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Switchブルースクリーンで起動しない故障を基板修理して復活!

ブルースクリーンで起動しないSwitchが基板修理で復活!


今回はNintendoSwitchの修理事例をお伝えしていきます。

 Switch ブルースクリーンの故障でお持ち込み

ご依頼があったSwitchはいわゆる「ブルースクリーン」の故障でのお持ち込みでした。

「ブルースクリーン」とは文字の通り液晶画面全体が青色の表示が出てきてしまう故障の事を指します。

液晶画面の故障では無く本体側の故障によって発生し、故障の程度でいうとかなりの重症という故障になります。

ここでは、Switchブルースクリーンの修理について解説していきます。

JR札幌駅直結のスマホスピタル大丸札幌店

2015年から北海道札幌市でiPhone修理店として営業。
2016年から札幌市内ではいち早くAndroid、3DSなどのゲーム機修理に取り組む。
累計修理実績はグループ合計150万台以上。

オープン当初から最前線であらゆる修理を経験。iPhone修理キャリア8年の豊富な経験と知識がお客様のお悩みを解決します。

任天堂Switch修理に全国でもいち早く対応。ブルースクリーンは日本トップクラスの修理実績を誇る。

【住所】〒065-0005 北海道札幌市中央区北5条西4丁目7番地 3F KiKiYOCOCHO 大丸札幌店

【TEL】011-213-1153

更新日:2024/06/30

目次

  1. 任天堂Switch ブルースクリーンとは?
  2. Switchブルースクリーンは修理して復旧できるのか?
  3. Switchブルースクリーンの原因は?
  4. Switchブルースクリーンの修理方法を解説!
    1. Switchブルースクリーン復旧修理の様子
    2. 現在のスマホスピタル大丸札幌店の受付状況
  5. Switchブルースクリーン修理価格と作業時間は?

この修理のPOINT

  • スマホスピタル大丸札幌店なら高確率でブルースクリーンの状態からデータ復旧が可能。
  • データが初期化されても良いならNintendoでの修理を検討する。

任天堂Switch ブルースクリーンとは?


実際にブルースクリーンになっているSwitchを見てみましょう。

【Switch修理】ブルースクリーンで起動しないSwitchが基板修理をして復活!

電源ボタンを押すと本来は「Nintendo」というロゴが表示されるはずが、

ブルーの画面になってフリーズしています。

この状態では起動しないため、ゲームをプレイすることはもちろん、データの移行もできません。

最初のうちはこの状態になっても普通に電源が点いたりすることもあったという事でしたが、

今は何度試してもブルースクリーンの状態になってしまって動かせなくなってしまったという状態のようです。

それでは、ブルースクリーンが起きる原因や修理について順番に探っていきたいと思います。

Switchブルースクリーンは修理して復旧できるのか?


ブルースクリーンの故障は数ある故障の中でもかなりの重症の部類に入ります。

全国でもこのブルースクリーンの修理を受けて改善できる店舗は少ないかも知れません。

故障前と同様に使用できるように復旧できる場合ももちろんありますが、

復旧した場合でも再発してしまう可能性もある故障なので、

当店では原則データ復旧目的での修理をお願いしております。

データ復旧は高確率で成功します。

データは気にしてなくて初期化になってもいいから、

Switch本体を直したいという場合は、

基板交換の出来る任天堂サポートの公式修理をご利用いただいた方が確実です。

しかし、修理・分解をしたSwitchは任天堂での修理サポート外となってしまいますので、

もし修理店で復旧不可と判断された場合は、その後に任天堂での修理が断られてしまうリスクが伴っています。

Switchブルースクリーンの原因は?


