スマホの画面!
目覚ましのアラームや、仕事の電話、メールやLINEのチェック、目的地までの移動手段を検索し
マップで目的地を目指す。
今や毎日の生活で欠かすことのできないスマホ。
本体自体は、軽量コンパクト、大画面のハイスペック!
しかし!
・持ち運びしやすい
・手に取ることが多い
ということはつまり、落下する可能性も比例してアップ!していることになります。
端末を落下させてしまって、真っ先に確認するのは
「画面割れてないかな」ではないでしょうか?
今回はiPhoneの画面についてじっくり解説していきたいと思います!
iPhoneの画面の種類
iPhoneの画面の種類は2つ
・液晶
・有機EL
機種別に言うと
~iPhone8までと、新SEが液晶パネル
iPhoneX~iPhone11シリーズまでが 有機ELパネル です。
今回はこのうちの1つ、液晶パネルについてのご紹介です。
ではiPhoneの画面を表面から順番に解剖していきましょう!
iPhone画面の構造
強化ガラスはゴリラガラス
iPhoneの液晶画面の強化ガラスには
「ゴリラガラス」という強化ガラスが採用されています。
「ゴリラガラス」とは商品名ですが、とても傷に強いガラスです。
なんでもカッターでひっかいても傷がつかないのだとか・・・試すのはやめておきましょう!!
でもそれほど傷に強くても、落下などの強い力が加わるとガラスなので割れてしまうこともたびたび。
特に多い割れ方は四隅から地面に着地してしまった場合です。
衝撃が1点に集中してしまうと、その力は何倍にもアップしてしまいます。
タッチパネル
ゴリラガラスの下にあるのはタッチパネルです
タッチパネルはかなり多くの種類がありますが、スマホに使用されているのは
静電容量方式のタッチパネルです。
コンビニのコピー機についているタッチパネルは、
押したときの圧で、2枚あるパネルが指圧で引っ付いて反応するものですが
スマホは、強く押したからと言って反応が良くなることはありません。
それは静電容量式というシステムにみそがあります。
人間の体にはたくさんの水分があります。そして微量の電流もあります。
対してタッチパネルにも電気が流れています。
パネルに人の指が触れると、パネルと指からの電流が融合し、
それをタッチセンサーが、パネルのどの場所で変化があったのか、感知します。
そして、この場所にタッチした!と反応してくれるのです!
なので手袋をはいたままでは、パネルは反応してくれません。
また!雨などで、パネルの一部に水滴がついていたり、
指先が乾燥していて水分量が少ないと、タッチしてもパネルが気づいてくれない時もあります。
液晶
タッチパネルの下がやっと液晶です!
そもそも液晶って何でしょうか!
液晶とは、小学校で習った「個体・液体・機体」でいうと液体と固体の間に当てはまります。
どろっとしたもので、電圧によって配列の向きを変えます。
しかし、液晶はそれ自体が発光することが出来ません。
なので!バックライトで背面から光を当てます。
液晶は透過性がありますので光をとおし、ここで初めてはっきりと目に見て認識できる状態となります。
つまり、液晶への電力+バックライトの電力が必要なので
おのずと消費電力が発生してしまいます。
バックライト
液晶の下には、先ほどちらっと登場しました、バックライトです。
その名の通り、後ろからライトで照らしてくれている機能なのですが
コチラもとっても高機能です。
光自体はLEDですが、その光がしっかりと全体にいきわたるように、
反射してくれるフィルムが何枚も重ねられています。
ヒートシンク
その更に下にあるのがヒートシンクと呼ばれる銀色のパネルです。
iPhoneの機種により異なりますが、ヒートシンクが無いとホームボタンを接続できない機種もあります。
画面だけでも高機能!
画面にはホームボタンや、イヤースピーカーやフロントカメラ、FaceIDなど
様々なパーツが付いていますが、今回はコチラは割愛させていただきます。
しかし、画面だけでもここまで何層にもなっていて、それぞれが大変高機能です。
なのに全部合わせてもとっても薄い!!
毎日何となく使用しているスマホですが
最先端の技術が駆使された精密機器なのですね!
