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スマホの動作が重い原因は？iPhone・Android別の対処法 | スマホスピタル

「iPhoneやAndroidの動作が重い・遅い」と感じていませんか？

SNS・動画・ゲームアプリなどを素早く開き、快適に楽しめるのがスマホの魅力。日常生活において必需品とも言えるスマホですが、急に動作が重くなったり、読み込みが遅くなってしまうと、かなりのストレスとなります。そんな時に何か解消する方法はないのか？

そこで本記事ではスマホの動作が重くなる主な原因をはじめ、重いと感じた時の対処法について解説していきます。

Contents

1 スマホの動作が重い原因
2 スマホの動作が重い時の対処法（端末共通）
3 Androidの動作を軽くする方法
- 3.1 ①メモリ解放を行う
- 3.2 ②セーフモードで問題のアプリを特定・削除
4 iPhoneの動作を軽くする方法
5 故障の可能性がある場合は『スマホスピタル』にお任せください！

スマホの動作が重い原因

スマホの動作が重い原因は以下の通りです。

旧世代のスマホを使い続けている
メモリの不足
OS・アプリのバージョンが古い
ネット回線速度の問題
スマホの故障

基本的にスマホの反応速度を悪化させる要因としては「CPU／メモリといったスペックが関係するもの」「普段の使い方が原因になるもの」「スマホ以外に原因があるもの」の3つに分けることができます。まずは自分のスマホがどの原因によって重くなっているのか探ってみましょう。

①旧世代のスマホを使い続けている

既に公式サポートが終了しているような旧世代のスマホを使用し続けている場合、最終バージョンのOSを端末そのものが余裕を持って処理できていない可能性があります。

基本的にOSは現行の端末に合わせて機能が追加されます。ゆえに旧世代端末ではスペック不足になり、「設定」アプリを起動するだけでも”遅さ”を感じることがあります。公式サポート外の端末を使用し続けることにメリットはなく、該当する方はスマホの買い替えを検討しても良いでしょう。

②メモリの不足

CPUは処理性能。メモリ（RAM）は同時に抱え込める処理の量を意味します。

バックグラウンドで大量のアプリを立ち上げたままゲームをしたり、ブラウザのキャッシュが溜まりすぎるとメモリが圧迫され、動作が重くなったり、落ちる原因となります。

バックグラウンドで動いている不要アプリを終了することでメモリの容量が確保され、スマホの動作が改善する可能性があります。

③OS・アプリのバージョンが古い

OSやアプリのアップデートを怠っていると、内部で不具合を起こして動作が重くなることがあります。

アップデート内容は機能追加やセキュリティ強化のみならず、システムバグの修正も含まれます。当然ながら、アップデートを怠っていればバグもそのままの状態になっているということであり、使っているうちに内部で不具合を起こす可能性があります。

④ネット回線速度の問題

SNSやオンラインゲームを使用中に動作が遅いと感じるのであれば、スマホ本体が原因ではなく、ネット回線が問題となっていることが考えられます。

Wi-Fiには接続していても、何かしらの理由でWi-Fiルーターがインターネットに接続していないこともあったり、通信速度制限によって著しく回線速度が落ちている場合もあります。回線速度についてはネット上に速度測定サイトが複数ありますので必要な場合は確認してみましょう。

⑤スマホの故障

これらのどれにも該当しない場合は、スマホの故障の可能性が考えられます。

中でもスマホで使用されているリチウムイオン電池は経年劣化で、バッテリーが膨張します。これにより液晶画面に圧力が掛かり、タッチパネル異常、基板破損、パーツ破損など様々な故障の引き金となります。

バッテリー膨張の判断については、液晶画面と本体に隙間があったり、盛り上がっているなど目視確認も容易です。該当する方はすぐに修理業者への依頼をおすすめします。

スマホの動作が重い時の対処法（端末共通）

スマホの動作が重い時の対処法は以下の通りです。

アプリを終了する
キャッシュを削除する
ウィジェットを削除する
動く壁紙を静止画に変える
不要な写真・動画・アプリを削除する
OSをアップデートする
再起動する

まずはiPhoneとAndroidの両方に共通する内容です。

①アプリを終了する

まずはバックグラウンドで動いているアプリを確認し、不要なものは終了しましょう。

前述のとおり、画面に表示されていなくとも、バックグラウンドでアプリが起動していれば、メモリを消費している状態になります。バックグラウンドからアプリを完全に終了することでメモリ容量が増加し、スマホの動作が安定するようになります。

関連記事：アプリ、開きっぱなしにしていませんか？

②キャッシュを削除する

キャッシュ機能は、一度アクセスしたウェブサイトを次回から高速表示するために一部のデータを保存したり、ID・パスワードといったログイン情報をスマホに記憶しておく機能です。

便利な機能である一方でキャッシュが蓄積しすぎるとメモリを圧迫して動作を重くする原因にもなってしまいます。キャッシュ自体は簡単に削除できますが、ブラウザに保存したログイン情報も一緒に削除されてしまう点には予め注意しておきましょう。

③ウィジェットを削除する

天気・スケジュール・時計など、最新情報をホーム画面に表示できるウィジェットですが、常に情報が更新されるということは常に動き続けてるアプリということです。

こういった常駐アプリはメモリを使用し続けることから、スマホへの負荷も大きく、動作が重くなる一因となります。実際に「動作が遅い」と感じた場合は、不要なウィジェットの非表示もしくは削除をしましょう。

関連記事：iPhoneでウィジェットの並べ替え・追加・削除する方法

④動く壁紙を静止画に変える

動きのある壁紙として人気の「ライブ壁紙」や「ダイナミック壁紙」ですが、こちらも動きがあることから通常の静止画壁紙よりもメモリを多く消費します。

華やかで人目を引く壁紙はありますが、スマホの動作を優先する場合は静止画の壁紙に変更した方が良いでしょう。

⑤不要な写真・動画・アプリを削除する

ストレージ容量も少なからずスマホの動作に影響を及ぼします。

写真や動画を日常的に撮る人ほど「気付けばストレージを圧迫していた」なんてことはよくあります。不要な写真・動画・アプリは削除し、必要なものは外部ストレージやクラウドサービスにデータを移して、一定のストレージ容量を常に確保するように心掛けましょう。

関連記事：iPhoneで写真を削除しても容量が減らないときの対処法とは

⑥OSをアップデートする

OSをアップデートすることによって動作が改善する場合もあります。

OSのアップデート内容は機能追加やセキュリティ強化だけでなく、バグの修正も含まれます。アップデートを怠れば、バグもそのままの状態になるということもあり、OSをアップデートすることで解消するケースもあります。
※最新のOSにアップデートすることで不具合が出ているケースもあるので、公式情報などを確認した上でアップデートすることをおすすめします。