【Libero5GⅡ】基板移植でデータそのままに

こんにちは！スマホスピタル大森店です。

本日は前回の投稿に引き続き基板移植を承りましたのでその紹介となります。

今回承った端末は【Libero 5G Ⅱ】となっています。

落とした際に画面が液漏れを起こしてしまい、画面の半分以上が表示されない状態となってしまいました。

実は今回のご依頼、以前に店頭で相談を受けた際にパーツの流通が無いことをお伝えして

同じ端末をご用意することができれば改善するかもとその時は検討になったのですが

ドナー端末をもってご来店されました。

【白】の基板を【黒】の方へ移植してまいります。

【修理前の症状】操作は不可能

修理前の状態は下のようになっています。

画面が半分以上見えない状態で操作すらできないものとなっています。

早速修理に取り掛かっていきましょう！

本来、基板にデータ等が残っているので同じ端末であれば問題なく

データを失うことなくそのままの状態で改善致します。

【基板移植について】メリットとデメリット

【メリット】

・キャリアが違う端末や容量が小さい等については基板内でのお話なので

そういった場合でも問題なく移植することが可能です。

実際にパーツ交換というわけではなく、お引越しに近いイメージとなっています。

・例えば落とした際にカメラが一緒に壊れていた場合でも、

移植先の端末で問題が無ければ基板移植後は問題なくカメラも使用することができます。

【デメリット】

・用意した端末の状態に左右されてしまう

外装や画面にキズ割れがあった場合でもその端末へ移植するので、ご用意する際は慎重になる必要があります。

バッテリー膨張等であれば、元端末からの移行も可能です。

・修理よりもお金がかかる

どうしても、端末を購入する必要があるのである程度のお金はかかってきます。

また、稀少端末ですとよりお金がかかる可能性があるのでご了承ください。

【修理後の症状】画面交換完了！

移植作業・圧着を行い移植先の端末の動作確認を行い修理は完了です。

もちろん、データについてもそのままであることをお客様に確認して

即日でお返しできたので大変喜んでいただけました。

破損個所が多い場合はパーツ交換の修理だけではなくこういった基板移植についてもご提案しています。

【まとめ】状態によっては基板移植もご検討を

今回の修理費用は税込10,800円、作業時間は2時間ほどでした。

基板移植についてはどうしても中古端末をご用意する必要がありますので

入手までにお時間が掛かる可能性があります。

ドナー端末については来店時に検索して購入することも可能です。

古い端末、マイナーな端末だから修理を諦めていたのであれば

今回のような基板修理を検討されてはいかがでしょうか。

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