iPhoneの機能
iPhoneのセキュリティって信用出来るの?なんとなく使っている指紋認証やFaceIDってどんな機能? | スマホスピタル
今では世界一のiPhone(アイホン)シェア率を誇る日本では69.1%の人がアイフォンを使っています。
お仕事にはもちろん日常生活にも欠かせない存在となっている便利な代物ですが、
便利である・多くの人が使っている物というのは悪用しようと狙われる確率も高いものです。
果たして我々が使っているiPhoneは安心して使える物なのでしょうか…?
結論から言うとアイフォーンのセキュリティはAppleが先進技術を持って構築したかなり優れた物です。
普段意識せずに使っているTouchIDやFaceIDもその一つ。
本日はこのiPhoneのセキュリティ機能について詳しくご紹介していきます!
「私のiPhoneは大丈夫?」こんな不安を抱えている方も是非参考にしてみて下さいね^^
iPhoneに保存されているデータ
iPhoneには私たちの全てと言っていい程のデータが保存されています。
自分や自身の周りの連絡先、個人情報、口座の情報、各アカウントのパスワード
細かい所で言うとヘルスケアの情報や会社の大事なデータが入っている方もいらっしゃいます。
それから消えては困る写真のデータやメモ…。
挙げたらキリがないくらいの情報が一つのデバイスに収まっています。
反対に言えばこの一つの端末を盗まれたり紛失してしまったり盗み見られてしまう事によって簡単に多くの情報が流れてしまう危険があるのです。
私達がこれらの情報を守るためにまずやることが「パスワードでロックする事」
AppleIDの入力の際に求められるパスコードは大文字から始まる4桁のアルファベットと数字4桁。
画面ロックのパスワードはセキュリティレベルを上げるなら4桁以上のパスコードが推奨されています。
しかし長いパスワードを毎度毎度打ち込む手間はスマートフォンには相応しくありませんよね。
そこでアップルが独自に開発した機能が役に立ちます。
iPhoneのTouch ID機能について
アイフォーン5sから搭載されたタッチIDの機能は、6s以降認証速度が上がり第二世代のタッチIDとして7,8,SE2でも活躍しました。
ホームボタンに指を乗せるだけでパスワードの代わりにセンサーが指紋を認識・認証し、ホーム画面のロック解除やAppleIDのパスコード入力、AppStoreで買い物をする時などにも使用できます。
これを「指紋認証」と呼びます。
外部のこだわり
touch IDを実現させるために使われている素材はサファイヤ結晶。
透明度や硬度が非常に優れており、センサーを保護したり指を正確に読み取るためのレンズのような役割を持っています。
また、ホームボタンの周りにはスチール製のリングがありこのリングがまず指を検出することでタッチIDが指紋の読み取りを始めます。
iPhone7以降のホームボタンは物理ボタンではなく感圧式のボタンですので、もしここが破損してしまうと指を検知出来なくなりホームボタンとしての機能を失ってしまいます。
なので落として画面が割れてしまった時、ホームボタン周辺の割れが酷い方は要注意です。
内部のこだわり
タッチセンサーにはディスプレイと同様、静電容量方式が使用されています。
これは指が触れた時の微弱な電流を感知する物で他の方式に比べて正確さが非常に高い方法です。
人の目には見えない様な指紋の細かい模様・線・シワ・毛穴を高い精度で解析し登録するので他の人の指紋で間違ってロック解除する事は基本的にはあり得ません。
また、360度どの向きでも読み取る事が出来、使えば使うほどデータが更新されていくのでより正確に、多方向からの指紋認証が可能になっています。
ちなみに複数の指紋を登録する事も出来るので、一つの端末をご家族など複数人で使用する場合も便利です♪
ただし指紋の照合を試す事が出来るのは5回までと決まっており、5回間違ってしまうと必ずパスワードを手打ちしなくてはなりません。
これによって安全さは増しますが、パスワードを忘れてしまっているとロックを解除出来なくなってしまうのでご注意下さい!
iPhoneのFace ID機能について
iPhoneX以降ホームボタンがなくなった事で指紋認証が使えなくなりました。
その代わりに搭載されたのが「Face ID」です。
画面に視線を向けるだけ・画面を見るだけでロックを解除したりサインイン、購入時の認証などが出来る様になりました。
Face IDのすごい所はメガネやサングラス、帽子、メイク、コンタクトレンズによって外見が多少変わってもしっかりと本人かどうか認識出来る点です。
マスクのように顔が大幅に隠れてしまうものは少し難しいですが、日常的な小さな変化であれば順応してくれるのです。
顔を認識するのに大活躍!True Depthカメラ
Face IDで顔を認証させる時に欠かせない機能がいくつかあります。
フロントカメラも位置するディスプレイの上部には実は様々な機能が搭載されており、
・顔が近づいた事を認識する近接センサー
・暗い所でも顔を認識する投光イルミネーター
・赤外線を感知する赤外線カメラ
そして3万個以上の目に見えない赤外線ドットを顔の上に投射するTrue Depthカメラ(トゥルーデプスカメラ)。
この散りばめられた赤外線が反射し、それを赤外線カメラが読み取る事で本体に顔の情報が送られる仕組みとなっています。
先程ご紹介した通り、メイクやヒゲといった外見の変化も自動的に認識してくれるため、ちょっとしたイメージチェンジの度に登録し直す必要がないのはとても便利ですよね^^
また、2Dの写真には写らない深度の情報に照らし合わせる為、ちょっとやそっとじゃなり済ます事は出来ません。
ここがすごい!画面注視認識機能
もう一つFace IDにはすごい技術が使われています。
目が開いている事・画面を見ている事を認識する「画面注視認識機能」というものが備わっています。
この機能のおかげで寝ている時に他人に勝手に顔認証を解除されないなどの安全が確保されています。
さらに画面を見ていない時にはディスプレイを暗くしたり逆に画面を見ている時には効果音を下げるといったバッテリーの消費電力を抑える事にも貢献してくれます。
どちらの認証機能も最新の高度な技術をふんだんに使われた素晴らしい機能と言えますが、もちろん情報を保護するといった意味でも信用できます。
ロックを解除するために登録された情報・読み取られた情報は暗号化され保護されています。
このデータがiPhone本体を離れる事は決してないのでiCloudなどにバックアップされる事もありません。
これの何が安心かと言うと、データというのは外部に移されるとその過程や移された後に盗まれる隙が出来てしまうのです。
登録した指紋や顔の情報が悪用されるのは恐ろしいですよね…。
デバイスから離れる事がなければその隙も生まれないので安心して認証機能を使う事が出来ます。
盗難から守ってくれるアクティベーションロックとは?
