Switchエラーコード2101-0001修理の値段は？Switch電源付かない修理を解説！

Switch エラーコード2101-0001で電源が起動しない修理！

持っているSwitchがエラー画面になって急に電源が入れられなくなってしまったので、

修理をお願いしたいとご相談を頂きました。

「エラーコード 2101-0001」

電源をつけた時にエラー画面が表示されるのは中の基板の故障が原因である可能性が非常に高く、

基板の修理を必要とします。

任天堂へ修理を出すと基板交換という内容になると思いますが、

その代わり初期化状態の基板になってしまうのでバックアップの無いデータは無くなってしまいます。

Switchではセーブデータが本体に保存される仕様で、

バックアップに対応していないゲームソフトは基板交換だとデータを残すことが出来ません。

一方、当店ではSwitchの壊れた基板の修理も行っているので、

基板の修復が出来ると今までのデータが残ったまま復活させることが出来ます。

本記事では、この「エラーコード 2101-0001」について、

今回の故障事例を元に当店のSwitch修理のプロが詳しく解説していきます！

目次

1. Switch 2101-0001 修理でご来店された時のSwitch故障の状態
2. Switch「エラーコード2101-0001」の修理方法は？
   1. 変形した充電コネクターも修理
   2. Switch「エラーコード2101-0001」と充電口修理の結果
3. Switch エラーコード2101-0001修理の値段はどれくらい？

Switch 2101-0001 修理でご来店された時のSwitch故障の状態

冒頭でも話したようにお客様からお電話で、

「Switchがエラー画面になってしまい、急に電源が入れられなくなってしまった」とご相談いただきました。

そして実際に端末をお預かりして、端末状態の確認を行いました。

お持ち頂いた時はまだ充電残量が残っていたので、

電源をつけようとした時に出てくるエラー画面を確認することが出来ました。

「エラーコード2101-0001」というものが表示されています。

このエラーコードの場合は基板のICチップの故障が原因でなっていますので、その部分の修理が必要です。

また、充電器の差込口を確認したところ変形もみられました。

中にある板が曲がってしまっているのがわかりますでしょうか。

充電をした時にここから不正な電流が流れて、基板まで故障したという可能性がありますね。

修理内容の見当はついたのでここからは実際に修理に入ります。

Switch「エラーコード2101-0001」の修理方法は？

このエラーコードは充電管理ICと言われる部分に問題が起きると発生するエラーコードです。

本体の中心あたりにあるM92T36というICチップが問題のある充電管理ICです。

テスターにて確認するとこのICチップ自体がダメになってしまっているので周辺のコンデンサーにショートが発生しています。

これらの問題は新しいICチップへと交換する事で解消されます。

ヒートガンを使用してICチップを取り外します。

温度については使用機材によって前後すると思いますが

フラックスを塗布して最低風量で約400度およそ1分以上加熱すると

ICのハンダが溶けだして取り外すことが出来ます。

加熱時はICチップ周囲にある細かな部品のハンダも溶けているので、注意しながら作業していきます。

ICチップの取り外し後は残ったハンダも一度除去しています。

清掃後、新しいICチップをハンダ付けして交換完了です。

ハンダ不良があるとエラーが解消されないので、

ICチップ周囲の40本ある接点に問題が無いかチェックします。

交換後にテスターで異常がない事を確認して完了です。

続いて変形した充電コネクターの修理に移ります。

変形した充電コネクターも修理

充電管理ICを交換したからといって、今回のような差込口に問題がある場合は充電してしまうと

その瞬間にICチップが壊れてしまう恐れがあります。

実際に充電をするのは充電口の交換をしてからになります。

こちらもヒートガンを使って壊れた充電口を取り外し、残ったハンダの除去を行いました。

ヒートガンはフラックスを用いて350~370度程度で取り外しが出来ます。

上と下12本ずつの2段のパターンがありますので見えていない側のハンダがしっかりと溶けてから取り外し・取り付けが必要です。

しっかりとはんだ付けして取り付け完了です。

24本のパターンのうち1つでもハンダ不良があるとTVモードでの使用が出来ないので、

丁寧に取りつけする必要があります。

ちなみに取り付け方法は2種類あり、コテを使う方法と液体ハンダを使用する方法です。

どちらも事前にパターンにハンダを盛って取り付けます。

取り付け前に充電口部品に歪みがない事をしっかり確認すると正確に取り付けしやすくなると思います。

Switch「エラーコード2101-0001」と充電口修理の結果

2つの修理をして、実際に充電出来るかどうか最後にチェックしていきます。

結果はバッチリと充電でき、充電が溜まると通常通り電源をつける事が出来ました！

もともとの基板を修理しているのでデータは残ったままで復旧しています。

充電口も交換後はこんな感じで、綺麗にまっすぐなのが正常な状態です！

今回は基盤修理と充電口交換になるので、お預かり修理させていただき少しお時間をいただきました。

基板修理が必要な場合はお預かりして完了後のご連絡という形を取らせて頂いております。

修理期間は店舗状況により変動があるのでその時によって変わりますが、

今回はご依頼から翌日には完了のご連絡を差し上げる事が出来ました。

修理箇所が多いとその分料金も掛かってしまうのですが、お客様にはご満足いただけたようです。

Switch エラーコード2101-0001修理の値段はどれくらい？

今回はSwitchの修理内容である「基盤修理と充電口交換修理」を行いました。

通常の基盤修理料金と充電口交換料金は、

それぞれ15,400円〜24,200円（税込）で行っています。

当店では基板修理と充電口交換の同時修理の場合は、同時修理価格で対応させて頂いております。

詳しい修理価格は、スマホスピタル大丸札幌店までお問い合わせください。

Switchの故障も色々な故障がありますが当店では多くの修理を取り扱いさせていただいておりますので、

お困りの故障があればご相談頂ければと思います。

エラーコード 2101-0001の修理費用（単体）　スマホスピタル大丸札幌店