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スマホスピタルお役立ち情報 iPhoneのリンゴループは直せる?リンゴループになったら試したい対処法5選!
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リンゴループになってしまっても、慌てず対処しましょう

リンゴループとは、iPhoneやiPadなどのApple社製品で起こる不具合のことを言います。画面にリンゴのロゴが表示されたまま動かなくなるため、突然スマートフォンやタブレットが使用できなくなります。
また、リンゴのマークから読み込み中を示す歯車が表示され、急に再起動したあとまたリンゴマークで止まる、などのケースもあります。
延々と繰り返すことから「リンゴループ」と呼ばれており、さまざまな要因で発生するため原因の特定が難しいのも特徴です。
そこで今回は、リンゴループの症状が現れる原因について確認しながら、自分でできる対処方法をご紹介します。
リンゴループが発生する原因
リンゴループが発生する原因はいくつかあります。ここでは、リンゴループの原因となることが多い4つのパターンについて紹介します。
iOSアップデートの失敗
iOSのアップデートに失敗すると、リンゴループが発生する可能性があります。
アップデートの最中に電池が切れてしまう、Wi-Fiなどの通信が切断されてしまうなど完了できていない場合です。
アップデートの最中に電源や通信環境を切ってしまわないように、注意する必要があります。
強制終了を何度も繰り返している・データ容量の空き不足
強制終了を何度も繰り返していると、リンゴループに陥る場合があります。強制的に電源を落とすなど、アプリの起動やiOSアップデートに支障が生じる行為は避けた方がベターです。
また、データ容量がいっぱいになっていることも要因の一つとして挙げられます。上述の理由と同様に、アップデートの途中でフリーズを起こし、完遂できていないことが原因と指摘されています。
起動ファイルや基盤の破損
起動に必要なファイルが破損していると、うまく起動しなくなる可能性があります。また、水没や落下によって内部基盤が破損している場合も、リンゴループに陥ると指摘されています。
破損したまま使用を続けている場合にも、破損の悪化やホコリなどの侵入によって、基盤が損傷してしまうため注意が必要です。
画面や本体などのハードウェアが破損している際には、そのまま使用し続けないことが大切です。
脱獄の失敗による影響
脱獄とは、普段使用しているiPhoneなどの制限を解除することを言います。
Apple Storeに認証されていないアプリもダウンロードでき、デフォルトの設定では不可能なカスタマイズも可能になります。
この脱獄を行う際に失敗すると、リンゴループが発生するケースが多くあるため、安易に行うことはおすすめできません。
なんらかの事情で脱獄を行う場合にも、バックアップは必ず取っておくように意識しましょう。
リンゴループになると困ること
リンゴループになると、さまざまな面で支障が生じます。そもそも起動しなくなるため、iPhoneやiPadが全く使用できなくなるなど、突然連絡手段が絶たれてしまう可能性があるためです。
また、うまく復旧できなかった場合、バックアップを取っていなければアプリなどの情報を失ってしまいます。
リンゴループからの復旧方法は多数ありますが、さまざまな方法を試しても復旧できない場合は初期化が必要になるケースも…。
リンゴループになってしまってから、バックアップを取って復旧することはできません。ホーム画面にさえ辿り着けないまま、延々とリンゴマークを眺めることになってしまうためです。
そのため、突然の不具合に備えて日頃からバックアップを取っておくことが、対策としても有効な手段です。
リンゴループになったときに自分でできる対処法5選

