水没で起動しなくなったAQUOSsense3の水没復旧作業

さて、今回はAQUOSsense3のご依頼です。

お風呂で使用していた際に湯船に落としてしまい、すぐに引き上げたが起動しなくなってしまったとのこと。

本記事は、水没復旧作業のご紹介です。

ちなみに、水没端末に関して、濡れた疑いがある端末は基本充電器などを差すのはNGです。

今回は電源ボタンを押しても起動しない状態のため、

このまま分解して内部電子基板の乾燥作業などを実施していきます。

AQUOSsense3はフロントパネル側から分解していきます。

分解するとヒートシンクプレートがあり、それを外すと内部基板が見えてきます。

写真はヒートシンクを外した状態です。

見た感じ水没反応はなく軽い水気のみでしたので、

基板を外し水気を飛ばし、乾燥させてから組み上げていきます。

基板乾燥後に接点の洗浄も行い、組み上げたも完了しました。

最後に動作確認をしたところ、問題なく起動できました！

今回はラッキーなケースで、意外と多いのが、液晶側が水没の影響で破損！

本体は起動しているが、液晶が真っ暗！何て事も少なくありません。

今回は基板の乾燥のみで起動したため、

お客様にバックアップだけこまめに取っていただく様にお伝えさせていただきました。

Android端末は基本防水性、耐水性が強い端末が多く発売されていますが、

経年劣化により耐水性も弱くなってきます。

使用の際は水回りに気を付けて使用する事をお勧めします。