iPhoneの画面が暗くなる原因は？不具合が解決しない場合の対処法 | スマホスピタル

iPhoneの画面が暗くなってしまったという方もいるのではないでしょうか。画面が暗くなる場合、何らかの不具合が発生していたり、設定をいつの間にか変えてしまったりした可能性があります。
本記事ではiPhoneの画面が暗くなる原因について解説します。画面が暗くなる不具合が解決しない場合の対処法についてもまとめました。
本記事を読むことでiPhoneの画面が暗くなる問題を解決できます。画面が暗くなってしまった、という方はぜひお読みください。

iPhoneの画面が暗くなる原因

iPhoneの画面が暗くなる原因として次の7つが考えられます。

• 明るさ自動調整機能がオンになっている
• 自動ロック機能の影響
• 低電力モードになっている
• ダークモードが有効になっている
• Night Shift機能が設定されている
• iPhoneの発熱
• 画面の故障

まずはこの中に原因がないかを探してみましょう。ひとつひとつの考えられる原因について詳しく解説します。

明るさ自動調整機能がオンになっている

画面が暗くなる場合、明るさ自動調整機能がオンになっている可能性があります。明るさ自動調整機能は、周囲の明るさに合わせて自動で画面の明るさを調整する機能です。周囲が暗い場合は、画面も自動的に暗くなります。
明るさ自動調整機能は、目の疲れを軽減できることや、バッテリーを節約できることなどメリットがいくつかあります。しかし、周囲が暗すぎると画面がそれに合わせてしまうため、かなり見えにくくなってしまうことがあります。
また、明るさ自動調整機能が誤作動を起こしており、周囲の明るさと関係なく、画面が暗くなってしまっている可能性も考えられます。
問題箇所を特定するために、ひとまず明るさ自動調整機能をオフにしてみましょう。オフにする手順は次のとおりです。

1. 「設定」アプリを開く
2. 「画面表示と明るさ」をタップ
3. 「外観モード」欄の「自動」をオフにする

自動ロック機能の影響

画面が暗くなる場合、自動ロック機能の影響も考えられます。自動ロック機能とは、iPhoneを操作しないで少しの間放置したときに、画面を暗くしてバッテリーを節約する機能です。iPhoneを再び操作すると、自動ロックが解除されて画面も明るくなります。
自動ロック機能は便利ではあるものの、頻繁に画面が暗くなると鬱陶しいと感じる場合もあるかもしれません。放置してからロックされるまでの時間は、自由に変更できます。鬱陶しいと感じる場合は、ロックされるまでの時間を長くしてみることをおすすめします。
自動ロック機能の時間を変更する手順は次のとおりです。

1. 「設定」アプリを開く
2. 「画面表示と明るさ」をタップ
3. 「自動ロック」をタップ
4. 自動ロック機能の設定時間を変更する

ロックされるまでの時間は、短くて30秒、長くて5分に設定できます。

低電力モードになっている

画面が暗くなる場合、iPhoneが低電力モードになっているかもしれません。
低電力モードとは、バッテリーの消費を抑えるための機能のことです。低電力モードをオンにすると、十分に充電されるまで、画面が少し暗くなったり、ダウンロードやメール受信などの動作を一時的に抑えたりすることがあります。
画面の明るさを常に一定にしたい場合は、低電力モードをオフにするのがおすすめです。低電力モードをオフにする手順は次のとおりです。

1. 「設定」アプリを開く
2. 「バッテリー」をタップ
3. 「低電力モード」をオフにする

ダークモードが有効になっている

画面が暗くなったというよりは、全体の色が黒く変わったという場合、ダークモードを有効にしてしまった可能性が考えられます。ダークモードとは画面表示を白基調から黒基調に変更する機能のことです。黒基調にすることで、暗い場所でも画面が見やすくなったり、バッテリーを節約できたりするメリットがあります。
ダークモードが有効になっている場合、一旦オフにしてみることをおすすめします。ダークモードをオフにする手順は次のとおりです。

1. 「設定」アプリを開く
2. 「画面表示と明るさ」をタップ
3. 「外観モード」欄から「ライト」に変更する

Night Shift機能が設定されている

画面が暗くなったというよりは、色味が変わったと感じる場合は、Night Shift機能が設定されている可能性が考えられます。Night Shift機能とは、指定時間に画面の色を暖色系に切り替える機能のことです。暖色系にすることで、目の負担を減らせる可能性があります。
Night Shift機能をオフにする手順は次のとおりです。

1. 「設定」アプリを開く
2. 「画面表示と明るさ」をタップ
3. 「Night Shift」をタップ
4. 「時間指定」と「手動で明日まで有効にする」をオフに変更する

iPhoneの発熱

iPhoneは発熱すると熱暴走を起こさないように、自ら機能を制限することがあります。その結果、画面が暗くなってしまうこともあります。
iPhoneは重いアプリを動かすなど負荷のかかる作業を長時間行うと、発熱する場合があります。発熱によって画面が暗くなった場合は、ひとまずiPhoneを休ませましょう。

画面の故障

iPhoneの画面が故障してしまい、画面が暗くなるということも考えられます。iPhoneを落とすなどして画面に衝撃が加わった場合、不具合が発生することがあります。
画面が故障した場合は、買い替えるかiPhoneを修理してもらうことをおすすめします。iPhoneの修理はApple Storeやスマホ修理業者などで受け付けています。

iPhoneの画面が暗くなる不具合が解決しない場合の対処法

iPhoneの画面が暗くなる不具合が解決しない場合、次の3つを試してみることをおすすめします。

• アプリを終了する
• iPhoneを再起動する
• OSをアップデートする

iPhoneのソフトウェアの不具合が原因で画面が暗くなっている場合、これら3つを行うだけで解決する可能性もあります。ひとつひとつの対処法について詳しくみていきましょう。

