの中の
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