「アクティベーションロック」をご存知でしょうか?
設定の「iPhoneを探す」をオンにすることにより自動的にかかる機能の事で、
アイホーンを失くしたり盗まれた時に第三者に勝手に使われない様にするための機能です。
例えデータを消去する事が出来たとしてもAppleIDとパスワードが分からない限り再アクティベートする事は出来ないので、盗まれて勝手に売られてしまう・使用されてしまう事を防ぐ事が出来ます。
このアクティベーションロック(iPhoneを探す)はもちろん勝手にオフにする事は出来ません。
この辺の設定をいじるのにも必ずAppleIDとパスワードが必要になります。
反対にもしご自身のAppleIDとパスワードを忘れてしまった場合は少し厄介な事になります。
AppleIDは本体ではなくアップルのアクティベーションサーバーに保管され、端末に紐付けされるため、端末を初期化したとしてもその機能は生きたままです。
解除するにはどうにか思い出すか秘密の質問に答えるかご本人がAppleに問い合わせるしかないのでご自身で設定したAppleIDとパスワードは忘れない様ご注意下さい。
セキュリティが強いがゆえに困った事にも⁉︎
iPhoneのセキュリティが強固であり信頼できる事はなんとなくご理解頂けたと思いますが、実はちょっと困った事もあるんです。
それはセキュリティが強いが故にデータが消えてしまうケースがある事です。
例えば先程ご紹介したTouch IDとFace ID。
なぜか上手く機能しない時が精密機器である以上どうしてもあります。
そんな時5回までは認証を試す事が出来るのですが、5回間違えてしまうとパスコードを求められます。
一度電源を落とした再起動後にも問答無用で1回目からパスコードの手打ちを求められます。
このようにパスワードの手打ちを求められた時にパスコード自体を覚えていない・間違って覚えている場合、何回も間違えて打ち込んでしまうと恐ろしい事が起きます。
「〇〇分後にもう一度お試し下さい」
こんな文字が出てきたら要注意です!その後も間違え続けるとなんと…
データが自動的に初期化されてしまうのです!
これはiPhoneが盗難されたと認識してしまう為なので本来であれば素晴らしい機能なのですが、いざご自身に降りかかるとなるとちょっと怖いですよね。
そしてもう一つ、画面割れでもこのようにデータが消えてしまう可能性があります。
画面割れの症状の一つにゴーストタッチと呼ばれるものがあります。
これは触ってないのに画面が勝手に動くまさに幽霊が操作しているかの様な症状なのですが、このゴーストタッチによってロック中のiPhoneが勝手に解除されようとするケースがとても恐ろしいのです。
こちらが正しいパスワードを入れようにも電源を切ろうにもタッチが上手く効かなくなる為、画面はデータが消えてしまうまで永遠に間違ったパスコードを入力し続けます。
どうにも出来ないままデータが消えてしまったというお客様を沢山見てきました…。
このような症状になった時、まずは急いで当店の様なiPhone修理店にお持ちください。
データが消えてしまう前に、次の間違ったパスワードが打ち込まれる前になるべくお早くお持ちいただければ新しい画面に交換し、正しいパスワードでロックを解除出来るようになります。
ゴーストタッチは自然に直るものではない故障なので放置することだけは絶対にオススメしません。
万が一奇跡的にロックを解除出来た場合は一時的にも画面ロックを外しておくと安心です^^
ちなみに少し話が逸れますが、修理店に端末を預けるのが不安!個人情報を抜かれそうで怖い!と言う方がたまにいらっしゃいます。
確かに動作確認の際に画面を多少動かす事はあるのですが、お客様の個人情報を盗み見るなんて事は絶対にありません。
会社とも個人情報を扱う上での契約をしているので安心してください!と声を大にして言いたいのですが…お客様の気持ちも分かります笑
大事な端末を預けるのですから本当に信用できるのか不安ですよね^^;
そんな時はスタッフに動作確認はどんなことをするのかとか、どんな修理をするのかなど安心出来るまで聞いてみて下さい!
お客様にご納得頂いてから修理に入らせて頂くので是非分からない事があればどんどん質問してみて下さいね♪
まとめ
日常の情報の殆どが入っていると言っても過言ではないくらいiPhoneはとても身近な存在です。
身近であるからこそそれを悪用されたりしない様、セキュリティ対策はしっかりとしておきましょう。
Appleはより強固にしたセキュリティをより便利に準備してくれています。
少し知っているだけでメリットもデメリットも活かして使っていただけると思うので是非今回の記事を参考にしていただけたら幸いです。
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