音量ボタンがつぶれてセーフモードから抜けれられないAQUOS Rを即日修理

AQUOS Rは2017年7月にdocomo（ドコモ）・au・SoftBank（ソフトバンク）から発売されている端末です。

扱いやすいサイズ感と当時最高性能のCPUを備えたハイエンドモデルとして、人気を集めていました。

今回はそんなAQUOS Rの音量ボタンが潰れてセーフモードから抜け出せない症状をご紹介いたします！

AQUOS Rの音量ボタンが潰れてしまった故障状態は？

AQUOS Rの端末を使用しているお客さまから、お電話にて修理のご相談をいただきました。

どのようなことでお困りか伺ったところ、

「落とした時にちょうど音量ボタンから落ちて潰れてしまい、セーフモードから抜け出せなくなってしまった」との事でした。

当店でも過去に何度も似たようなセーフモードの故障修理を行っていますので、

詳しい端末の状態を確認させていただくためにご来店していただく運びとなりました！

まずは修理端末情報からまとめていきます。

修理機種情報

音量ボタンがスマホのフレームの中にめり込んでしまっています・・・

ボタン自体もアルミ合金の素材なのですがギザギザに傷がついているせいでフレームと引っかかり、全く動く気配のない状態でした。

この状態からだと分解していろいろと改善策を試していくしかありません。

AQUOS Rの分解修理の費用や時間はどれくらい？

まずはAQUOS Rの修理はどのようにやっているのかを詳しく見ていきましょう！

修理の様子

この状態では分解していかないと細かい作業ができませんので、まずは分解作業から行なっていきます。

AQUOS Rはバックパネルから外していくタイプの端末なので、バックパネルを外していきます。

バックパネルを取り外すと、比較的すぐの作業で音量ボタンや電源ボタンを取り出すことが出来ます。

実際に音量ボタンを取り出していきました。

このボタンがギザギザに傷ついてしまっているので、表面を研磨して滑らかにしていきました。

同様に本体フレーム側にもギザギザした凹凸が出来ていたので、研磨によって滑りをよくします。

そして、分解したパーツを戻していくと・・・

このように音量ボタンがしっかりと出て来てくれるように戻りました！

その結果、強制的にセーフモードになっていた症状も無くなり、普通に動かせるようになっています！

セーフモード回避成功！！

作業時間は約30分

修理費用はその他組み立て作業として5,500円（税込）となりました！

スマホスピタル大丸札幌店のその他Android修理メニューや修理費用は下記からご覧いただけます。

スマホスピタル大丸札幌店の各種Android修理メニューや料金

AQUOSスマホの修理について

当店では普段からAQUOSスマホをお使いの方から修理のご相談を頂く機会は多いのですが、実はAQUOSのスマートフォンは国内・海外問わず専用の部品生産が行われていない機種なので、通常の部品交換修理を承る事が出来ません。

では、当店でどうやってAQUOSの修理を行っているかというといくつかの方法があります。

1. パーツ交換での修理作業
2. 部品交換を必要としない、組み立て調整などの作業
3. 同モデルの別のAQUOSへの内部基板（データの保存先）の移植作業
4. 同モデルの中古端末から部品を調達して交換する作業

扱いが出来るとすれば基本的には上記3ついずれかの方法を用いて修理を行います！

②はまさに今回のような故障の場合の対応になります。

③と④に関してはデータ復旧・データ取り出しという意味合いが強い内容です。

故障していてもデータが取り出し可能な場合・データを移行出来る場合は端末を買い替える方が費用を抑えられますので修理をお受けしておりません。

データ取り出しが困難な状態に壊れてしまったAQUOSに関しては③や④の修理を行う事で、データ復旧する可能性がある為、修理依頼を取り扱いしています。

③や④の場合の修理費用ですが、作業費用が10,780円（税込）となります。

別途、同じモデルの中古端末をお客様自身でご用意していただくか、当店で代わりにご用意させていただく場合には端末代金+手数料を頂いております。

AQUOSの修理実績のある店舗はほとんど少ないので、故障でお困りの場合はスマホスピタル大丸札幌店までご相談いただければと思います！