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【スマホ・タブレット】画面が真っ暗!ブラックアウトが起こった時の対処法と修理例

今回は、スマホやタブレットのブラックアウトについて解説します。

適切な対処を行う事で復旧することが多いので、是非参考にしてください。

 

 

画面のブラックアウトとは

スマホやタブレットにおける画面のブラックアウトとは、端末が起動しているにも関わらず液晶表示が出来ないことを指します。

画面が真っ暗で何も映らない。ただし、バイブレーションやアラームの音は聞こえるという状態です。

 

ディスプレイの構造

スマホやタブレットのディスプレイは、ガラスパネル・タッチパネル・液晶・バックライトの4層で構成されています。

またそれらは、各層でそれぞれ役割が異なります。

ガラスパネルは外装、タッチパネルはタッチ操作、液晶は映像、バックライトは液晶照らすための照明…といった具合です。

 

ブラックアウトを起こす理由

ブラックアウトを起こすのは、液晶もしくはバックライトの不具合が原因です。

液晶が不具合を起こすと、映像出力がされないので当然画面が真っ暗になります。

また、バックライトに問題がある際も同様の症状が現れることがあります。

前述の通り、バックライトは液晶を照らすための照明です。

暗闇の中で照明が無いと何も見えないのと同じように、バックライトが液晶を照らさないと映像を映し出すことは出来ません。

液晶やバックライトが不具合を起こす理由は大きく分けて、画面故障・基板故障・一時的なエラーの3つに絞られるでしょう。

つまりこれらの原因に合わせた対処を行うことで、症状の改善が見込めます。

 

ブラックアウトが起こったらまずは強制終了を

突然ブラックアウトの症状が現れた場合は、一時的なエラーを疑いましょう。

エラーによる不具合であれば、強制終了を行う事で改善する可能性があります。

以下の手順に沿って試してみてください。

 

iPhoneの強制終了方法

  • iPhone6s以前…電源ボタンとホームボタンを同時長押し。リンゴマークが表示されるまで長押しを続ける。
  • iPhone7/7plus…電源ボタンとボリューム(下)ボタンを同時長押し。リンゴマークが表示されるまで長押しを続ける。
  • iPhone8/8plus移行…電源ボタン(上)→電源ボタン(下)の順にボタンを一回ずつ押す。最後に電源ボタンのみ長押し。リンゴマークが表示されるまで長押しを続ける。

 

Androidの強制終了方法

  • Xperia…電源ボタンと音量ボタン(上)を同時長押し。本体が3回振動するまで長押し続ける。
  • Galaxy…電源ボタンと音量ボタン(下)を同時長押し。電源メニューが表示されてもそのまま長押しを続ける。
  • Pixel…電源ボタンと音量ボタン(上)を同時長押し。電源メニューが表示されてもそのまま長押しを続ける。
  • arrows…電源ボタンと音量ボタン(上)を同時長押し。電源メニューが表示されてもそのまま長押しを続ける。
  • AQUOS…電源ボタンを長押し。電源メニューが表示されてもそのまま長押しを続ける。

※Xperia、Galaxy、Pixel、arrowsも、機種によっては電源ボタンのみ長押しで強制終了するものもあります。

上記の方法で終了できない場合は、電源ボタンのみの長押しを試してみてください。

また上に記載のない機種も、ほとんどが【音量ボタン上下どちらかと電源ボタンの同時長押し】か【電源ボタン長押し】で強制終了が可能です。

 

自分で対処できない時は修理店に相談を

強制終了を行っても改善しない時は、画面故障か基板故障のいずれかが考えられます。

そのような際は、修理店に相談してください。

修理によって症状の改善が見込める場合があります。

 

実例:ブラックアウトが起こったiPhone6sからデータ移行

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先日ご相談を頂いたiPhone6sをご紹介します。

こちらのiPhone6sは、落下後に画面が映らなくなってしまったそうです。

同時に画面割れも起こっていたので、まずは画面交換を行いました。

しかし、その後も全く画面が映る気配はナシ。

呼び出し音やバイブレーションの反応はあるので、起動はしているようです。

 

基板故障が発覚!パーツ交換では直らない…

画面交換でも改善が無いとなると、基板側の故障が考えられます。

基板は全ての機能を作動させる司令塔です。

普段スマホが起動するのも、画面が映るのも音が出るのも、全て基板が各パーツに「動け~!」と信号を送っているからです。

しかしその基板が故障してしまうと、本来信号を受信するはずたったパーツは仕事をしなくなってしまいます。

そうして、今回はブラックアウトが起こったというわけです。

 

なんとか新しいスマホへデータを移行したい!

基板の故障時は、基板修理を行うことで復旧する可能性があります。

ということで、お客様に基板修理のご案内を行うと……

『新しいスマホに買い替えたいから、本体は直さずにデータだけ欲しい』とのこと。

 

うーん…この症状がバックライト故障によるものであれば、もしかしたら取り出せるかもしれません。

元々のバックライトが壊れているのであれば、別のライトを液晶の後ろから当てればいいのです。

液晶の後ろにライトを忍ばせて…

点灯!!

 

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かなり薄っすらとではありますが、映像が確認できます!

なんとか操作が出来るレベルだったので、この状態でバックアップを行いました。

今回はバックライトの点灯不良が原因だったので、このような対処になりました。

これがもし液晶表示の問題であれば、後ろからライトを照らしても映像が映ることはありません。

その場合はいよいよ基板修理が必要です。

 

まとめ

スマホスピタルでは、スマホやタブレットのブラックアウトが起こった際にまずは強制終了を行います。

それでも直らない場合は画面交換を。それもダメらな基板修理を…というように一つずつ原因を探ります。

他の修理店でパーツ交換では改善しないと言われた端末も、スマホスピタルでは基板修理が可能です。

スマホ・タブレットについて、お困りごとの際は是非お気軽にご相談ください。

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