最大容量は100%なのに電池の減りが早い？

iPhone 6s

「満タン充電しているのに減りが早いんです。」

iPhone6sのバッテリー交換にお越しいただきました。
急に減りが早くなって、家を出る前に100%充電しているのに
すぐになくなっていきなり電源が落ちるとお困りのお客様がご来店されました。

※修理前の最大容量は100%です。

30分程度で新しいバッテリーに交換しその後は充電の確認もOK
急激なバッテリーの減りも改善されました。
「もう少し使いたいから直ってよかった」とホッとされていました。

さて、先ほどの修理前の画像ですが、なんだか変ではないですか？
お預かり時の最大容量です。100%表示になっています。ですが％の変動が激しい、、、

実は今回のようなケースの場合バッテリーの状態が正しくない可能性が。

例えば、100%満タン充電しているのに数分後には5%に一気に下がっている。とか、
その逆で充電器に挿していないのに急に充電が増えている。といった症状などなど。

iPhoneの寿命は2〜3年

iPhoneは2年〜3年でバッテリーの劣化が始まります。
通常使用の場合、その頃には最大容量は85%を下回っていることが平均的に多いのですが
バッテリー交換をしたことがないのに100%の場合だと
バッテリーの不具合で正しい容量を読み取れていない可能性が考えられます。
特にiPhoneXS以前のモデルで上記のような状態であればバッテリーの交換が必要になります。
逆にバッテリーの交換で改善されます。