リンゴループになってしまったからと言って、全く回復する手段がないと悲観する必要はありません。
症状によっては、自力で回復できる場合もあります。ここでは、リンゴループになってしまったときに自力でできる対策方法5つを見ていきましょう。
1. 強制的に再起動してみる
まずは、一度再起動を試みましょう。深刻な症状ではなく、なんらかの軽微なエラーであれば復旧する可能性があります。
再起動の方法は機種によって異なり、6Sまでであればスリープボタンとボリュームボタンを同時に押し続けます。
7では、ボリュームボタンの下とスリープボタン、8では音量を上げるボタン・下げるボタンを押したあと、サイドボタンを長押しします。
難しければ、サイドボタンを押し続けて一度電源を落とし、再度サイドボタンを長押しして起動し直す方法であれば機種問わず可能です。
2. 他の機種から電話をかけてみる
他の機種から電話をかけてみることで、復旧する場合もあります。リンゴループになっている機種で着信画面が表示された際に、ホームボタンを押すとホーム画面に戻る、という形です。
リンゴループに陥った原因が軽微なものであれば回復できる場合もあり、試してみる価値は十分にあります。
3. SIMカードを抜いてみる・セーフモードで起動してみる
通信エラーが原因になっているリンゴループのケースでは、SIMカードを抜いて再起動すると回復する場合があります。
この方法で復旧できるのであれば、SIMカードが故障していることが要因になっていると推察できます。
また、iOSに不具合が発生しているとセーフモードで起動できることがあります。「診断用モード」として不具合の確認などに用いられるものです。
セーフモードで起動するには、一度電源を落とし、起動する際にボリュームを上げるボタンを押し続けたままにします。
起動できればそのままパスコードを入力して、ホーム画面に進むことができます。
ただし、セーフモードはアプリなどがダウンロードされていない状態で起動するため、初期化に近い方法になります。
バックアップを取っている必要があるため、不安がある場合は行う前に修理店に相談してみましょう。
4. iTunesと同期してアップデートやリカバリーを試みる
リンゴループの発生した機種をUSBケーブルでパソコンに繋ぎ、iTunesと同期する方法もあります。
この方法であれば、iTunesに機種が認識されているかを確認し、iTunesの概要からデバイスと同期を選択しましょう。
また、iOSのアップデートに問題があるケースであれば、iTunesからアップデートを行うことで、復旧する場合があります。
リカバリーモードでiOSを最新の状態にし、復旧を試みる方法もありますが、データが復旧できないケースもあります。
自己判断で行ってデータを失うことがないよう、難しければ修理店に持ち込みましょう。
5.iPhoneの初期化を行う
リンゴループに陥っている場合でも、DFUモードであれば初期化を行うことができます。リカバリー同様、DFUモードで初期化を行う際もパソコンに繋いでiTunesを起動させる必要があります。
DFUモードでの初期化方法の手順は、以下の通りです。
※下記手順を読んでもよく分からない、不安という方は、修理店にご相談ください。
- 端末をiTunesに接続する
- 端末の電源をオフにする
- 電源ボタンを3秒間、長押しする
- さらに以下の2つのボタンを10秒程押し続ける
【iPhone5s~6sPlus/iPhoneSE】ホームボタン+電源ボタン
【iPhone7以降】音量ダウンボタン+電源ボタン - 電源ボタンだけを離し、もう片方のボタンをそのまま押し続ける
パソコンのiTunesに警告が表示されたら、成功です。
端末の方は画面が暗いまま一切の操作を受け付けませんので、以後はiTunesの指示に従ってパソコンで操作を進めましょう。
なお、DFUモードの解除方法は以下の通りです。
- 以下の2つのボタンを同時に押し続ける
【iPhone5s~6sPlus/iPhoneSE】ホームボタン+電源ボタン
【iPhone7以降】音量ダウンボタン+電源ボタン - 何秒間かするとAppleロゴが表示されるので、ボタンを離しましょう。
リンゴループを解消できないときはすぐにスマホスピタルへ!
リンゴループになっている場合、初期化は最終手段になるため、失いたくないデータがある場合にはおすすめできません。
自力でできる方法をいろいろ試してみても復旧せず、初期化するべきか悩んだ際には、ぜひ一度スマホスピタルにご相談ください。
可能な限りデータそのままで復旧を試み、どうしても復旧できない場合でもご了承をいただいた上で初期化まで対応させていただきます。
リンゴループで困り果てた方、早くiPhoneを復旧させたいという方は、スマホスピタルまでお越しください!


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