
バッテリー修理について
何年使える?古いiPhoneをバッテリー交換で使い続ける方法 | スマホスピタル
iPhoneの充電持ちの悪さを感じ、バッテリー交換に興味をお持ちではないでしょうか?
毎年新しいシリーズが発売されるiPhoneですが、端末価格は約10〜20万円と高騰が続いています。当然、本体性能は向上しているものの、人によってはオーバースペックであり、「現状のiPhoneでも性能は十分だし、充電持ちの悪化だけで数十万円をかけて機種変更をするのは…」と悩む方は多いはずです。
結論から申し上げますと、充電持ちの悪化した古いiPhoneでもバッテリー交換を行えば、まだまだ使用することができます。
今回は「古いiPhoneをバッテリー交換で使い続ける方法」を主題に、バッテリーの寿命やバッテリー交換にかかる費用などについて解説していきたいと思います。
Contents
iPhoneのバッテリー寿命は2〜3年
iPhoneのバッテリー寿命は、一般的に2〜3年と言われています。
本体内蔵のリチウムイオン電池は使用年数に応じて経年劣化を起こし、最終的には電池として完全に機能しなくなります。一度劣化したバッテリーは元に戻ることはなく、症状改善にはバッテリー交換が必要にはなりますが、逆にバッテリー交換を行えば古いスマホでも再び2〜3年使えるようになります。
なお、iPhoneには現状のバッテリー状態を指し示す「バッテリー最大容量」があり、「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態と充電」から確認ができます。ここに表示される数値が80%を下回っている場合、既に交換タイミングを迎えている状態です。
ただし、これはあくまでも目安であり、80%以上でも利便性の悪化を実感しているようであれば、バッテリー交換による恩恵は大きく感じられると言えるでしょう。
バッテリー劣化によって現れる症状
バッテリー劣化によって現れる症状としては、下記が代表例です。
- バッテリーの減りが早い
- バッテリー残量が瞬間的に減る
- すぐに本体が発熱する
- 突然電源が落ちる
- 充電ができない
- 電源が入らない
- リンゴループを起こす(再起動を繰り返す症状)
- 本体に膨らみを感じる(バッテリー膨張)
初期症状としては充電持ちの悪化と比較的軽度ですが、バッテリー劣化を放置し続けると次第に症状が悪化していきます。
特に危険な状態なのが「バッテリー膨張」です。バッテリーに使われているリチウムイオン電池は劣化でガスが発生・充満するとバッテリーパックが膨張し、内部からの圧力によって本体が膨らんだり、それによってフロントパネルが剥離してしまうことがあります。
また、このガスは可燃性であり、落下など本体に衝撃が加わった際に発火するケースもあります。スマホのバッテリー劣化を起因とする事故は世界中で起こっており、火災といった二次被害を防ぐことはもちろん、iPhone内のデータを損失しないためにも、適切にバッテリー交換を行うことが重要だと言えます。
古いiPhoneのバッテリー交換の依頼先
古いiPhoneのバッテリー交換の依頼先としては、「Apple」「キャリアショップ」「民間のスマホ修理店」の3つが候補に挙げられます。
1つ目、Appleについては「Apple Storeでの店頭修理」と「リペアセンターでの配送修理」の2つから選ぶことができますが、古いiPhoneだとパーツ在庫が無いことも多く、リペアセンターでの修理を余儀なくされることが予想されます。
配送修理の場合、本体の運送期間も発生することから、修理期間は7〜10日間が目安。また修理には本体初期化(データ削除)が必須事項となっています。したがって、仕事等でiPhoneを使用している方、長期間手元にスマホが無いと困る方は予め注意が必要です。
2つ目のキャリアショップに関しては、あくまでもAppleの修理依頼窓口であり、実際の修理はAppleのリペアセンターで行われます。ゆえに修理費用・修理期間・修理要項もAppleと同じではありますが、店舗が全国各地にあるという点では利便性が高いと言えるでしょう。
3つ目は当店スマホスピタルを含む、民間のスマホ修理でのバッテリー交換です。安く・早く・修理でデータが消えない点がメリットですが、修理店によってパーツ品質にムラがあります。そのため「近所にあるから」といった理由で安易に決める前に、実績や口コミを調べておくことをおすすめします。
iPhoneのバッテリー交換費用
モデル・シリーズ | Apple (AppleCare+あり) |
Apple (AppleCare+なし) |
スマホスピタル |
iPhone 15 | 0円 | 15,800円 | 9,480円〜 |
iPhone 14 | 15,800円 | 8,980円〜 | |
iPhone 13 | 14,500円 | 8,480円〜 | |
iPhone 12 | 14,500円 | 7,980円〜 | |
iPhone 11 | 14,500円 | 6,980円〜 | |
iPhone X | サポート対象外 | サポート対象外 | 5,980円〜 |
iPhone 8 | 0円 | 11,200円 | 5,480円〜 |
iPhone 7 | 11,200円 | 4,980円〜 | |
iPhone 6 | サポート対象外 | サポート対象外 | 4,980円〜 |
iPhone 5 | 4,980円〜 | ||
