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iPadのバッテリー診断はどうすればいい?確認したいポイントと劣化を防ぐ使い方を紹介 | スマホスピタル

バッテリー残量がなくなったiPadのイメージ写真

近年タブレット端末の人気が再び上昇しており、医療や教育の現場でも活用されるようになりました。

そんなタブレット端末の定番といえば、やっぱり「iPad」シリーズ。

iPhoneと同等の操作性と高性能、手ごろなモデルから液タブ代わりにもなるハイエンドモデルまで幅広い選択肢があり、老若男女を問わず多くの方から指示を集めています。

そんなiPadですが、当然ながら使用をすればするほど、本体の各部品は劣化をしていきます。

特に気を付けなければいけないのが「バッテリーの劣化」。

消耗品であるバッテリーは、日々の使用でどんどん劣化していく一方で、その進行に気付きにくいという問題があります。

そこで今回は、iPadバッテリーの劣化を確認する診断方法と、バッテリーの劣化を防ぐ使い方をご紹介します。

iPadのバッテリー状態を確認する方法…は現在ありません

iPadには、「バッテリーの状態」を自分で確認する方法がありません。

iPhoneは「設定」からバッテリーの状態を確認する方法があるため、iPadでも同じようにできるのでは?と思ってしまいがちです。

ですが、同じ画面をiPadで開いても、「バッテリーの状態」という項目がありません。

過去には外部アプリを使用することでバッテリーの劣化具合をチェックできましたが、iOS12以降それも不可能となりました。

どうしてもバッテリーの状態を知りたい場合は、「Apple Store」か「アップル正規サービスプロバイダ」の店舗に直接行って、バッテリー診断をしてもらうしかありません。

iPadのバッテリー劣化を抑える使い方

iPadを充電しながら使用しているイメージ写真

iPadに限らず、多くの端末で使用されるリチウムイオンバッテリーは消耗品であるため、必ず劣化はしていきます。

しかし、適切な使い方をすればバッテリーの劣化速度を遅くすることは可能です。

バッテリーの劣化を遅らせるためには、以下のような点に注意が必要です。

1.バッテリーの充電回数
2.過放電と過充電
3.バッテリーの発熱

一つずつ解説していきます。

1.バッテリーの充電回数

バッテリーは、充電を繰り返すことによって劣化していきます。

iPadのバッテリーの場合、約500回充電を行うとバッテリーの最大容量が半分になるとされています。

500回というのは1日1回充電をすると約1年半、1日2回充電をすると9ヶ月という数字です。

つまり、充電をこまめにしすぎて回数を増やしてしまうと、劣化の速度を速めてしまう恐れがあります。

2.過放電と過充電

バッテリーは、過放電と過充電を行うと大きな負荷がかかり、劣化を速めてしまいます。

「過放電」とはバッテリーが0%になるまで使い切りそのまま放置すること、「過充電」はバッテリーが100%の状態になってもそのまま充電を続けることを指します。

日常的にiPadを使用していれば、「過放電」になることはあまりありません。

一方で、使わない時は常に充電ケーブルを挿しているような扱い方をしていると、意図せず「過充電」の状態になってしまっている場合があります。(充電しながら使用している場合など)

100%まで充電できたら、なるべく充電器から外しておくことをおすすめします。

また、長期間iPadを使わない場合は、ある程度充電した上で電源を切っておくと、過放電を防げます。

3.バッテリーの発熱

バッテリーは熱に弱く、高温状態が続くとバッテリーの劣化につながっていきます。

iPadに限らず、デジタル端末は高負荷の状態が続いたり充電をしている時に、高温になりがち。

とくにiPadの場合、ゲームアプリやグラフィック編集のアプリを利用する方が多く、それらのアプリの使用中はどうしても本体が高温になります。

注意したいのは、充電しながらそれらのアプリを使用すること。

充電による発熱とアプリによる高負荷のダブルパンチで、触れるのも辛いくらいの高温になってしまう場合があり、バッテリーにも大きなダメージを与えます。

アプリの利用と充電は同時に行わないよう、気をつけましょう。

バッテリーの劣化具合を判断するポイント

iPadを背面から見たイメージ写真

前述の通り、iPadはバッテリーの状態を直接知ることができません。

しかし、iPadを使っている時に現れる症状で、バッテリーの劣化具合を推測することは可能です。

具体的には、以下のような症状が現れ始めたら、バッテリーの劣化を疑いましょう。

1.アプリが頻繁に落ちる

iPadを使っていて、これまで問題のなかったアプリが頻繁に落ちるようになったら、バッテリーの劣化が考えられます。

バッテリーの劣化が進むと発熱しやすくなるため、本体の発熱と相まってiPadが高温になりやすくなります。

高温状態が続くと、アプリの動作に支障をきたし、動きが悪くなったりアプリが落ちたりする症状が現れます。

利用に支障をきたすほどにアプリが頻繁に落ちるようになったら、バッテリーの劣化を疑いましょう。

2.バッテリーが持たなくなった

バッテリーは劣化が進行すると最大容量がどんどん減っていくため、だんだんと持ちが悪くなっていきます。

100%まで充電したはずなのに、以前よりもバッテリーの持ちが明らかに悪くなってきたと感じたら、バッテリーの劣化が進行していると考えていいでしょう。

他にも、一定の残量になると突然減りが早くなる、まだ充電が残っていたはずなのに電源が落ちてしまう、などの症状が出ている場合、バッテリーの劣化が相当進行していると考えられます。

バッテリー交換を検討すべきiPadの症状まとめ

以下のような症状が現れたら、バッテリーの交換をおすすめします。

1.本体が以前よりも熱くなりやすい
2.充電が長持ちしない
3.画面が浮き上がってきた
4.アプリが頻繁に落ちる
5.購入してから2年以上経っている

とくに注意したいのが、iPadの画面が浮き上がってきたとき。

これはバッテリーの劣化が進行して、バッテリーの膨張が始まっているサインです。

膨張したバッテリーはiPadの画面やフレームの破損につながるだけでなく、最悪の場合破裂してしまう恐れも。

バッテリーの膨張が疑われる場合は、迷わずバッテリーの交換をしましょう。

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iPadのバッテリー劣化のサインを確認できたらなるべく早く交換を

iPadはiPhoneと比べると、グラフィック制作や勉学、ゲームなど、より特定の目的のために利用する傾向が強い端末です。

スマホと違い常に持ち歩くようなものでもないため、バッテリーの劣化にはどうしても気付きにくいもの。

また、本体が大きい分バッテリーのサイズも大きいので、iPhoneに比べるとバッテリーが長持ちするため、余計に劣化に気付きにくくなっています。

しかし、バッテリーを使っている以上は必ず劣化してしまうので、ある日突然使えなくなる可能性も十分に考えられます。

いざと言う時に使えなくて困る、というような状況を防ぐためにも、iPadのバッテリーの状態をこまめにチェックして、劣化しているなと感じたら早めにバッテリーを交換しましょう。

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2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。

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