zenfoneのバッテリー膨張は画面にも影響を及ぼすので危険です【zenfone3laser（ZC551KL）　バッテリー交換】

台湾のASUS（エイスース）という企業を知っていますか。

PCやスマホ、周辺機器のメーカーなのですが、廉価で

なかなかおしゃれな見た目のものを作るので、良い感じ。

性能も良いので、2in1PCはASUSのものを使っています。

ASUSの起動時のメタリックなロゴ「ASUS In Search of Incredible」

がイケてます！

ASUSのスマホはzenfone（ゼンフォン）シリーズ。

名前を聞いたことはありますでしょうか。

Androidスマホになるのですが、

バッテリー容量の大きさを売りにすることがよくあるなー

という印象のスマホです。

ただ、バッテリーはどうしても経年劣化で状態が

悪くなってしまうものです。

バッテリー膨張で画面が割れることもある

zenfone3 laser（ZC551KL）の依頼をいただきました。

iPhoneのように画面とフレームカバーがネジ留めされている

タイプです。粘着タイプだとバッテリー膨張しても剥がれるだけ

ということもあり得ますが、ネジ留めされていると逃げ場がないので

画面かフレームが完全に変形してしまうことも。

今回は膨張し始めたというところでしたので

隙間が少し見えるくらい。これがだんだんと膨らんで

最終的には液晶をパキッと割ってしまう訳です。

では膨らんでしまう前に解体してしまいましょう。

留めてあるネジは6角の星っぽい形。

トルクスドライバーを使わないとネジがなめって

外せなくなってしまいます。

Androidの解体で忘れてはいけないのがSIMスロットを

外しておくということ。これを外しておかないと

どう頑張ってもスロットが引っかかって分解できません(笑)

解体したら基板のシールドを外してバッテリーのコネクターを

基板から外し、粘着で留められているバッテリーを剥がしとります。

分解するとこんな感じに。

あとは新しいバッテリーに付け替えて元に戻しましょう。

新しいバッテリーは膨張していないので、画面と本体は

きちっとつきますよ。

このzenfone3laser（ZC551KL）のように日本ではそこまで

メジャーではない海外メーカーのスマホの修理もできます。

まずはご相談ください。