【iPhone14Plus】再起動を繰り返す原因はバッテリーの膨張！？

こんにちは！スマホスピタル大森店です。

本日は数分ごとに再起動を繰り返してしまうiPhone14Plusの修理を承りました。

こういった症状場合、衝撃により本体基板が破損していたり、

ドックコネクターの故障が原因になっていることが多くあります。

しかし、いずれにせよ分解をしてみないと原因の切り分けが難しいので、

一度お預かりして原因の調査から始めていくことにしました。

【修理前の症状】分解の為に加熱すると…

iPhone14Plusは背面ガラス側から分解していくのですが、

背面ガラスを剥がしやすくするためにまずは加熱していきます。

するとまさかの事態。なんと勝手に背面ガラスが浮き上がってきました…

どうやら最初の推定とは違い、バッテリーの劣化による膨張が原因のようです。

おそらくこのまま放置していたらもっともっと膨らんでくるところだったのでしょう、。

横から見てみると既にカメラユニットより厚みがでてきているのがわかりますね。

本来ならもっとフラットな形状で本体の隙間に収まっていなければならないはず。

見た目からして明らかな劣化が見て取れます。

実際に外してみるとこの通り。

外の被覆が破れて中のセル部分がむき出しになってますね。これは危ない。

iPhone8シリーズで同じような症状を出す個体が多かったのですが、

やはり世代が進んでも一定数は出てしまうのかもしてませんね。

あるいは衝撃によりバッテリーが破損してしまっておこることもあります。

うっかりスマホを落としてしまった時に画面が割れなかったからセーフ……という訳ではなく

意外と内部ではダメージが蓄積しているんです。

しかし、原因がわかれば後はスムーズ！

本体基板が原因でないことを考えれば、不幸中の幸いとも言えます。

新しいバッテリーに乗せ換えてあげると再起動ループはピタッと収まりました。

iPhone14シリーズも登場から早2年。

そろそろバッテリーの交換時期を迎えてる端末も多いかと思います。

心当たりがある方はぜひ当店までご相談くださいね～

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