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【色別】iPhoneのディスプレイ液晶に縦線が出る原因
まずは、なぜiPhoneの液晶画面に縦線が現れるのかという原因を探っていきましょう。原因を知ることで、直す方法は変わってきます。
縦線の色によって原因の切り分けがある程度できますので、iPhoneに出現している縦線の色に注目してください。
白黒の縦線の原因
液晶画面に出ているのが、白黒の縦線の場合はiPhone内部のソフトウェアが故障している可能性が高いです。ソフトウェアが不具合を起こして、液晶画面に正しく電気信号が送られていない場合に出現します。
しかし、白黒の縦線が出る原因のすべてが、ソフトウェアの故障によるものではないので注意しましょう。
カラフルな色の縦線の原因
緑や赤、青といったカラフルな縦線がiPhoneの液晶画面に出ている場合は、物理的な原因があるといえるでしょう。実は、iPhoneの液晶画面に出る不具合のほとんどが、物理的な原因にあります。
iPhoneを落としたことがある場合や、ポケットにiPhoneを入れる習慣がある人は、何らかの圧が液晶画面の部品にかかり、破損している可能性が考えられます。水没によって、カラフルな縦線が出る場合もあるので、心当たりがないか思い返してみてください。
また、iPhone Xシリーズでは、構造上ディスプレイドライバチップが破損しやすく、緑色の縦線が出る不具合が多いです。
液晶の縦線を自力で直す方法
iPhoneの液晶に出ている縦線が、物理的な原因ではなくソフトウェアに問題がある場合、再起動や初期化をおこない、自力で直せる可能性があります。
ここからは、iPhoneを再起動させる方法と初期化する方法の2つのやり方について解説していきます。
iPhoneを再起動
iPhoneの機種ごとに再起動の方法が違いますので、お使いの機種に合った方法で再起動を試してみてください。
iPhone6s
iPhone6sシリーズ以前のiPhoneの場合、ホームボタンと電源ボタンを長押しすることで再起動できます。
2つのボタンを長押ししていると画面が黒色になり、Appleのリンゴマークが表示されれば無事に再起動がスタートした合図です。
ボタンを押している指を離して待ちましょう。
iPhone7
iPhone7シリーズの場合は、ボリュームを下げるほうのボタンと電源ボタンを長押しすることで再起動が可能です。
こちらも2つのボタンを長押ししていると黒画面になりAppleのリンゴマークが現れて、再起動がスタートとなります。
iPhone8、iPhone X、iPhone Xs
iPhone8シリーズ以降の場合、再起動は少し手順が増えます。
長押しはせず、iPhone右側サイドにあるボリュームを上げるほうのボタンを押してすぐ離し、次にボリュームを下げるほうのボタンを押してすぐ離します。次に左側サイドにある電源ボタンを10秒程度押し続けると、画面が黒くなり再起動のスタートです。
iPhoneを初期化
iPhoneの初期化は、なかなか面倒な作業ではありますが、ソフトウェアが原因の縦線の場合、自力で直す手段として非常に有効です。
まずは、パソコンを使った初期化(リカバリーモード)方法について解説します。
①パソコンでiTunesを起動する
②iPhoneとパソコンをUSBで接続する
③パソコンのiTunesの右上に表示される「iPhone」をクリックする
④「概要」タブから「iPhoneを復元」をクリックする
⑤iPhoneソフトウェア確認画面で「次へ」をクリックする
⑥iPhoneの初期化スタート
次に、iPhone単体での初期化方法について解説します。
①iPhoneの「設定」から「一般」をタップし、「リセット」をタップ
②リセット画面から「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択し、「iPhoneを消去」をタップ
③iPhoneの初期化スタート
このように、どちらかの方法を使って初期化してください。
初期化する際は、すべてのデータが消えてしまいますので、事前にバックアップを取っておくようにしましょう。iCloudでもバックアップはできますが、容量に限りがあるので、パソコンにバックアップをとっておくと安心です。
直らない場合は修理店へ
iPhoneの再起動や初期化を試しても、液晶に出ている縦線が直らない場合は、物理的な故障の原因が考えられますので、修理店へ相談しましょう。
「画面の縦線が気になるけれど、使えるしそのまま使おう」と考えている人は注意してください。iPhoneの液晶に出ている縦線は、放置してしまうと広がってしまったり、タッチパネルが効かなくなったりする場合もあります。タッチパネルが効かなくなってしまうと、操作ができなくなるため非常に厄介です。
故障の悪化を防ぐためにも、早めに実績豊富な修理店へのご相談をおすすめします。
液晶の縦線は修理店に相談
iPhoneの内部の構造は非常に複雑で、液晶画面に出ている縦線だから液晶を交換すれば直るという単純なものではない場合もあります。
水没などの理由で、液晶画面ではない他の部分の回路が故障していて縦線が発生している場合もありますので、まずは、専門の修理店へ相談するようにしましょう。
ソフトウェアに問題がある場合でも、原因が水没である場合もあります。この場合、一時的に縦線問題が解消しても、別の部分の故障がある可能性も考えられるでしょう。
思い出の写真や重要なメール、連絡先データがなくなってしまう前に、早急に対応するようにしてください。
修理店に相談する場合は、適切な診断ができる、実績豊富な修理店へ来店しましょう。誤った診断で修理してしまうと、違う場所に不具合が出たり、また同じような症状に悩まされたりする場合があります。
画面の修理ならスマホスピタル
物理的な故障が原因で出ている縦線のほとんどは、液晶画面の割れです。見た目には割れているように感じなくても、目に見えない部分にある液晶画面のドライバ部分にあるチップが壊れている場合も縦線が現れます。このような場合は、液晶画面の交換修理をしなければなりません。
このようなPhone液晶画面に出る縦線の修理は、スマホスピタルにお任せください。スマホスピタルは、日本全国に80店舗を展開しており、即日修理が可能です。
出先で、iPhoneの液晶画面に縦線が出てバックアップができていない状態でも、破損している部品のみを交換するのでデータを残したまま修理ができます。万が一初期化が必要な場合も、無断で初期化はしませんのでご安心ください。修理時間も30分程度で引き渡しが可能ですので、すぐにiPhoneを使いたい場合も安心して修理を依頼してもらうことが可能です。
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また修理費用は、店舗によって異なります。お見積りは無料ですので、お気軽にお近くのスマホスピタルへご相談ください。近くにスマホスピタルがない場合は、郵送での修理も承っております。
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まとめ
iPhoneの液晶画面は、見る頻度が高いからこそ不具合が出た場合に気が付きやすい場所でもあります。とくに、iPhone Xシリーズでの縦線報告は多く、そのほとんどは、液晶画面に無理な圧力がかかることによって起きているのです。
縦線が液晶に出てきたときは焦らず、まずは再起動と初期化を試してみて、それでも直らない場合は、早めにスマホスピタルへご連絡ください。