iPadAir（初代）のバッテリー交換

iPhoneと違って新商品があまりでない

出ても大きさや運用思想が違う

値段が非常に高い

などの理由からiPhone以上に同じ機種をながーく使う

そんなイメージが出来つつあるiPad

iPadAir（初代）

さて、今回お持ち込みいただいたのは、iPadAir（初代）です。

修理箇所はバッテリーになります。

本記事は、iPadAir（初代）のバッテリー交換を解説いたします。

基本即日で修理を受け付けているスマホスピタルですが

iPadに関しては大抵2日または3・4日などお時間を頂いています

その理由が画面と本体を繋いでいる接着用テープ

そしてその大きさ故に、iPhoneよりもちょっとした衝撃で

パーツや画面が故障破損することが多く

より慎重に作業する時間が必要になるからです。

とくに画面を割らずにキレイに剥がすのはある程度コツをつかまないと大苦戦します

なんなら画面が割れていたり、本体が歪んでいると破損が広がるのは避けられない事も

膨張などの異変を感じたら

今回お持ち込みいただいたiPadはバッテリーの膨張が始まっており、

画面が内側から押されて接着がはがれかかっておりました。

そのおかげで分解スピードは非常に早く行えました。

しかし、膨張したバッテリーの押し上げられた液晶に少々不安が残ります。

また、液晶以外のパーツにも膨張したバッテリーが内部基板を押し広げることで、

修復不可能なダメージを与える事もあります。

もし、iPadを利用していてバッテリーの調子がおかしいと感じたら、すぐにご連絡ください。

他にも、膨張したバッテリーは発火する可能性がございます。

さらに、iPadAir（初代）はバッテリーが大型なので、発火した場合は非常に危険です。

取り外した後も問題なく稼働し

お客様へ返却することが出来ました。