アプリを終了する

画面が暗くなったら、使っているアプリを一度終了させてみましょう。iPhoneの不具合ではなくアプリの不具合によって暗くなっている可能性もあるためです。
iPhoneでアプリを一度終了させる手順は次のとおりです。
ホームボタンがない機種（iPhone X以降）の場合

1. ホーム画面の下から上にスワイプする
2. 開いているアプリ一覧から使用中のアプリを探す
3. そのアプリを下から上へスワイプする

ホームボタンがある機種の場合

1. ホームボタンを2回押す
2. 開いているアプリ一覧から使用中のアプリを探す
3. そのアプリを下から上へスワイプする

iPhoneを再起動する

一時的なソフトウェアの不具合によって画面が暗くなっている場合、iPhoneを再起動することで解決する可能性があります。
iPhoneで再起動を行う手順は次のとおりです。
iPhone X、11、12、13以降の場合

1. いずれか片方の音量調整ボタンとサイドボタンを長押しする
2. 電源オフスライダをドラッグしてiPhoneを終了する
3. サイドボタンを長押しして再起動する

iPhone 6、7、8、SE（第2または第3世代）の場合

1. サイドボタンを長押しする
2. 電源オフスライダをドラッグしてiPhoneを終了する
3. サイドボタンを長押しして再起動する

Phone SE（第1世代）、5以前の場合

1. トップボタンを長押しする
2. 電源オフスライダをドラッグしてiPhoneを終了する
3. サイドボタンを長押しして再起動する

再起動と強制再起動では手順が異なるので、間違えないように注意が必要です。強制再起動は通常の再起動と違い、準備なしにいきなり再起動することを指します。強制再起動はiPhoneにダメージを与える恐れがあるので、安易に行わないように気をつけましょう。

OSをアップデートする

iPhoneのOSの最新のものにアップデートすることで、画面が暗くなる不具合が解決する可能性もあります。OSが古いままだと、さまざまな不具合を引き起こす恐れがあります。また、OSを更新しないのは、セキュリティ面から言ってもよくありません。
iPhoneのOSが最新状態になっているかを確認する手順は次のとおりです。

1. 「設定」アプリを開く
2. 「一般」をタップ
3. 「ソフトウェアアップデート」をタップ

「iOSは最新です」などと表示されているなら問題ありません。OSが最新になっていない場合は、アップデートを行いましょう。

iPhoneの画面が暗くなるなら修理に出すことも検討する

iPhoneの画面が暗いままである場合、画面が故障している可能性が考えられます。その場合は、iPhoneを修理に出すことも検討しましょう。
iPhoneの修理依頼先としては次の2つが考えられます。

• Apple Store
• 修理業者

ひとつひとつの修理依頼先のメリットや特徴について詳しく解説します。

Apple Store

Apple StoreとはApple社が運営している販売店および技術サポート拠点のことです。Apple StoreではiPhoneの修理も受け付けています。また、Apple 正規サービスプロバイダでもApple Store同様の修理サポートを受けられます。
Apple Storeは正規店なので安心して依頼できるのがメリットです。また、Apple Care+に加入していると、iPhoneの修理料金が安くなります。たとえば、「画面または背面ガラスの損傷」の場合、3,700円（税込）となり、通常よりも大幅に安いです。※2025年5月20日時点

Apple Storeのデメリットは、Apple 正規サービスプロバイダを合わせても店舗数が少ないことです。
また、Apple Care+未加入の場合、修理料金が高くなる可能性もあります。

修理業者

Apple社とは関わりのない非正規のスマホ修理業者に依頼する手もあります。
Apple Care+未加入の場合、修理業者の方が修理料金が安くなる可能性が高いです。また、修理業者によっては全国に店舗を持っており、地方に住んでいる方でも活用しやすいです。
修理業者は修理スピードが速いのもメリットです。故障内容にもよりますが、持ち込んだその日のうちに修理完了することも多くあります。
更に、修理業者はiPhoneを初期化せずに、そのままの状態で返却するのも特徴です。Apple Storeに依頼した場合は、iPhoneを初期化されてしまう可能性もあります。

iPhoneの画面が暗いままの際は『スマホスピタル』にお任せください！

本記事ではiPhoneの画面が暗くなる原因と対処法について解説しました。
iPhoneの画面が暗くなる場合、以下の機能がオンになっていないかを確認します。

• 明るさ自動調整機能
• 自動ロック機能
• 低電力モード
• ダークモード
• Night Shift機能

iPhoneが発熱している場合は、一度休ませてから状態を確認しましょう。また、アプリの終了やiPhoneの再起動、OSのアップデートなども試してみることをおすすめします。
それでも問題が解決しないなら、画面が故障している可能性があるので、修理に出すことも検討しましょう。Apple Care+に加入しているなら、3,700円（税込）で画面修理を行ってくれる場合があるので、Apple Storeに修理に出すのがおすすめです。しかし、加入していない場合は修理料金が高額になる恐れがあるので、修理業者に依頼するのがおすすめです。
スマホスピタルは150万台以上の修理実績を持つ修理業者です。
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