画面の不具合
ガラス割れや液晶漏れ以外にも画面の故障は、様々のものがあります。
そしてその中には
恐ろしいものもあります。
コチラの章ではその恐ろしい故障についてご紹介いたします。
ゴーストタッチ
名前からしてちょっと怖いですね!
ゴーストタッチとは・・・タッチしていないのに、勝手に操作されてしまう状態の事です。
勿論オカルトなお話ではありません。
コチラはタッチパネルの故障や、割れたガラスに反応して、
タッチパネルが誤認識を起こしてしまうことで起こります。
この症状の何が恐ろしいのか!
「勝手に初期化せざるを得ない」状態になってしまうことがかなり多いです。
もしもの時の為に、画面ロックをつけている方がほとんどですよね。
ではそのナンバーの入力を間違え続けると、どうなるでしょうか?
11回まちがえてしまうと、
「このiPhoneは使用できません iTunesに接続」という表示が現れます。
この表示がでたら、端末をリカバリーモードにして
初期化せざるをえません。
しかし、ゴーストタッチが発生すると、かなりのスピードで誤タッチが起きます。
あっという間に11回になってしまうのです。
このゴーストタッチでなくなく初期化になってしまうというのはよくあること。
こうなってしまったら、まず電源をOFF!!
迷わず修理か買い替えをご検討下さい。
電源がOFFできない場合は、ダッシュで修理店へ!
バックライトの故障
次がバックライトの故障です。
これは修理ではなかなか厳しい症状です。
パネルの構造でもお伝えした通り、
液晶は自分で発光することはできません。
バックライトで背面から照らして、初めてはっきり見えるようになります。
しかしそのバックライトが光らないとなると!
画面交換修理を行っても、画面が真っ暗。という状態になります。
「え?バックライトも画面についているなら、画面交換で直るんじゃないの?」
と思いますよね。
画面側のバックライトが故障している場合は画面交換で直る可能性があります。
しかし、バックライトに信号を送っている基板の部分が故障している場合は
パーツ交換修理では改善しません。
しかし、場合によっては、データは取り出せたりもするので
一度ご相談ください。
液晶も劣化します。
最後は怖い症状ではありませんがご紹介いたします。
どんなに割らずに大事に使用し続けていても、
液晶は経年劣化してしまいます。
バッテリーは劣化すると、
電源が入らなくなったり、減りが早くなったり、症状が大変分かりやすいのですが
画面の場合もじわじわと劣化していきますが
毎日見ているので、気が付かなかったりします。
液晶が劣化すると、白い画面を映していても
黄色くなります。
特に画面のはじから黄色くなります。
液晶漏れ
さて!当店にお持ち込みいただく画面交換の端末で、毎日目にするのは
液晶漏れです。
iPhoneのパネルとAndroidのパネルでは大きく異なるのは
Androidはタッチパネルが一緒に。
iPhoneは先述にもありますが、タッチパネルは分かれています。
強化ガラスの下にタッチパネルがあり、
その下に液晶
液晶漏れとは、画面に真っ黒なシミが出来てしまったり、
虹色の線やムラが出来てしまう状態のことです。
ガラス・タッチパネルを超えて、液晶に不具合がでているということは
かなりの衝撃が加わってしまったという事が分かります。
また、ドット抜け・光漏れ と言って、目をこらしてみると画面の1点だけが、明るくなっていたり、ちょっと暗いことがあります。
スマホスピタルの画面交換修理
さて!
画面の構造や、故障についてご紹介いたしましたが
画面のガラス割れ
液晶漏れ
タッチパネルの不具合
スマホスピタルなら全て一括して画面交換修理で解決です!
当店では、画面交換修理を行う際に
重度・軽度の判定があります。
それにより、修理料金もことなります。
そして、今後その端末をどのように使用していくかで
パネルを2択から選んでいただけます。
とにかく料金を抑えて、一時的に操作が出来るようにしたいのか
まだ普段使いするので安心できるパネルがいいのか
ニーズにお応えしたパネルをご紹介いたします。
また!異常なく修理が終了した場合は
3か月間の初期不良に対しての保証をお付けしております。
なので安心して修理をご依頼していただけます。