【iPhone12】 充電の減りが早いと感じたら

今回は、先日ご相談をいただいたiPhone12のバッテリー交換についてご紹介します。

4年ほど使用していたところ、突然充電の減り方が早くなったそうです。

充電の減り方が早いiPhone12

こちらがお持ち込みいただいたiPhone12です。

今までは1日1回の充電で良かったものが、このところ1日2.3回の充電が必要になっているとのことでした。

実際に受付にてお話をうかがっている最中にも、どんどん充電が減っていきます。

バッテリーの最大容量を確認すると、78％まで低下していました。

バッテリーの最大容量とは？確認方法は？

充電の減りが早い場合は、バッテリーの最大容量を確認してみてください。

バッテリーの最大容量とは、充電の劣化を数値化したものです。

新品状態の場合は100％、そこから劣化すると数値が下がっていきます。

バッテリーの最大容量を確認する際は、【設定】→【バッテリー】→【バッテリーの状態】→【最大容量】の順で選択してください。

最大容量が80％をきっている場合は修理が必要？

一般的に、バッテリーの最大容量が80％を切ると劣化が進んでいるとされています。

充電の減りが早い、充電の溜まりが遅い、充電残量があるのに突然シャットダウンする…などの症状が出ている頃でしょう。

そのような場合は、早めに修理店に相談してください。

また80％を切っていなくても、【バッテリーに関する重要なメッセージ】が表記されることがあります。

『お使いのバッテリーは著しく劣化しています』という表記がある場合は、バッテリーの交換時期と考えてもよいでしょう。

iPhone12のバッテリー交換修理

iPhone12を分解した様子です。

バッテリーを交換する際は、画面から分解していきます。

充電口付近にあるネジを2つ外して、画面を開けるとバッテリーがあらわれます。

バッテリーは粘着テープで固定されているので、丁寧に剥がして新しいバッテリーに取り換えます。

修理後は充電持ちが復活

バッテリー交換後は充電持ちが復活し、正常に使用いただけるようになりました。

iPhoneXs以降の機種は、非正規バッテリーに交換すると最大容量が確認できなくなります。

最大容量の項目は「-」と表記されていますが、実際には100％のものを取り換えているので安心してご使用ください。

修理後は1週間～6か月間の製品保証をつけております。

その間に不具合があった場合は、再修理を行います。無償交換で対応しますのでお気軽にご相談ください。

※水没反応や端末の破損があった場合は再修理をいたしかねます。

バッテリーは消耗品！劣化を感じたらすぐに交換を

バッテリーは使用を重ねることで劣化していきます。

劣化を感じた場合は、大きな故障につながる前に早めに交換修理を行ってください。

iPhoneは基本的にほとんどのパーツが即日修理可能な機種です。

長期間お店に預けられない…という場合も、即日修理できる場合が多いのでまずは修理店に相談しましょう。

スマホスピタル姫路キャスパ店では、iPhoneの即日修理を承っています。

在庫欠品中や基板修理が必要な際はお日にちをいただく場合もありますが、まずはお気軽にお問合せください。