iPadmini4の液晶不良により横線が出て画面がブレてしまう！これが画面修理で改善される？！

iPadの使用ユーザーは現在2022年3月時点でなんと全体の7割になっており、iPad以外だとレノボ、NECが10％ほどでそれ以外のメーカータブレットはそれ以下の数値となっています。

参照：iPadが4か月ぶりにシェア7割を回復、タブレット市場の最新動向　（新しいタブで開きます）

控えめに言ってiPadはタブレット部門で大きなシェアをとっています、その中でやっと待望の新シリーズ発売がされたのがiPadminiです。iPadmini4が2015年に発売されてから実に4年間は後継機が発売されなかったのですが2022年現在ではiPadmini6まで最新機種が出ておりAppleもようやくminiサイズを求めるユーザー認知をしたようです。

今回のご依頼はそんなレガシー機種のiPadmini4の画面に関するトラブルでした、タブレットに限らずですが画面（液晶）に衝撃などで線が表示されたり使用中にノイズが走ったりという症状です。

iPadminiの液晶に関する仕様の説明

無印iPad、iPadmini、iPadPro、iPadAirなど様々なシリーズがありますが実はシリーズやVerによって画面パーツの構造が異なってきます。

今回のiPadminiシリーズでご説明します、まず画面は表面のガラスと内側に映像を映している液晶パーツがありますが構造が2パターン存在します。

1. ガラスと液晶が分離しているタイプ
2. ガラスと液晶が一体型のタイプ

1、ガラスと液晶が分離しているタイプ

ガラスパーツと液晶パーツがそれぞれに分かれているタイプ、メリットとしてはガラスのみが割れていて液晶に破損がない場合、ガラスのみの交換で済むので比較的安く修理が可能、ガラスと液晶ともに破損した場合はやや割高になることもある。

iPad mini、iPad mini2、iPad mini3 が「分離タイプ」となる。

2、ガラスと液晶が一体型のタイプ

iPad mini4以降はガラスと液晶の一体型となります、ガラスだけに問題が発生していても、ガラスには問題がなくて液晶だけが乱れていたとしてもガラス・液晶が一体型となったパーツの交換が必要となる為やや割高になります。

ガラス液晶ともに1パーツで交換を行いますので修理時間はやや軽減されるのはメリットになりますね。

以上のようにまずご自身のiPadminiがどちらのタイプかを知っておくことも問合せ時に有効です、ご自身のiPadのVerが分からない場合は下記Appleサポートページを参照ください。

【参照元：iPad のモデルを識別する　】

iPadmini4の液晶トラブル線が出てしまう症状

こちらは宇都宮市よりiPadmini4の画面が故障したテレビのような横線がザーッと入ってしまうように突然なってしまったとのことでお持込みいただきました。写真のように横線が入っており画面が見にくくなっております。
単純な劣化でこのような症状や色味がおかしくなる事はありますが非常に稀です、よくあるのは本体を強い衝撃で落としてしまった場合に液晶表示がおかしくなる事が多いです。

今回はiPad mini4になるので「一体型」です、ガラス＋液晶パーツの交換で改善が可能です。

よく見ていただくと横に線が入っているのと、色味の紫がやや多く表示されているのがお分かりになるでしょうか。

修理完了iPadmini4の画面交換

今回は画面を交換することで改善されました。場合によっては基板損傷により改善出来ない場合などもありますので取扱いにはやはり十分注意が必要になりますね。

見比べていただくと全体的に紫味がなくなり横線もなく表示がされているのが分かるかと思います。お預かりのタイミングによっては即日でお返しも可能です、症状やお預かり時間によっては修理後の圧着（はがれないように固定する作業）が必要の為最短が翌日お返しになる場合も

ございますのであらかじめご了承ください。

iPadminiの修理　まとめ

今回は画面を交換することで改善されました。場合によっては基板損傷により改善出来ない場合などもありますので取扱いにはやはり十分注意が必要になりますね。修理後、お客様はとてもきれいになっていることに感動していただきました。

iPad miniシリーズだけではなく全iPadシリーズの修理・トラブル受付を24時間WEBで受け付けております。お電話でのお問い合わせもお気軽にご相談ください。

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