2023/6/25更新！自己修理の後→switch liteの電源が入らない！？【西鉄福岡天神駅チカの当店なら即日修理対応可能！】

Nintendo Switch Lite

今回は左側のアナログスティックを自分で交換したら電源が入らなくなった！というお客様のご来店です。

アナログスティックが安く手に入る事をご存知の方も多いかと思います。その為、ご自身で調べて修理される方も増えています、Switchとswitch liteの構造が似ている為、アレができたからこれができるという自信もあるかと思います。

実はそこに落とし穴があるんです！今回は自己修理がどれだけ危険なのか、リスクやアドバイスをお伝えしていきたいと思います。

Contents
1
2 SwitchやSwitch liteを修理する際の注意点
2.1 ドライバーなどの工具類の選定
2.2 購入した部品（パーツ）の不具合のリスク
2.3 作業中の修理ミス
3 Switch liteの電源が入らない！？その原因は・・・
4 故障個所はここだった！
5 故障のメカニズムとは
6 自己修理はほんとに不要な支出リスクが沢山

SwitchやSwitch liteを修理する際の注意点

ドライバーなどの工具類の選定

形はもちろん径が違うとドライバー穴を潰してしまい分解すら困難もしくはできなくなります。
例：Y字に対して＋や−でやってしまうとネジが潰れます。

購入した部品（パーツ）の不具合のリスク

基本的に自己修理の部品はメーカー正規品ということはございません。一般的にはAmazonや海外サイトなどで購入します。精密機器の部品はきちんと動作確認テストをした状態で販売されていることがほとんどですが、相性不良や初期不良などもあります。
そのため予め2つの同じ部品を発注しておくことをおすすめします。

作業中の修理ミス

今回は作業中の修理ミスで起動しなくなってしまったSwitch liteの修理ご依頼です。事例をご案内しますので、今後の自己修理のご参考にされてみてください。

Switch liteの電源が入らない！？その原因は・・・

ご依頼のSwitch liteの左手側です。

表から見ると左側になりますが、裏から分解するのでひっくり返すと向かって右側になりますね。

ではアナログスティックの交換だけなのになぜ電源が入らなくなったのか！？

その原因はこちらの画像をご覧ください。
この緑色の板状のものが電子基盤と総称で呼ばる一つで、CPUが付いている電子基盤をマザーボードやメインボードと呼びます。
今回はこちらの破損です。

最初の画像に写っている黄土色のこちらはメインの基板から伸びているケーブルで、メインボードとサブ基盤を接続するケーブルになります。

拡大している部分はそのケーブルを接続する為のコネクターです。

よく見るとラッチが付いていません・・・

最初の画像で同じようなケーブルの白い差し込み口に黒い物が一緒に写っているのがわかりますでしょうか？

正常な状態のswitch liteにはここに白いプラスチックの留め具があります。

故障個所はここだった！

コネクターに付いている部品で差し込んだケーブルを固定し抜けたり、位置がずれないようにするストッパーのような役割をします。
これがないと差し込みだけでは隙間があり接点も合わず通電しません。日常でも似たような物に触れているかと思います。

故障のメカニズムとは

この緑色の電子基盤を外してアナログスティックを交換します。
その際に一度ラッチを上げてケーブルを外さなければならない部分となります。ラッチを上げた際に緩い個体もありますが持ち上げる角度や力加減によって破損してしまうケースがあります。今回はまさにそれです。この部分は前述通りメイン基板とケーブルで接続されているため、破損してしまうと電源ボタンもメイン基盤から隔離状態になり結果、電源が入らなくなってしまうのです。

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アナログスティックは確かにネット上で安価に購入できます。ただし、程度の慣れやリスクを覚悟した上で作業する必要があります。