iPhone 4 | 5,480円〜 | ||
iPhone SE (第3世代) | 0円 | 11,200円 | 5,980円〜 |
iPhone SE (第2世代) | 0円 | 11,200円 | 5,480円〜 |
iPhone SE (第1世代) | サポート対象外 | サポート対象外 | 4,980円〜 |
※税込価格 / 参考:Apple,スマホスピタル 新宿店(2025年4月時点)
iPhoneのバッテリー交換費用は、0円〜15,800円(税込)が目安です。
Appleでのバッテリー交換は、有料保証プラン「AppleCare+」に加入済み&バッテリーの最大容量80未満に低下している場合は無償交換が可能です。なお、修理対象モデルはiPhone 7までとなっているため、それ以前のモデルのバッテリー交換をご希望の場合は民間のスマホを利用しましょう。
当店スマホスピタルではiPhone 4~iPhone 15、iPhone SEに関しては全モデルのバッテリー交換に対応しています。中でもiPhone 8等はバッテリー交換によって使用を続けているお客様も多く、多数の交換実績を保有しています。
自己修理によるバッテリー交換の危険性
ネット上にはiPhoneの修理動画が公開されており、見様見真似でiPhoneのバッテリー交換をご自身でされる方もいらっしゃいますが非推奨です。
当店では自己修理によって「電源が入らなくなった」「画面が映らなくなってしまった」「ケーブルが千切れてしまった」といった内容で修理依頼を承ることも多く、バッテリー交換は決して簡単な作業ではないことが分かります。
また自己修理を行う場合は、交換用のバッテリーも自分で調達する必要があります。この際、知識が無いゆえに低品質のバッテリーを選んでしまうと、修理前よりも性能が低下してしまったり、異臭を放つケースなどもあります。
安く済ませる為に自己修理を選んだものの、状態が悪化して修理料金がかさんでしまっては本末転倒です。こういった自己修理のリスクを踏まえると、初めからプロに依頼した方が安牌と言えるでしょう。
古いiPhoneのバッテリー交換事例
ここでは旧世代のiPhoneを対象に、当店スマホスピタルで実施に行ったバッテリー交換の事例を紹介していきたいと思います。
- 事例①:iPhone 7のバッテリー交換
- 事例②:iPhone 8のバッテリー交換
- 事例③:iPhone Xのバッテリー交換
事例①:iPhone 7のバッテリー交換
こちらは2016年発売のiPhone 7のバッテリー交換事例です。
iPhone 7ともなるとバッテリー交換を複数回行っている端末が多いものの、本件は初めてのバッテリー交換とのこと。バッテリー膨張などは特に起きておらず比較的綺麗な状態でしたが、バッテリー最大容量は77%まで低下しており、使用を続ける場合はバッテリー交換が必要な状態でした。
早速、バッテリー交換の作業に取り掛かり、約30分で完了。バッテリー交換後には、最大容量が100%に復活していることが写真からわかります。
「iPhone 7のバッテリー交換」の詳細はこちら
事例②:iPhone 8のバッテリー交換
こちらは2025年現在でもユーザーの多い、iPhone 8のバッテリー交換事例です。
状態としては、バッテリー膨張によってフロントパネルが完全に剥離し、基板が丸出しの状態でした。このような状態は発火や水没のリスクが非常に高いため、バッテリー膨張を起こした場合はすぐにバッテリー交換を行うことが重要です。
なお、膨張したバッテリーは外的な衝撃に弱く、作業ミスによって発火を招く恐れもあります。当店スタッフが慎重にバッテリーを取り外した後、新品のバッテリーに交換。作業完了後はしっかりと本体内部にバッテリーが収まり、これまで通りに正常に使えるようになりました。
「iPhone 8のバッテリー交換」の詳細はこちら
事例③:iPhone Xのバッテリー交換
こちらはバッテリー膨張によって画面が浮いてしまったiPhone Xの修理事例です。
ご覧の通り、バッテリー膨張による内部圧力で画面が湾曲しています。今回は幸いにも画面が割れずに済んでいますが、画面が割れるケースもあり、その場合はバッテリー交換と画面交換の2つの修理が必要になります。
作業完了後はバッテリーが本体内部に収まるようになり、さらに画面の湾曲も解消していることがわかります。仮に画面が割れていたり、湾曲が直らない場合についても画面交換修理を承っておりますので、お気軽にご相談ください。
「iPhone Xのバッテリー交換」の詳細はこちら
iPhoneのバッテリー交換は『スマホスピタル』にお任せください!
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スマホスピタルは150万台以上の修理実績を持つ修理業者であり、総務省登録修理業者として厳しい技術・品質をクリアしております。iPhoneに関しては多数の修理実績を保有しており、安心して修理をお任せいただけます。※修理実績はiPhone・スマホ・ゲーム機の数値
データは基本的にそのまま、修理に関しても最短即日、修理後は最長6ヶ月の保証がつきます。ご予約不要で飛び込みのご来店でも無料相談・お見積りを承っております。ぜひお近くのスマホスピタルまでご相談ください!

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