Switch基板

ブルースクリーンは落下やその他衝撃によるCPUの故障が原因で発生します。

つまり、修理するためには、CPU基板を交換するか、CPUを修復していくしか方法はありません。

一般的な修理店での修理が難しい原因はここにあります。

修理を依頼されてくる方に多いのが、Switchがくの字に変形していて、

水平に力を加えて戻すとブルースクリーンが一瞬改善するという状態。

これは、基板とCPUを繋ぐ接点が剥離し、接点不良を起こすことでブルースクリーンが起きている状態です。

Switchブルースクリーンの修理方法を解説!


先ほども説明しましたが、ブルースクリーンは数ある故障の中でもかなりの重症の部類に入ります。

目的に応じて修理を依頼する方法が変わるので、ここから解説していきます。

データ重視で修理したい場合

セーブデータ等のデータをなんとかしたい。こんな方はスマホスピタル大丸札幌店にお任せください。

ブルースクリーンの症状を改善して、データの復旧は高確率で成功します。

故障前の状態に完全に復旧するケースもたくさんありますが、再発してしまうリスクがあるのも事実です。

「データ復旧」と割り切っていただいて修理依頼された方が無難かも知れません。

データは消えてもいいから完全復旧したい場合

Nintendoで修理することをお勧めします。

オンライン修理受付はこちら

注意点はデーターが消えてしまうこと、修理まで1ヶ月近くかかる場合もあること。

受付した段階で見積りが出ますが、おそらく費用は、

CPU基板交換: Switch・Switch lite 13,200円

       : Switch有機EL      15,400円

Nintendo Switchの修理参考価格はこちら

今回は、ユーザーデータやセーブデータを復活させたいという事や、

もしデータが復活できないなら仕方がないという事で、当店での修理をご依頼いただきました。

ご依頼いただいた場合はSwitchの本体の復旧に向けて、出来る限りの事を尽くさせていただきます。

それでは、修理工程について解説していきます。

Switchブルースクリーン復旧修理の様子

ブルースクリーンになってしまう原因は主に、
SoCといういわゆるCPUにあたる部分のパターンの一部が断線している事が原因と考えられます。

他にもメモリー部分も同様に断線が起きている事が原因になる場合がありますが、

通常はメモリーよりも先にCPU側に損傷が発生するので落下などの物理的な損傷時以外は基本的にCPUの修理をしていきます。

 

復旧方法は段階を追って進めていきます。

 

①CPUのリフロー

初期症状のブルースクリーンであればCPUの断線の原因が”はんだ割れ”かもしれませんので、CPUのリフローによって復旧する可能性があります。

リフローとはCPUを高温に加熱して”はんだボール”を溶かし、割れてしまったはんだの接続を修復するというものです。

 

➁CPUのリワーク

こちらはCPUを一度取り外し、断線部分を修復した上で再度CPUを取り付けるという内容です。

基板にかかる負担も大きく、精密的な作業技術が必要となります。

 

どちらの場合も本体フレームの反りがある場合は、合わせてフレームの修正が必要になります。

 

今回のSwitchは①の段階では復旧を確認出来なかったので➁のCPUのリワーク作業を進めていきました。

 

ヒートガンやフラックスを使用してSwitchの基板を十分に加熱してからCPUを取り出します。

CPUだけを加熱しても基板全体から熱が逃げてしまうので予め200℃程度で全体を加熱した後に一気に温度を400℃以上に上げてCPUのハンダを溶かすという方法を取っています。

次に基板とCPUに残ったはんだを掃除して、それぞれチェックを行いました。

Switchブルースクリーン基盤

こちらは基板側のCPUがはんだで接続されるパターンというものの配列になります。

赤枠で囲った箇所のパターンが2ヶ所断線しています。

下にあるパターンはGNDなのであまり支障は出ませんが、上側の断線した部分は修復が必要です。

 

Switchブルースクリーン基盤アップ

断線して無くなってしまったパターンは配線にエナメル線をはんだ付けして、断線箇所を修復していきました。

エナメル線がずれないように紫外線硬化樹脂を使って固定します。

本体側の修正はこれで大丈夫そうです。

 

