バッテリー修理について
iPhoneのバッテリーが急に10%以下に!?考えられる原因と対処法 | スマホスピタル
100%まで充電したはずなのにiPhoneのバッテリーが急に10%以下に…
iPhoneのバッテリーがおかしいんです、充電したはずなのに気付いたら切れかけてて…
このようなご相談を、スマホスピタルにご来店くださるお客様からよく頂きます。
iPhoneはカメラとして使ったり、ネットや動画を見たり、アプリで遊んだりと様々な使い方ができますが、中でも大事な機能は電話やメール、LINE。
突然バッテリーが切れてしまうようでは、安心して連絡を取り合うこともできませんよね。
今回は、実際の事例を元に、突然iPhoneのバッテリーが急に減ってしまう原因と対処法をご紹介します。
iPhoneのバッテリーが急に減って困っているという方、ぜひ参考になさってください。
多くの方は、日中充電せずにiPhoneを使うために、夜寝ている時に充電しているのではないでしょうか。
以前は「夜間充電ケーブルを挿しっぱなしはよくない」という話もよく聞かれましたが、実際のところはあまり心配いりません。
iPhone本体が賢くなり、充電の傾向を計測して満充電状態が続かないよう、自動的に調整してくれるからです。
そのようにして朝にはバッテリーがばっちり100%のiPhone。
家を出て、午前を過ぎてもまだ80%、夕方でもまだ60%と、バッテリー残量は十分です。
そして外も暗くなってきた帰宅時間、iPhoneを手に取ると…。
なんと、バッテリー残量10%!
バッテリーのアイコンが赤くなり、警告も表示されました。
ついさっき見たときはまだ50%以上残っていたはずなのに…!
今から充電する時間もなく、帰路についてすぐにiPhoneの電源は切れてしまいました。
不安になって家に着いてすぐに充電ケーブルを挿すと、ちゃんと充電が始まり、電源も入ります。
たまたま今日調子が悪かったのかな?と思いましたが、翌日もそれ以降も、バッテリー残量が50%くらいになると突然10%まで減ってしまい、症状が改善される気配はありません。
「もしかしてバッテリーがおかしくなったのかな?」
そう考えざるを得ない症状です。
iPhoneのバッテリーが急に減ると感じたら「バッテリーの状態」をチェック
「iPhoneのバッテリーがなんだかおかしい」
そう感じたら、まずはバッテリーの状態を調べましょう。
一番手軽にバッテリーの状態を確認する手段は、「バッテリーの状態」を見ること。
- 「設定」を開く
- 「バッテリー」を押す
- 「バッテリーの状態」を押す
以上の手順で、バッテリーの状態画面が表示されます。
この画面の「最大容量」の数値が、iPhoneのバッテリーの劣化度合いの目安になります。
80%を切っていたら、交換時期と考えて差し支えありません。
バッテリー残量のグラフも確認しよう
「バッテリー」の画面では、直近24時間のバッテリー残量がグラフで見れます。
このグラフを見れば、1日のバッテリーの減り方が一目瞭然。
「残量が十分だったはずなのに突然バッテリーがなくなった!」
という方は、このグラフをじっくりと見てみましょう。
ゲームや動画といったアプリのせいでバッテリーが消耗されているなら、グラフは右下に向かって緩やかに下降していると思います。
この場合は、原因となるアプリの使用を控えることで、バッテリーの消耗を抑えられます。
しかし、アプリを立ち上げてもいないのに当然バッテリーが50%→10%に減るような症状の場合、グラフの動きが異なるんですね。
50%付近まで緩やかに下降していたのに、突然ナイアガラの滝のように10%まで急降下する様子が、グラフから見て取れるはず。
グラフにこのような動きが現れている場合は、バッテリーの異常である可能性が極めて高いでしょう。
iPhoneのバッテリーが急に減る原因は経年劣化
満充電したはずのiPhoneのバッテリーが、50%など一定の残量から突然10%以下に減ってしまう。
ほとんどの場合、その原因はバッテリーの経年劣化です。
iPhoneに搭載されているリチウムバッテリーには耐用年数=寿命があり、言ってしまえばバッテリーは消耗品。
iPhoneのバッテリーは「フル充電を500回繰り返した後も最大容量80%を維持できる」ように設計されているとAppleは説明しています。
これは言い方を変えれば、フル充電500回で、バッテリーの最大容量は20%も劣化してしまう、ということ。
フル充電500回は、ざっくり言うと1年半〜2年ほど。
iPhoneを普通に2年使い続ければ、これだけバッテリーは消耗してしまう、ということなんです。
そこまで消耗したバッテリーなら、不具合が起こり始めてもおかしくありません。
iPhoneに限らず、劣化したバッテリーでは
- 満充電したはずなのに短時間でバッテリーが切れる
- バッテリー残量が正確に表示されない
- 残量十分だったはずなのに突然バッテリー切れの警告が出る
このような症状が現れます。
症状によってはiOSの不具合の可能性も
「バッテリーの消耗が早い」
「バッテリー残量のグラフを見ると綺麗に右肩下がり」
iPhoneで、しかも購入して間もないのに上記のような症状が出る場合は、iOSの不具合の可能性があります。
iPhoneをコントロールするiOSは、iPhoneにまつわる全ての機能をコントロールしており、バッテリーも例外ではありません。
iOSのアップデートにより、バッテリーの状態がおかしくなった、消耗が激しくなった、という声はよく聞かれます。
しかしこういったケースは、必ずしも異常とは限りません。
iOSアップデート直後は、iPhoneのアプリやデータを最適化するために、通常よりバッテリーを多く使ってしまいます。
慌てずに、数日様子を見てみましょう。
また、iOSに問題があった場合には、次回のアップデートで修正されることがほとんどです。
iOSの最新アップデートが配信されたら、アップデートをしてみましょう。
iPhoneのバッテリーが急に減る症状を改善する確実な対処法はバッテリー交換
iPhoneのバッテリーが急に減ってしまう症状、その確実な対処法は、バッテリーの交換です。
なだらかにバッテリーが消耗していくなら、バッテリーの消費を少しでも減らすように設定を工夫することで、対処することも可能。
しかし、十分あるはずのバッテリーが急になくなるというような症状では、設定でどれだけ工夫しても対処に限界があります。
なにより、いつ突然バッテリーが切れるか分からない状態では、不安でまともにiPhoneを使えません。
経年劣化したバッテリーが勝手に回復してくれることも、まずありえないことです。
しかし、バッテリーを交換すれば、ほぼ確実に症状を改善できるだけでなく、新品同様のバッテリーの持ちが戻ってきます。
安心して、同じiPhoneを使い続けられますよ。
バッテリーが急に減る症状でお悩みの方、その症状を改善するためにも、バッテリー交換を検討してみましょう。
iPhoneのバッテリーを交換するならどこがおすすめ?
iPhoneのバッテリー交換は、修理ルートによっては1日以上の預かり修理になったり、iPhoneの中のデータが消えてしまう場合があります。
毎日使うiPhoneだけに、預かり修理やデータ消去は困る方も多いことでしょう。
また、できるだけ費用も安く済ませたいところですよね。
しかし、スマホスピタルなら、iPhoneのバッテリー交換は最短当日15分、中のデータそのままで修理いたします。
iPhoneを1日預けたり、データをバックアップから復旧したりする手間はありません。
飛び込みの修理も大歓迎ですが、事前に電話またはネットでご予約いただければ、待ち時間なしの受付も可能です。
iPhoneのバッテリーでお悩みの方、今すぐスマホスピタルまでご相談くださいませ。
2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。
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