デュアルSIMとデュアルスタンバイは何が違う？理解できるとスペック表がもっとわかる！ | スマホスピタル

デュアルSIMとデュアルスタンバイは違う

デュアルSIMとは、一台のスマートフォンに二枚のSIMカードスロットがあり、同時に挿しておくことによって、一台のスマートフォンでSIMの切り替え（＝電話番号の切り替えや、それを応用したユーザーの切り替え、通話SIMとデータSIMを使い分けることによる節約等）をすることができる…という機能で、iPhoneでは2018年モデルからeSIMと併用することでデュアルSIMを可能にしています。

Androidスマートフォンでは、デュアルSIMはよく見ます（eSIMではなく、カード式のものが二枚と数えるとして）。

しかし、Androidスマートフォンなどで、スペックの表をよく見ると「デュアルSIM」…と書いてあるほか、「デュアルスタンバイ」とも書いてある機種がいくつか存在します。デュアルスタンバイはデュアルSIMとは違うのでしょうか？

いわゆる「DSDS（＝デュアルSIM・デュアルスタンバイ）」と呼ばれるその能力に注目してみましょう。

デュアルスタンバイとは

まず、デュアルスタンバイであるスマートフォンは必ずデュアルSIMです。

デュアルスタンバイとは、二枚のSIMが同時に待ち受け可能であることを言います。

例えば、あなたが二枚SIMを持っていて、どちらかのSIMの電話番号に着信がかかってきたとします。
デュアルSIM・シングルスタンバイ（DSSS）であるスマートフォンの場合、「今動かしているSIM」の着信しか受け取ることができません。

しかし、デュアルSIM・デュアルスタンバイ（DSDS）であれば、二つのSIMを常に動かせる状態にしているため、どちらのSIMの着信も受け取れるのです。

この仕様のため、デュアルSIM・シングルスタンバイのスマートフォンを持つくらいなら、スマートフォンとガラケーで分けた方が良い！という方もいます。
たしかに、結局着信が同時に受け取れないのであればSIMを二枚挿しておく必要はないでしょう。

そのため、デュアルスタンバイであるかどうかは、とても重要なことなのです。

自分が使いたい機能やこれだけは譲れない！というものを、しっかりできるかどうかを見てスマートフォンを選ぶことで資金の節約にも繋がりますし、スペック表を理解できるだけでその機能がわかりやすくなります。

自分が使うスマートフォンは自分でしっかりと選べるようにすると、スマートフォン選びが楽しくなりますよ！

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