続いてCPUのリボール作業です。

Switchブルースクリーン修理

ステンシルという道具を使って数百個あるはんだボールを大きさのムラがでないように形成します。

 

リボールしたCPUをSwitch基板に実装していくのですが、正確な位置に設置できないと起動出来ませんので1ミリの誤差も許されません・・・。

 

ヒートガンを使用して加熱し、CPUを取り付けます。

取り外しの時と同様に事前にある程度基板を加熱した状態から一気に高温で実装していきました。

 

基板の熱が冷めたら、液晶とバッテリーを付けて状態をチェックします。

Switchブルースクリーン修理後

ブルースクリーンになっていた基板が起動を確認出来ました。

あとはCPUグリスを付け直して本体を組み上げて、作業完了となります。

現在のスマホスピタル大丸札幌店の受付状況

スマホスピタル大丸札幌店では、現在ブルースクリーンの店頭修理はお受けしていません

原則、預かり修理とさせていただいております。

Switchのブルースクリーン修理ご希望の際は、一度スマホスピタル大丸札幌店までお問い合わせください。

Switchブルースクリーン修理価格と作業時間は?


Switchブルースクリーン修理後2

先程の状態だと簡易的な確認しか出来なかったので、組み上げ後に再度チェックを行いました。

その結果、問題がないようでした。

 

ブルースクリーンの故障も今回の修理方法での修復が出来る可能性があります。

強い衝撃による物理的な損傷であったり水没によるショートなどがある場合や

CPU自体がダメになってしまっているような場合にはデータの復旧が更に難しいかもしれません。

 

今回のSwitchは無事に起動復旧となりましたが、

その後の動作が保証出来るわけでは無くあくまでもデータ救出のための修理という内容です。

復旧後はずっと使える場合もあれば再発してしまう可能性もありますので、

データが重要な場合はすみやかにデータを別のSwitchに引っ越しする事を推奨しています。

SwitchブルースクリーンCPU基板修理:22,000円(税込)〜

作業時間:症状によっては数日かかる場合があります。

 

郵送修理の流れ

  • ご相談・お見積り
    まずはお気軽にご相談ください。店舗スタッフがお客様のご質問にお答えします。
  • 修理するiPhone・iPadを郵送
    名前・返送先住所・連絡先・パスコード・故障内容をご記入のメモを同封の上、iPhone・iPadと一緒にお送りください。
  • iPhone・iPadを修理
    お送りいただいたものが、お店に到着して、当日に修理を行います。
  • 修理を完了したiPhone・iPadを送付
    大切にお送りいたします。しばらくお待ちください。
  • 01.
    ご相談・お見積り
    ご相談・お見積り

    まずはお気軽にご相談ください。店舗スタッフがお客様のご質問にお答えします。

  • 02.
    修理するiPhone・iPadを郵送
    修理するiPhone・iPadを郵送

    名前・返送先住所・連絡先・パスコード・故障内容をご記入のメモを同封の上、iPhone・iPadと一緒にお送りください。

  • 03.
    iPhone・iPadを修理
    iPhone・iPadを修理

    お送りいただいたものが、お店に到着して、当日に修理を行います。

  • 04.
    修理を完了したiPhone・iPadを送付
    修理を完了したiPhone・iPadを送付

    大切にお送りいたします。しばらくお待ちください。

iPhone・iPadの画面や液晶は落としてしまった時だけでなく、ポケットやバックに入れていて割れてしまった、ということもあるくらい大変割れやすいです。 最初は端が割れていただけなのに、気付いたら全体に広がったということも!ひどくなる前に早期の修理をおすすめします。
※割れの範囲によっては重度となりますので、ガラス+液晶交換修理(重度)もご確認ください。

スマホスピタル大丸札幌店
住所
〒060-0005 北海道札幌市中央区北5条西4丁目7番地 大丸札幌店3F KiKiYOCOCHO
営業時間
10:00〜20:00(修理時間は大丸札幌店の営業に準じます)
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