iPad修理について
iPad miniの電源が入らなくなった!原因は?どういった修理で解決する? | スマホスピタル
iPad miniはiPadの中でも最も小型のシリーズです。
現在、iPad mini(初代)、mini2、mini3、mini4の4つのモデルが存在します。
持ち運びしやすいサイズ感から、人気の高い機種です。
2015年のmini 4発売を最後に、mini系の発売は途絶えています。
今後、miniサイズのiPadが発売されるかどうかは不明であるため、
「今お持ちのiPad miniのサイズが気に入っているから長く使いたい」
という方は多くいらっしゃるようです。
そんなiPad miniですが、
「電源が入らなくなった」
というご相談が増えてきています。
「落としてガラスが割れた」「液晶が割れて表示がおかしくなった」「ボタンが壊れて使えなくなった」などといった
破損個所が明確な修理ご依頼とは異なり、
どこがどうおかしくて発症したのかがわかりにくいため、
お客様のご不安も一層募りやすい症状の一つです。
一言で「iPad miniの電源が入らなくなった」とは言っても、
その原因は場合により様々です。
今回は、iPad miniの電源が入らなくなった時、
修理対応するべき箇所の候補をご紹介します。
①バッテリー
スマホやタブレットの生命の源である、バッテリー。
iPadも例外ではありません。
iPadのバッテリーはiPhoneのバッテリーと比較して大型であるため、
その寿命もより長い傾向にあります。(一般的には2~3年前後と言われている)
そうは言っても、永久に使えるわけではありませんので、
いつかはバッテリー寿命の限界を迎えてしまいます。
iPad miniの場合、最も新しいmini4でも発売から3年が経過しています。
最も古い初代ですと、発売から6年が経過してしまっています。
そのため、iPad miniの使用期間によっては、
バッテリーの交換目安時期が来ていたり、
交換目安時期を大幅に超えていたりする場合も少なくありません。
経年劣化と共にバッテリーが弱ってくると、
バッテリーの減りが急速になったり、
残量表示があるにも関わらず電源が落ちたりといった不具合が発生するようになります。
そして、そういったバッテリーの劣化が進行すると、
ある日突然起動不可になってしまうことがあるのです。
こういったバッテリー劣化が原因で、iPad miniの電源が入らなくなっている場合は、
消耗したバッテリーを新しいものに交換することで、再び電源が入るようになる可能性が高いです。
なお、バッテリー部品にはデータが入っていませんので、
バッテリー交換作業を行なっても、iPad自体に保存されているデータは基本的にそのまま残ります。
②充電口
寿命にはまだ達していないバッテリーであっても、
残量が0になってしまうと、電源は入らなくなってしまいますよね。
そんなバッテリーを充電するために使うのが充電口(ドックコネクター)ですが、
充電口が壊れてしまうと、バッテリーを充電することができません。
そのため、結果的にバッテリーは残量0のまま、起動させることができなくなってしまうのです。
①バッテリーと同じく、充電口の部品も交換することは可能です。
そして、充電口の部品を交換しても、iPad内部のデータがそのまま残るのも、バッテリーと同様です。
ただし、充電口部品はiPadの電子基板(頭脳パーツ)にはんだで直接取り付けられています。
そのため、充電口部品の交換には、はんだ作業が必要になります。
はんだ作業が必要な部品については、修理作業着手前にしっかりとした修理説明が必要になりますので、
ご依頼の際にお伝えいたします。
③画面(液晶)
「iPad miniの電源が入らなくなった!」というケースの中には、
「iPad miniが電源入らなくなったように見えただけ」というものがあります。
具体的には、「液晶が表示能力を失っている」というものです。
表示できなくなって画面が真っ暗なままだと、
まるで電源が入っていないようにも見えます。
iPad miniの場合、初代・2・3は、表面のガラスと液晶がそれぞれ独立した部品になっています。
そのため、もし液晶に異常・故障があって、何にも映らなくなっている場合は、
ガラスはそのままで液晶だけ交換すれば、再び表示されることでしょう。
mini 4だけは、表面のガラスと液晶が一体化した画面部品が取り付けられていますので、
何にも表示されなくなった場合は、この一体化した画面部品を丸ごと交換する必要があります。
液晶・画面部品の交換をしても、iPadのデータは残りますよ!
