「iPhoneは使用できません ○○分後にやり直してください」の表示には要注意！

iPhoneを使う際は画面ロックを解除しますが、その解除方法は

・パスコード+Face ID(顔認証)
・パスコード+Touch ID(指紋認証)
・パスコードのみ
・設定なし

のいずれかになります。

FaceIDやTouchIDは単独では設定できず、必ずパスコードが必要になります。

そのパスコードですが、入力を間違えても五回目まではスグに次の入力ができます。
しかし、更に間違えると
「iPhoneは使用できません 1分後にやり直してください」
という表示されて、その時間が経つまで待たなくてはいけません。

そして、それでも間違えると、今度は
「iPhoneは使用できません 5分後にやり直してください」
となり、以降、間違える度に15分→60分→60分と増えていき、
10回間違えると

「iPhoneは使用できません iTunesに接続」
という表示に変わりますが、こうなると初期化するしかなくなります。

パスコードを忘れたり、間違えたり、というのが原因として多いのですが
この様に液晶が故障していると、タッチ操作の誤作動(ゴーストタッチ)が起こって
画面に触ってないのに勝手に入力されることがあります。
意図しないことであっても、入力されてしまうと一回としてカウントされます。

このiPhone7は先程ご来店されたお客様がお使いなのですが
スリープボタンを押して画面を表示させてパスコード入力画面になる度に
あっという間に入力されるという事が続き、その前に修理！と決断されたそうです。

修理内容は画面交換修理ですので20分ほどで
交換完了です！

このパスコード、間違え続けてもどうにかなるだろうと楽観視している方も少なくありません。

納得できる時期のバックアップがあったり、データが消えても仕方ないと
割り切れるなら別ですが、そうでないとかなりの痛手になります。

また、今回の様にノイズや縦線といった症状ではなく
フリーズや真っ暗なままという状態でもタッチ操作は受け付けている事があります。

何をしても真っ暗だけで電源は入っているiPhoneをお預かりし、
別の画面を取り付けると、すでにパスコードロックが最終状態ということもあります。

タッチ操作の誤作動が起きている場合はご注意ください！

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