【HUAWEI P30】トイレに落としてしまった？！水没復旧でデータ取り出し！

これから夏にかけて修理相談が多くなるのが”水没”です。

暖かくなると海やプール、川などに遊びに行く方も多いと思います。

楽しんでる中誤って水の中に落としてしまったり、防水ケースに入れていたはずなのにいつの間にか中に水が入っていて故障してしまったり、もしくは防水性能があるからと過信してしまい長時間水につけすぎて故障してしまう場合もあります。

本日はそんな”水没復旧”についてご紹介したいと思います！

【HUAWEI P30】水没復旧はどのような流れで作業していくの？

水没復旧作業は、データ取り出しが目的となります。

内部洗浄やパーツ交換で立ち上がるか作業させて頂き、復旧出来るかを試していきます。

まずこのHUAWEI P30は、「防塵・防滴仕様（IP53）」に対応していますが、防水性能はないため、水のなかに落としてしまったり大量の水がかかってしまうと、水没してしまう可能性が非常に高い機種です。

今回の場合は、完全に水の中に落としてしまっているため、内部にも水がかなり入り込んでしまっていました。

バックパネルを外した段階でこれだけ中に水が侵入してしまっており、更に分解していくと基盤の中の方まで水がたくさんある状態です。

水没してからご相談頂く時間が短かったため腐食等はひどい状態ではありませんでしたが、基盤を洗浄していき端末に残っている水分を取っていきます。

この段階で電源が立ち上がる可能性もありますが、状況によっては反応しているのに画面が映らない場合や洗浄だけでは電源が立ち上がらない場合もあります。

反応はしているのに画面が映らない場合は、画面交換で改善できる可能性があり、電源が立ち上がらない場合はバッテリー交換をし立ち上がるか確認していく必要があります。

今回の場合は、反応はあるが画面が映らなかったため画面交換もさせていただきました！

「バックアップを取っていなくて、どうしても必要なデータがあるのに！」とお困りの方も、是非一度ご相談ください！

まだデータが取り出せる可能性はあります^ ^

水没復旧後の対処法について

水没復旧作業は、データ取り出しが目的です！

一度水没してしまった端末は、内部洗浄やパーツ交換で改善できたとしても、水の不純物が再度悪さをし、また電源が付かなくなってしまう場合もあります。

データが取れる状態になった場合は、小まめにバックアップを取っていただき最悪の状態に備えていただくか、あまりに不安定な状態の場合はバックアップ後すぐに機種変更していただくことをお勧めしています。

iPhoneやAndroidの端末は、電源が接続されWi-Fiがつながっている環境であれば、自動的にバックアップを取ってくれる機能もあります。

日常的にバックアップを取っていれば、突然の携帯故障にも対応でき安心ですよね^ ^

まだやっていない方は、是非こういった機能も活用してみてください！