④水没
iPadの中でも小型であるため、いろいろなところで持ち運ぶこともできます。
そのため、カバンやリュックに入れてアウトドアに出かける方もいらっしゃれば、
お風呂などに持ち込んで動画・音楽を楽しまれる方もいらっしゃいます。
そういった環境でiPadを使用していると、
どうしても水没してしまう危険性があります。
「山で突然の雨に遭い、iPadが濡れてしまった」
「お風呂でiPadを使っていたら、うっかり手が滑って、浴槽に落としてしまった」
これらは実際にご依頼いただいたケースです。
精密機器であるiPadは、水没してしまうと様々な不具合を起こしてしまう場合がほとんどです。
そういった不具合の一つに「電源が入らなくなる」というものがあります。
残念ながら、精密機械であるiPadが一度水没してしまうと、
水没前の健康な状態に戻ることはまずありません。
それはiPad miniでも同様です。
それでも、電源が入ってデータのバックアップが取れる状態まで復旧する可能性は残されています。
水没復旧作業を行なってiPad miniが復旧すれば、
そこからデータのバックアップを取っていただくこともできるでしょう。
バックアップがあれば、最終的にiPad miniが使用不可になったとしても、
新しいiPadにバックアップしておいたデータを入れることで、
同じように使い続けることができるでしょう。
⑤充電器・充電ケーブルが壊れている
「家で充電してみても、充電できなくなったんです」とお持ちいただいたiPad miniが
店頭で充電してみたら起動したというケースも、まれにございます。
その場合、お客様がお持ちの「充電器」や「充電ケーブル」が破損していたという場合がほとんどです。
特に、iPad miniを購入された時についてきたケーブル(俗にいう「純正」のケーブル)ではない、
100円ショップなどで購入されたケーブルをお使いですと、こういった事態が発生しやすいようです。
iPad miniなどを充電するときは、可能な限り純正の充電ケーブルを使用したいものです。
また、iPad miniなどに最初からついてくるケーブルは、断線しやすいという弱点があります。
特に、Lightning端子側の付け根の部分で、ビニール被膜が避けたり断線したりしやすいですよね。
こういう状態になってしまったら、お早めにお買い替えされることをおススメいたします。
また、iPad用とiPhone用では、充電アダプターが別になっているのをご存知ですか?
どちらも、iPad・iPhoneを購入した時、付属品として同梱されています。
iPhone用のアダプターでiPadを充電することも可能ではありますし、
逆にiPad用のアダプターでiPhoneを充電することもできはします。
ただし、元来はiPad用・iPhone用とそれぞれに使用することを念頭に置いて作られたもの。
特に、iPhone用の充電アダプターはiPad用に比べると、
電力の出力量が劣ってしまうため、
iPhone用アダプターでiPadを充電すると、充電速度が遅くなると考えられます。
iPadの充電環境を快適にしたい場合は、
iPad用の充電アダプターを使っていただいた方がいいでしょう。
もし、ケーブルをとっかえひっかえしても充電されない場合は、
このアダプターが故障しているのかもしれません。
そういった場合は、アダプターを買い替えることで、再び充電が始まることでしょう。
ちなみに、スマホスピタルでも、
iPad miniにもお使いいただける充電ケーブルと充電アダプターを販売しております。
修理のついでに、またはご購入だけでも可能ですので、
お気軽にお立ち寄りください☆
まとめ
ここまで、「iPad miniの電源が入らなくなった!」という時に
怪しいと思われる箇所を挙げてみました。
⑤以外は、実際に修理作業をしてみないと、確定的なことがわからないのです。
スマホスピタルでは、iPad miniの修理につきましては、
最速で「お預かりした日の翌日お返し」対応を行なっております。
iPhoneとは構造が大きく異なるため、
どうしても一定の時間をかけねばなりません。
それでも、
「iPad miniに入ったデータはそのままで、iPad miniの再び電源が入るようになる」
というのは、大きな魅力と言えるでしょう。
お使いのiPad miniの電源が入らなくなってしまったら、
焦らずに、スマホスピタルまでご相談ください。
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