iPhone 11 バッテリー交換でぱわーー！充実！

修理速報

バッテリー交換、やるのかい！　やらないのかい！　どっちなんだい！？
やーーるッ！
というわけで、スマホのぱわーー！を司るバッテリーを交換していきます。

状態確認

お持ちいただいたiPhone 11の設定を見てみると、上写真のように著しく劣化しているのメッセージ。
そして最大容量は76%と示されていました。

ご存じの方も多いかと思いますが、バッテリーは消耗品なので少しずつ最大容量が低下していきます。
つまり写真の状態は、100%まで充電しても新品の76%までしか充電できないということ。
最大容量が減る → 充電の残量が減るのが早い → 充電頻度が増える → 劣化スピードが早くなる……
という悪循環で、どんどん劣化が加速してしまいます。
そのため、最大容量80%程度まで減ったらバッテリーの交換時期と言われています。

すなわち！
交換にはちょうどいい時期ということですね！

分解

まずは、ドックコネクター横の星ネジを外して……

フレームとフロントパネルの隙間にピックを挟み込んで、画面を開いていきます。

パカッと開きました。

バッテリーのコネクターは写真中央のブラケットの下にありますが、ケーブルが邪魔をしてネジを外しづらい構造。
そこで先にディスプレイを外していきます。

見えているコネクターのうち……

この3つを外します。

フロントパネルと本体が分離できました。

バッテリー交換

バッテリーは粘着テープで本体に貼り付いているので、ピンセットでくるくると巻き取っていくと、

はい、この通り。バッテリーが取り外せました。
本体中央の黒い部分は、ワイヤレス充電のアンテナに当たるパーツです。

ワイヤレス充電が実装されたおかげで、
もしドックコネクターが使えなくても充電できるようになったのはありがたいですよね。
ただ、ワイヤレス充電にはデメリットも有り、
有線と比べると充電速度が遅い、
発熱が大きいのでバッテリーが劣化しやすい ことが知られています。

どちらも使えるなら、なるべく有線で充電したほうがバッテリーを長持ちさせられます。

修理後の動作確認

Apple純正ではないバッテリーに交換したため、このように警告メッセージが出るようになりました。
また最大容量が表示されなくなりました。

iPhone Xあたりまではこのようなこともなく最大容量も表示されていたので
互換性などシステム的な問題……と言いたいところですが、純正ではないバッテリーに対してAppleが
責任を持つ道理はないしそのつもりもないので、よりはっきり明示するようにした、というのが本当のところでしょう。

最大容量はあくまで目安でしかないので、バッテリーの減りが早くなったと感じたら交換するタイミングです。

バッテリーを長持ちさせるには

上でも少し書きましたが、発熱はバッテリーの天敵です。
スマホが熱を持ちやすい使い方はなるべく控えましょう。
具体的には、直射日光の当たる高熱になりやすい場所、動画再生やゲームプレイなど処理負荷の高い操作
をなるべく避ける。
それらとながら充電しない。

意識するだけで結構変わるはずですよー！

関連記事はこちら

スマホの充電が遅い7つの原因と充電速度を改善する対処法を紹介

本日の修理速報は、JR佐賀駅北口より東へ徒歩3分の好立地にある
総務省登録修理業者・iPhone修理・Androidスマホ修理のスマホスピタル佐賀駅前店がお伝え致しました。