スタッフブログ
iPhoneが温かい…これって大丈夫? | スマホスピタル
iPhoneのパーツ交換修理を行っております、スマホスピタル西宮北口店です(‘◇’)ゞ
修理にお持ち込み頂いたお客様からのご相談で、
「iPhoneが熱を持つことがあるんだけど、これって大丈夫?」といったものがちらほらとあります。
多少の熱ならまだしも、結構な温かさを端末から感じると不安に思う事もあるかと思います。
本日は熱を持ってしまう原因についてのお話です!
端末が熱を持ってしまう主な原因は3つあり、
- ・CPUの稼働による発熱
- ・バッテリー劣化による発熱
- ・外部気温による発熱
上記の3つであり、この暑い時期だと外部気温による発熱にも注意が必要です。
CPUの稼働による発熱
CPUとは人間でいう脳の部分となり、様々な処理を行っている場所になります。
操作に応じて処理を行うため、人間が身体を動かして汗をかくのと同様に、CPUも熱を持ちます。
処理の多い動画やカメラ、アプリゲームなどを起動させていると、容量が少なり、
CPUへの負担が大きくなり発熱しやすくなります。
バッテリー劣化による発熱
バッテリーの寿命が近づくことによって、発熱が起こることもあります。
とはいえバッテリーが直接発熱をするというわけではなく、バッテリーが劣化してしまうと
充電の最大容量の低下がみられるようになります。
そうなると「充電の持ちが悪い」といった症状がみられます。
劣化してバッテリーの性能が落ちているにも関わらず、以前と変わらないパフォーマンスを維持する為
多くの電力を消費する事となってしまうため、発熱しやすくなります。
外部気温による発熱
直射日光が当たっていたり、外部気温が高いと上手く放熱が出来ない場合があります。
内部で発生する熱を放熱する構造になっていますが、放熱速度より加熱速度が上回ってしまうと
熱が端末に蓄積されていってしまいます。
ですので、夏のこの時期は端末の発熱に加えて、熱によるバッテリーの劣化を速めてしまう
事もあるため、注意が必要です。
発熱が気になるということであれば、しっかりとした対策が必要です。
- ・バックグラウンドで動いているアプリを閉じる
マルチタスクを開いた時にたくさんのアプリがずら~っと並んでいたりしませんか?
マルチタスク上で閉じない限り、1度開いたアプリはこっそり裏で動いてくれています。
これは再度起動させた時に素早く動けるようにといった配慮なのですが、
動いてくれている分、処理能力をその分食べてしまうため、起動してしばらく使わないアプリは
さくっと閉じてしまいましょう。
- ・空き容量を増やす
空き容量には余裕を持っている方が、CPUも動きやすいです。
使わないアプリや写真や動画など、複数あったりする場合は削除を。
- ・処理の重たいアプリの起動には注意を
代表的なものでいうと、アプリゲームです。
最近は高性能なものが多いのですが、その全てを再現するには高い処理能力が必要です。
処理の容量が足りなかったりするとアプリが落ちてしまうことも・・・。
また処理するものが多いという事は充電の消耗も早く、CPUがフル稼働するので発熱しがちです。
- ・充電しながらの操作は控える
蓄電しながらの使用は本体にもバッテリーにも負担となってしまうので、充電するときは
そのまま触らずにいることが無難です。間違っても動画を見たりゲームをしたりはしないように。
間違った冷却方法は決してしないように!
本体が熱いのをなんとか早く下げたい!
とはやる気持ちはわかりますが、絶対に行ってほしくない行為があります。
- ・冷蔵庫に入れる
- ・保冷剤を端末に当てる
この2点は絶対に×です。
急激な冷却は本体内部に結露を起こしてしまう可能性があります。
過度な結露は水没と変わりありませんので、メイン基板自体がダメになってしまう
可能性があります。
保冷剤も同様です。急激な冷却に加えて、保冷剤から出来る結露で水没する可能性も。
冷却はうちわや扇風機などの冷風で!
急がば回れと言いますが、本体を冷やすのも緩やかに。
電源を切って、放置もしくは気になる場合は扇風機を回しておいておくなどが効果的です。
iPhoneの発熱はゆるやかなものであれば怖がることはありません。
しかし!熱すぎるといった場合や、対応に失敗してしまうと
思わぬ故障を招く可能性があります。
日ごろからバックアップはこまめに!しっかり対応できるように事前に対処方を知っておきましょう!
CONTACT
お気軽にお問い合わせください
ご使用中のスマホの故障・水没・再起動の繰り返しなど、不具合に関するご質問やスタッフ募集、フランチャイズ加盟店募集、法人契約についてなどお気軽にお問合せください。確認次第、メールでご返信させていただきます。