電池の減りが早い…もしかしてバッテリー劣化したまま使用していませんか？

電池の減りが早いiPhone7

お客様がお持ちになったのは音楽プレーヤーとして利用しているiPhone7。
朝、充電が100%なのにすぐに50%以下になってしまうとのこと…
iPhone7に使用されているリチウムイオン電池は【消耗品】です。
何年もバッテリー交換せず使い続けることは難しいです。
寿命がきてしまったらバッテリー交換が必要になってきます。

寿命目安の確認方法

では、バッテリーの寿命はいつになるのでしょうか？
バッテリーは目安ですが、使い始めて2年ほどで寿命がきてしまいます。
人それぞれで使用用途が違いますのでそれ以上、以下もあります。
一番の目安は使っていて「電池の減りが早いな～」っと感じ始めた頃だと思います。

「自分の感覚だけで寿命を知るのは難しくない！？」
と思われるかもしれませんね(; ･`д･´)

実はiPhoneの設定画面からも寿命の目安を確認する事ができます。
設定→バッテリー→バッテリーの状態→最大容量(%)
で数値(%)として寿命を確認する事ができます。

簡単に説明すれば、最大容量(%)とはバッテリーが電気を貯め込める容量のことです。
購入時は最大容量が100%となっていますが、使用していると今回お預かりしたiPhone7のように数値が減っていきます。
80%ほどになると電池の減りが早く感じてきます。

バッテリー劣化の危険

バッテリー交換せずに使用することはできますが、様々な不具合や危険が起き始めてきます。

１．突然のシャットダウン

バッテリー交換せずに使用していると電池の減りの早さが気になるのはもちろん、突然電源が切れることがあります。
大事な場面に限って起きてしまうとストレスになりそうですね(‘Д’)

２．パフォーマンスの低下

バッテリーは劣化すると基盤に流す電気が不安定になります。
ここでは難しいことは言いませんが、その影響によってiPhoneの動作にカクツキが起きてしまう事があります。

３．アプリの起動ができなくなる

筆者も経験しましたが、バッテリー劣化するとスマホゲームで遊べなくなります。
起動するとすぐ強制終了してしまいスマホゲームで遊べなくなりました。
また、スマホゲーム以外にもカメラが起動できなくなることがあるようです。

４．バッテリー膨張

バッテリー交換せずに使用を続けたときに一番怖いことがバッテリーの膨張です。
リチウムイオン電池は劣化すると内部にガスが溜まってしまうことがあります。
もちろん逃げ道のないガスなのでバッテリーが膨張してしまいます。
膨張すると破裂や発火する危険があります。
その他には画面を押し上げ破損…なんてこともあるので要注意！

このような危険があるかもしれないので早めにバッテリー交換しておきましょう。

iPhone修理開始

画面から展開

iPhone修理はどのパーツ交換でも画面展開から始めます。
画面はネジと粘着でガッチリ固定されているので慎重に外していきます。
粘着は熱で柔らかくなるので、温めてから切り取っていきます。

ケーブル取り外し

バッテリー交換修理ですが、画面が邪魔なので一度外しておきます。
まずは初めにバッテリーの接続を解除します。
電気の流れを先に止めることで安全に作業を進めることができます。

次にディスプレイ、センサーなどの各種ケーブルを外します。

バッテリー取り外し

画面を取り外したら、ここからはバッテリー交換していきます。
バッテリーは両面テープで貼り付けてあります。
両面テープの端を剥がし、そこからピンセットで巻き取っていきます。
両面テープを剥がしたら工具で劣化したバッテリーを取り外します。
同様に新しいバッテリーも両面テープで貼り付けます。

組み立て/動作確認

バッテリー交換が終わったらiPhone修理も折り返し！
分解と逆手順で組み立てていきます。
組み立てたらきちんと充電するかなど動作確認をします。

iPhone修理完了

iPhone修理が終わったiPhone7がこちら！

最大容量も100%となり、これで電池の減りに悩まされることはありませんね！
修理時間は20分程と即日修理！もちろん大事なデータはそのまま！
帰宅時に早速、音楽を聴く事もできますね！

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